九十番槍 クレームは宝!
晴美
「最近、更新ペースが遅くないか?」
乙葉
「作者さん、昨日は誤字訂正してましたが、それ以外の日は夜中2時までゲームやってるので…」
由佳
「じゃあ時間も無いわけですよね…」
お殿様となった堀秀政。
ついに城を持つことになったのだが…。
「大変です!秀政様!」
家臣が慌てて秀政のもとへやってきた。
「どしたの?」
「こ、こんなものが城下町に…!」
家臣が秀政に差し出した物。
それは…。
「立て札…?」
「はいっ!ここには30もの秀政様の悪口が書かれています!」
家臣がそう言うので、秀政はその立て札に書かれた文を読んでみた。
「ほう…。家臣の待遇が悪い…。町人の態度が最悪…。なるほどなぁ」
「こんなもの立てかけたやつ、わちきがとっ捕まえてケチョンケチョンにしてやりますぜ!」
立ち上がって拳を構える家臣。
「ふぅむ。ちょっと待っててな」
秀政は、立て札を読み終えると、憤る家臣をよそに別室に移動した。
そして、しばらくするとしっかりとした服装に着替えて出てきた。
そして、札を頭の上に掲げた。
「なんと…!こんな貴重な意見を貰えるとは!きっと天からの贈り物だよ!ありがたい。家宝にしよう!」
「あの…秀政様…?」
呆気に取られた家臣。
そんなことは気にせず、秀政は役人たちを呼び寄せた。
「家臣の待遇や町人の態度が悪い!即座に改善しろ!良いな?」
そう命令した。
その後しばらくすると…。
「大変です!秀政様!」
この前のように、慌てた様子でやってきた家臣。
「今度は何だい?」
「また立て札が…!」
なんと、再び立て札が立ったという報告だった。
「ほう…」
秀政は、立て札に目を通した。
「いやぁ、さすがは秀政様!悪いところが無くなりました!感動しました。勝手に批判したことを、どうかお許しくださいませ」
そこには、秀政を称える文が書かれていた。
その出来事以降、人々は秀政を「名人」と呼び、尊敬した。
堀秀政のクレーム処理でした。
いや、これ現在でも使えるお話なんですよ!
大手焼き肉チェーン「牛角」は、クレーム付けたら割り引きなんてサービスしてまで集めたくらいですから。
クレームが無い=カンペキなもの。
じゃあ、クレーム集めればいいんだ!
そうして牛角はチェーン店になるまで成長したのです。
まさに秀政戦法。
このお殿様、他にもかなり素晴らしい逸話が残ってます。
まぁそれは、別の機会に!
私の中で最高の戦国武将です!