百七番槍 全てコイツの責任です
え…?
ふぇぇぇぇ!!??
何で?
何で完結設定になってるの!?
ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!
今日何となくマイページ確認したらですね、日の本のお殿様が完結済み小説扱いになってました…。
い、いじってないよそんな設定!
多分…。
え~…。
誤解させてしまった皆様に、深くお詫び申し上げます…。
ごめんなさい。
これからもしつこく書きたいと思いますので、よろしくお願いします。
「俺さ~、家康倒したいんだよね~」
「そうなん?お前さんがやるなら協力しちゃうよ~!で、計画は?」
「まずは毛利家の--……」
「…了解した」
安国寺恵瓊は、友達の石田三成に家康討伐計画を聞かされた。
三成の計画とあらば、恵瓊が反対するわけもなく。
その計画を現実にすべく、恵瓊はすぐに動いた。
三成から指令を受けた。と言った方がしっくり来るかもしれない。
その指令とは…。
「輝元様!石田三成が家康討伐のために挙兵します!そこで、総大将をお願いします!」
恵瓊にとって自らの主君。
毛利輝元を総大将に担ぎ上げることだった。
突然のことに難しい顔をする輝元。
すると、横にいた吉川広家が猛反対した。
「はっ!?お前バカじゃねーの?今、流れは完全に家康だろ!挙兵したら確実に負けるぞ!」
時の流れを正しく読める人ならば、三成に味方などしないのが普通だった。
それほどまでに家康の力は大きかったのだ。
しかし、ここで折れては三成に会わせる顔がない。
恵瓊も頑張った。
「いえ!必ず家康を討てるはずです!太閤の遺言を無視する家康は討つべきなのです!一生のお願い!ね?ダメっていうなら切腹します!」
「ぬぅぅ…。恵瓊がそこまで言うなら…」
こうして、輝元を総大将にすることに成功したのだが…。
関ヶ原の戦いで三成が負けたことにより、恵瓊は窮地にたたされた。
広家が家康と内通していたのだ。
そして、輝元の処分を考えていた家康に向かって広家は言い放った。
「我が毛利家が西軍の総大将になったのは全て恵瓊のせいです。うちらは知りません」
なん…だと…?
全責任俺に有りだと?
恵瓊はすぐに京に逃亡した。
しかし、すぐに逮捕。
堺を引き回された後、京の六条河原で儚く散った。
そんなわけで、暗黒JK…もとい安国寺恵瓊の逸話でした。
何だよ暗黒JKって…。
暗黒な女子高生…。
はい。「戦国鍋TV」ネタです。
えと、安国寺恵瓊は毛利家の外交僧です。
時代を読むセンスは素晴らしかったはずなんですが…。
「信長の世は終わり、次は藤吉郎だろう」と言って見事的中させたり…。
最後は広家のほうが上手だったってことですかね!
因みに、安国寺恵瓊は大名じゃないらしいです。
聞いた話しですが…。
しかし完結済みになってたときは焦ったぁ…。