百五番槍 お願いします閻魔様!
サークルとかで夜大学内を歩いてると「本当に大学生なんだな~」って感じます。
未だに信じられないんですよ。
そして、忙しいんですよ…。
水曜日と金曜日はマシですが…。
「おい兼次さん!あんたの家臣が私のお父さん殺した!何でよ!」
「…それは、申し訳ない…」
数日前、直江兼次の家臣が殺人を犯した。
今その遺族が訴えを起こそうと兼次のもとにやってきたのである。
「慰謝料を払ってやれ」
兼次から家臣に下った処分は慰謝料だった。
しかし…。
「お金なんかいらない!私たちはお父さんに会いたいの!今すぐ生き返らせて!」
遺族の一人が無茶を言った。
「…死人を生き返らせることはできない。慰謝料で勘弁して」
「人を殺せるんだから生き返らせることもできるでしょ!早く生き返らせてよ!」
全く納得しようとしない遺族。
「…わかった」
兼次は小さく返事をすると…。
「!!?きゃあ!」
刀を抜いて遺族を打ち首にした。
そして、それをさらした。
「閻魔大王様へ。遣いの者を出しましたので、どうか死人をお返しください。直江兼次より」
首の横にはそう書いた立て札を立てたのだった。
兼次の手紙も虚しく、閻魔大王様は死者を返してはくれなかった。
有名な逸話ですね。
直江兼次の閻魔大王への手紙でした。
明日も閻魔大王繋がりで書いてみようかな…。
通学の電車で座れると小説かけるからいいですよね~。
ははは。電車30分待ちだ!