一番槍 東北の独眼竜
さあ始まりました「日の本のお殿様」!
記念すべき第一回目は伊達政宗です!
勿論、物語の内容は史実です。
「ん~。この茶器は何て素晴らしいのだろう…。色、艶、形、そして重さ。何を取っても非の打ち所がない!素晴らし過ぎる!」
こちらの殿様は伊達政宗。
独眼で有名。
今も根強い人気有り!
彼は茶器がとても気に入っている様子。
「素晴らしい!もっとよくこの茶器の姿を見てみようじゃないか!ってうわっ!?」
うっかり手を滑らせてしまった。
しかし、持ち前の反射神経を駆使して見事キャッチ。
事なきを得た。
「ふ~…。危ない…。私としたことが焦ってしまった…。というか…」
様子がおかしい政宗。
「というか…。茶器のぶんざいで私を焦らせやがって!ふざけるな!貴様などこうしてやる!!」
バギーン!
政宗は5秒前まで素晴らしいと評価していた茶器を叩き割った…。
伊達政宗は、素晴らしいと評価した茶器を、「自分を焦らせた」として叩き割った。
勿論自分が手を滑らせただけ。
茶器は悪くない!
凄まじいお殿様ですね…。
こんな感じで史実をちょっとした物語として紹介していきたいと思います。
illustration:上杉姫虎さん。