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【登場人物ざっくり解説】第五章のキャラクターについて

 ★月野葉瑠


 新たなる神王。今回で完全に人間を辞めることになりました。碌に戦闘経験もないくせに強大な力を自在に操れるようになり、上位格の大悪魔を然程苦も無く倒せるほどになりました。これでまだ完全体ではないというのですから、葉瑠が複雑な心境に至るのも納得です。


 セツナもあんなことになってますし、信頼していたミヌートとも別れたため、常に孤独を感じている状態です。それを表面に出すことは彼の性格上あまり無いと思いますが、フラストレーション自体はじわじわと溜まっているはずです。そろそろ爆発するかな? 




 ★セツナ


 出番が少ない……。出たとしても全然喋らないし。

 時々、この子を本作のメインヒロインと呼んでいいのか分からなくなりますが……まぁ、このキャラに関しては本当にこれからだと思います。序盤から地道にコツコツ曇らせていたのですが、ようやく雨が降るところまでセッティング出来たかな? 

 セツナというキャラは雨が降ってナンボのキャラだと思ってますので、真価を発揮するのは六章以降かと思われます。




 ★神王セラフィオス/大悪魔ゾフィオス


 この物語のキーパーソン。神々の王でもあり、元『ドゥーム』でもあります。

 葉瑠のガイド兼相談役も務めます。彼は基本的に何も知らないので、セツナにしろこのキャラにしろ毎度ガイド役が必要になってくるんですよね。そろそろ独り立ちさせたいです。その方が書いてて楽ですし……。


 明確な性別はないです。作中におけるセラフィオスの二人称は「彼女」ですが、これは読み手に分かりやすくするためであって正確な表現ではありません。


 葉瑠とシャルミヌートの仲を引き裂いた、というのは作中でも書かれた通りですが、セラもセラで色々大変な使命を背負っているんで仕方ないですね。誰が悪いってわけでもないです。


 キーパーソンというだけあり、かなり前から考えていたキャラクターですが、登場は大分遅くなってしまいました。しかし当分の間出突っ張りになる予定なので、自然とキャラは立ってくると思います。




 ★ステラティア卿


 ロリータファッションのクールビューティーな女神。当初から葉瑠に対して友好的で、神域側と葉瑠の橋渡し的な役割を担ってくれました。


 ぶっちゃけると即興キャラです。無性にロリータファッションのキャラを出したくなり、無理矢理登場させました。あとクールな敬語ヒロインも好きなのでその属性も付与しました。何しろ橋渡し的な役割さえ全うしてくれたら誰でも務まるポジションなので、自分の好みをふんだんに入れました。




 ★パルシド卿


 これまた初っ端から葉瑠に友好的な神域の元トップ。あんな若造がいきなりトップに躍り出ても全く疎んだりしない、非常に良くできた性格の持ち主。

 中級レベルの大悪魔なら単騎で撃破可能なほどの実力者で、神域だと葉瑠に次ぐ巨大な戦力です。周りからの信頼も厚く、完璧な人物のようなのですが……セツナに関しては何やら秘密があるようですね。

 多分次章で明らかになると思います。




 ★天霧月/ポッピンラブキッス


 三章以来久々に登場。この章はこのキャラを書いてる間が一番楽しかったです。全体的にとにかくシリアスな展開の中、この子のようなキャラは必須ですね。色々悩みの絶えない葉瑠にとっても非常に有難い存在になると思います。

 今後も何とか出番を捻出したいところです。




 ★シャルミヌート


 前章ラストで不本意ながら葉瑠と決別した大悪魔。

 今まで出番が多すぎた反動で今回は出番少なめ。

 とは言っても、このキャラに関しては今後バンバン出てくることが確定付けられているので大丈夫です。


 自分の手で葉瑠を殺してあげたい、という思考の元、悪魔王と口論をしていましたが……葉瑠の方はシャルミヌートにだけは殺されたくないと思っているようです。



 ★エメラナクォーツ


 皆勤賞のキャラ。出番少ない。

 今章ではシャルミヌートに説教しただけ。基本的に正論しか言ってないですね。



 ★ガルヴェライザ


 神域における目下最大の脅威として、作中のキャラクターは幾度もこの名前を口にしていました……が、肝心の本人は出番がなかったですね。出した気がしたんですが気のせいでした。



 ★悪魔王


 狂界以外の全てを滅ぼそうとしている存在。

 セラフィオスや『ドゥーム』すらまるで寄せ付けないほどの力があるようです。


 今回はワガママを言うシャルミヌートを完全にシャットアウトし、一方的に恨みを買っていましたが、もちろん王の方は気にしていません。


 葉瑠のことを四六時中見守っています。とにかく退屈すぎるので、もはや葉瑠の行く末にしか興味がありません。











 ★カリン=ラフォンテーヌ


『ハート家』使用人。待望のお嬢様口調キャラ。

 非常に特殊なキャラクターです。第五章のラストはこの子の挨拶で幕を閉じる形になりました。


 作中だとインパクト重視でさも突然出てきたかのように書いたのですが、設定自体は昔から固めてあります。このキャラが口にした「ハート家」についてもしっかり考えてあるのでご安心ください。


 そして、カリンのキャラ紹介をする上で、絶対に避けては通れない事項があります。

 それは『葉瑠の呼び方』です。

 作中のキャラが葉瑠のことを呼ぶ際、「ハル」と「葉瑠」の二組に分かれます。つまりカタカナ表記で呼ぶキャラと漢字表記で呼ぶキャラに分かれているんですね。

 これは作者の気まぐれとかではなく、ちゃんとした明確な基準があります。それを元に、キャラごとに区別して呼ばせています。実は第一章からずーっとなんです。


 ミラは「葉瑠」表記です。イヴも、シャルミヌートも「葉瑠」です。

 悪魔王は「ハル」表記です。クライアも、セラフィオスも「ハル」です。


 セツナは「ハル」と呼びます。

 カリンは「葉瑠」と呼びます。


 それでは第六章もよろしくお願いします。


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