16話 一回日本に帰ろうぜ
昨日はすんませんでした。
では、どうぞー
「よし、一回帰ろうぜ。」
戻ってきて1番のセリフです。
「え、どこに?」
「日本だよ日本。」
「え⁉︎帰れるの⁉︎」
そうなんです。帰れるんです!やったぜ。流石チート!
まぁ前に実験やったろ?あれでもうマーキングは済ませてあるからな!
「早速行っちまうか?」
「うん!」
なんか早すぎる気もするが、まぁいいか。
転移魔法発動ーーーーーーー
はい、日本着きました。
というか俺の家に着きました。
「おぉ、本当に我が家だな!」
「ここが闇馬君の家なんだね!」
奈々さんもはしゃいで?ます。というか、親いるかな?
ドアを開けてみると、
めっちゃ驚いた顔で、我が妹がこちらを見ていた。
「お兄ちゃん、今までどこ行ってたの…?」
「異世界。」
「そんなラノベみたいな…いや、案外事実かも…」
「案外じゃなくて事実だって。てか両親は?」
「…本気で言ってるの?」
「え?だって、俺の両親は別に死んでなんか」
「少し前に行方不明になったじゃない。それで私達二人だけになったのに、お兄ちゃんまで行方不明になっちゃって…私はずっと、一人だったんだよ。」
あぁ、めっちゃ迷惑かけたそうっす。
「ごめんな?一人にしちゃって。」
「ううん、帰ってきたからそのことはいいの。というかお兄ちゃん、そこの女は誰?」
「嫁の奈々。」
「…嫁?」
「あぁ、嫁だ。指環もお揃いだし、同居中だし。」
「私が一人だった時に、お兄ちゃんは女の子と二人でいちゃいちゃしていたと…
…1回死んで?」
どうしよう。
怒った妹が、めっちゃ怖いんですが…
なんか1分ずれたみたいっす
次回もよろしく!