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十番槍 歴史を変えた謀反人2

こんな小説もおかげ様で早くも十話!


読んで頂いた方に心より感謝します!


それと、途中から「~番槍」って付けみました。

カウントし易くなってませんか…?



今回は明智光秀です。


若い頃のお話です。

ある日、友人と二人で某所に出掛けた織田信長の家臣、明智光秀。


その帰り道での出来事。


「お?なんじゃこりゃ?」


光秀は馬を止め、地面に落ちていた木彫りの置物を拾い上げた。


挿絵(By みてみん)



光秀の少し前を走っていた友人が、光秀がいないのに気付き戻ってきた。


「光秀!どこ行ったかと思ったぜ。ん?何だそれ?」


光秀の友人は、光秀が手にした木彫りの置物を指差して聞いた。


「あ~悪い。何か落ちてたんだ」


「拾い食いもいい加減にしないと腹壊すぜ~」


「いや、今回は食い物じゃないし…。ほら!」


光秀は木彫りの置物を友人に手渡した。


友人は馬から降りて、それをよく見てみた。


「おお!これは大黒様じゃん!縁起がいいねぇ!(今、『今回』って言った?前回は拾い食いを?)」


「大黒様?」


光秀が聞き返した。


「そうよ!千人の上に立つえら~い神様なんだよ!縁起がいいから大事にしろよ!」


「ふ~ん…。千人ねぇ…。普通の人間にも千人位なら扱えるってのに…。千人じゃ軍として弱いし…。その程度の神様ならいらんわっ!お前にやるよ!」


「ちょっ…。え~…。(普通拾い物を人に渡す…?)」


友人は仕方無く受け取った。

光秀が若い頃のお話でした。


光秀は、大黒様の像を拾いました。


それを友達に見せた所、「それは大黒様と言って、千人の上に立つ有り難い神様だ」と言われたらしいです。


すると光秀は、「千人なら並みの人間でも上に立てる。その程度の神様などいらん」と言って友達にあげたらしいです。



大黒様も光秀にとっては大したものではなかったんですね。



第十話は光秀でした。


因みに、サブタイトルは偉人ごとに決めていく予定です。

ですから、「2、3…」などもあります。



またまだ頑張りますので、よろしくお願いします。

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