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2ページ 貴族と音楽と魔法

唐突に赤ん坊になるという衝撃の体験から3年。


「るり・ろるふぉす、さんしゃいです!」

……自分がこれを言っていると思うと寒気がしたが、感じなかったことにする。


さて、前に私のお世話をしていたメイド、スーという茶髪をお下げにした少女が言っていた「音楽に興味がある=すごい貴族になれるかも」という意味が3歳になってようやくわかった。

わかるまでずっと気になって夜しか眠れなかったのはここだけのお話。めっちゃ心配されたけど大丈夫だよー、元気だよー。


どうやらここは異世界で、魔法や楽器で演奏する音楽やそれを発表するステージが人を評価する基準の一つとなっているらしい。

楽器での演奏はまだわかるが魔法の演奏ってなんやねん。


でも嬉しい!とりあえず戦えるの絶対条件とかじゃなくてよかった!!

現代日本出身にそれはキツい。残念ながらメンタルは鋼でなくいいとこお豆腐だ。モンスターとかと戦うなんて、ゲームならまだしもリアルでとか無理です。白旗振る以外ありえない。


……こほん。話を戻そう。

2歳くらいからカスタネットなどの打楽器、3歳になってからピアノのレッスンを積んだ。

そして今日のレッスンで、初めて魔法での演奏を習う予定だ。


ファンタジーの定番、魔法。それも大好きな音楽を奏でるためのものとあらばテンションが上がってしまうのは仕方ない……よね?

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