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【登場人物解説】 第二章のキャラクターについて

第二章を読んでくださった方向けです

 ★月野葉瑠


 主人公。重度のシスコンでセツナ依存症でイヴのことが好き。シャルミヌートに全幅の信頼を寄せています。


 姉との決戦を経て、半分人間・半分は神の使いという『半神使』に変貌しました。

 そのため何年経っても見た目が変わらない不老体質になってしまっています。

 神使としての能力は今のところ『手の平から輝力を含んだ水を生成する』というもの。発現したばかりなので戦闘面では使い物になりません。


 良く言えば思いやりのある性格、悪く言えば考えすぎて遠慮しがちになる性格で、特にセツナに対しては気を遣って接しています。彼女の体調面や現状に引け目があるようです。


 学校での人間関係は良好ですが、半神使と化した事実をひた隠しにして過ごさなければならないため、あまり気は休まりません。何よりも身体能力の劇的な向上がとても厄介で、騒ぎを起こして迷惑をかけないよう四苦八苦しています。


 一方で、シャルミヌートにだけは自然体で接することが出来ているのです。半神使化のことなど、諸々の事情を含めて一切の隠し事がなく、余計な気を遣わずに話せる彼女の存在は葉瑠にとって非常に貴重で尊いものなのです。


 第一章における葉瑠はいわゆる「一般人」としての側面が強かったんですが、第二章では複数の人から少々歪んだ考え方をしていると指摘されるようになります。

 と言っても「自分が気に入った人を盲信してしまう」という性質は元々の設定通り。別にイヴとの別れをきっかけに変わってしまったとかではなく、元からああいうキャラです。


 好きなアイスはチョコミント。

 嫌いなアイスはバナナ系。


 生粋の黒スト派でしたが、とある一件からガーターベルトの魅力に取り憑かれてしまいました。




 ★セツナ


 引き続き登場の葉瑠のパートナー。

 純潔で高潔な心優しい神の使い。葉瑠の命の恩人であり、セツナにとっても彼は命の恩人。

 葉瑠にとってただ一人の家族と言える存在であり、深刻なレベルで依存されていますが、セツナもまたそれを快く受け入れています。互いが互いを求めて離したがらない共依存関係。


 ミラとの決戦を終え、後遺症が残りました。視力が低下し、体力も衰えています。内包する輝力も以前ほどではなく、神使として全体的に弱体化してしまった感じですね。

 また、無意識のうちに瞬間移動能力を行使して町中を徘徊しているようです。その時の記憶はとても曖昧で、ほとんど覚えていないようです。

 第一章においては葉瑠が世話を焼かれることが多かったのですが、第二章では逆にセツナの方が危なっかしいことになっています。要介護ぽんこつヒロイン。


 友達がいません。本人も欲しいと思っていません。神から贈与されたマンションを所有しているけど誰にも部屋を貸し出していません。


 瞬間移動能力、ステルス化能力、高度な狙撃技術を持つとても優秀な神使。他の神使に比べるとかなり輝力量が多い(今は弱体化しているのでそうでもない)。

 さらに料理、裁縫、掃除、洗濯を完璧にこなす有能な人物。


 主人公の葉瑠以外でただ一人一話から出ているメインキャラですが、とにかく謎の多いキャラ。神使に転生した経緯とかもワケあり。伏線の権化。


 生粋の黒ニーソ派であり、実は自分の絶対領域に絶対の自信があるようです。


 好きなアイスは特にない。

 嫌いなアイスも特にないけど強いて言うならチョコミント。




 ★クライア様


 地球を管轄とする女神。

 神域の中でも相当強いですが、作中ではボコボコにされてた記憶しかないですね。いつも相手が悪い。

 第二章でもフルボッコにされつつ、二人がかりでシルヴァニアンに致命傷を負わせることに成功します。とりあえず今後もちょくちょく出てくる予定のキャラ。


 基本的に何も食べない。強いて言うならチョコミントのアイスは嫌い。




 ★大悪魔シルヴァニアン


 第二章から出てきた兎型の大悪魔。

 現状唯一の『悪魔を生み出す悪魔』であり、物凄く厄介な能力です。

 生み出す悪魔は自身の分身で、分身が見たもの、聴いたもの、触れたものの情報は全て本体に伝達されます。したがって慢性的に分身をばら撒いておく事で、本体は常に安全圏を確保できるのが強み。

 能力自体は戦闘向きではないですが、素のスペックが高く普通に戦っても強いため、総じて討伐の難しい悪魔と言えるでしょう。


 この悪魔が突如地球に来訪したことが、葉瑠が神域に足を踏み入れるきっかけとなりました。その他にも葉瑠の内心に色々と影響を与えていくことになりそうです。


 元人間の大悪魔が連続して出たので人型でない悪魔を出そうと思って作った即興キャラ。設定とかは第一章が終わった後に急いで考えたので大変でした……。




 ★デザルーキ卿


 神域のトップ層・覇天峰位の一員。

 銅鑼みたいな姿をした偉い神様。シルヴァニアンと似た理由ですが、人型ではない神を出そうと思って作った即興キャラ。元々出る予定も無かったのですが話の都合上急遽出すことにしました。本当に急いで作ったキャラなので今後出るかは分かりません。


 光線や光弾などの実体のない攻撃を反射できる体質。たぶんクライア様のビームとこの体質を巧みに組み合わせてシルヴァニアンを追い詰めたんだと思われます。戦闘を書く気力がなかったのでそこら辺はテキトー。


 通称『部屋』と呼ばれる異空間を作れます。最大八分間のみ(連れ込むメンバーが強いほど時間が減少)、定員はどう頑張っても四体までという使い勝手の悪さ。おまけに敵があまりにも強い奴だと連れ込むことさえできないようです。と言っても非常に強力な能力であることに変わりはありませんが。


 覇天峰位の神は「卿」付けで呼ばれるのが通例です。表向き、神同士に上下関係はありませんが、覇天峰位の神は畏怖と尊敬を込められてそう呼ばれるのです。




 ★イヴ


 第一章メインヒロイン。故人。葉瑠の元婚約者で相思相愛でした。

 かつてイヴだった花は葉瑠の部屋で育てられています。亡くなってなお葉瑠に絶大な影響を与えている存在。

 イヴのことになると葉瑠が異様に前のめりになるので、それを嫌がるセツナは露骨にイヴの話題を避けています。

 当然ですが、葉瑠の夢に出てくるイヴは本物のイヴではありません。全て葉瑠の頭の中の出来事でしかありません。




 ★大悪魔ミラ(月野凪)


 重度のブラコン。故人。

 この小説を書き始めたきっかけのキャラ。作中における葉瑠の受難を突き詰めていくと大体この人が元凶という結論に至ります(月野夫妻が真の元凶とも言えますが)。


 好きなアイスは甘酒アイス。

 嫌いなアイスはチョコミント。

 幼い葉瑠が善意でチョコミントをお裾分けしてくれる事もありました。頑張って食べていました。















 ★大悪魔シャルミヌート


 第二章第一話より登場した悪魔。

 その正体は、たった四体で構成される最強の悪魔組織『ドゥーム』の一角。


 カナダ出身(両親は共にブリティッシュ)の元人間であり、黒スト派だった葉瑠をガーターベルト派に改宗させた生粋のガーターベルター。抜群のプロポーションを誇る巨乳美女。


 悪魔とは思えないほど理性的な悪魔。

 ほぼ全ての悪魔が抱える殺戮衝動を完璧に抑え込んでいます。さらに、極めて高精度な魔力操作が出来るようで、普段葉瑠と会う時は魔力を完全に抑えた状態。そうしなければ葉瑠の身が持たないのです。


 自他共に認める暇人で、特に用事もないのに葉瑠の部屋に来ます。悪魔としての活動はあまりしていないようです。


 葉瑠との関係は非常に良好で、ふらりと家を訪れては馬鹿な話で盛り上がっているようです。葉瑠の境遇を大体把握していることもあり、他の人物には打ち明けたりしない心情を吐露されたりもします。様々な事情からセツナや友人に遠慮しがちな葉瑠にとって、ありのままの自然体で会話することが出来る唯一の存在です。


 服装は痴女みたいですが、痴女扱いされると怒ります。意外と下ネタ耐性が無いです(嫌いではない)。


 葉瑠、凪、セツナと同じく、この作品において明確な役割を持って生まれた最初期のキャラクター。イヴやクライア様より先に生まれていたキャラです。

 簡単に言うと物語開始前からガチガチに設定を固めてあったキャラですが、ストーリーの都合上第一章には出せませんでした。ずっと出番待ち状態でした。


 悪魔としての特殊能力は現状不明ですが、設定自体はとっくに完成しているので今後のストーリーで。


 好きなアイスはミルクアイス。ミルクの濃さ=美味さという短絡的思想の持ち主。

 嫌いなアイスはチョコミント。筋金入りのアンチ。




 ★覇天峰位


 神域のトップ層。実力的にも実績的にも凄い神の集まり。『ドゥーム』の調査を熱心にしているようです。

 クライア様はここに加わる予定でしたが辞退しました。なんか気に食わないらしいです。

 セツナと何かしら関係がある模様。




 ★『ドゥーム』


 まず前提として、作中における大悪魔という存在はめちゃくちゃ強い。その中でもさらに異次元の強さを誇るのが『ドゥーム』という組織です。

 大悪魔でありながら『大悪魔』という階層を突き抜けた僅か四体の超精鋭部隊。


 この"四体"については、すでにほとんど設定が決まっています。というのも、『ドゥーム』がこの作品におけるキーパーソンというか、とても重要なキャラクター達だからです。


 現時点で四体中三体が既に登場済み。その内の二体は名前も判明していますね。

 今後の活躍に期待ということで。




 第三章に続きます。

 

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