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あぁ、何という理不尽だ!  作者: 柿野 かき
第1章 ダメージ無効+魔力無尽蔵ってマジですか?
11/16

11話 なんか些細な事でキレるようになっちゃってる⁉︎

【速報】天哉、暴走する

今回の暴走は結構軽い方ですのでご心配なく。

すぐに止まるし。

ではどうぞ〜


「おぉ、久しぶりだな、天野」


声をかけてみる。尚、その後ろにいる怖〜いお嬢様は完全無視でいく。

「あ、あぁ、久しぶりだな。」


「済まん、こっちにも色々とヤバイ事情があってさ、離れるっきゃ無かったんだよな。これからはちょくちょく手助けはするが、一緒には行動できないんだ。すまねぇ。」


言いたい事最初に全部打ち明ける。そして頭ぺこり。

奈々も慌てて合わせて来る。


「ご、ごめんなさい!」


「あら、逃げ出した闇馬君と藤澤さんじゃない。一体どんなご用事で舞い戻ってこられたのかしら?」


うわぁめっちゃ怖え。てかなんか肌寒いな。

いや、肌寒いだけじゃない。これはさしずめ「死の冷気」か?なんておっかねぇもん持ってるんだ。まぁ俺には効かないけど。


奈々は…大丈夫だな、怯えてはいるが無事…





ん?











……………怯えてる?奈々が?








**********************





やぁみんな、こんばんはかな?

俺だ、闇馬天哉だ。

今俺は何と、時間を止めているんだ!驚くだろう?

なぜ止めてんのかって?それはだな…




俺の体が、凄まじい速さであのお嬢様を殺しに 行ったからなんだ!

てかこれ、「俺」の第2人格な。今作った。


すげぇな俺、嫁を怯えさせただけでクラスメート殺そうとするなんて。

まぁそんな事も言えないんで、今絶賛阻止中なんだ!みんなも協力してくれ!


と言うのは冗談だがな。


まぁ何をするかと言うと、

「殺害」を「気絶させる」に変える。


……よし、うまく行ったみたいだ。

即興的に掛けたリミッター(1無量大数個)のラスト一個によりようやく気絶まで抑えることができた。あっぶねぇ!


これで俺の仕事は終わりだが、またこんなことありそうなんで、このまま残ろうと思う。と言うかこれ、パワー常時完全ロックだな。危ないったらありゃしねぇ。


怒り狂った俺の第一人格も頭冷えてきたみたいなんで、そろそろコントロールを明け渡すとするか!


じゃぁなみんな!もう出会いたくないぜ!

会うってことは俺が暴走したってことだからな!




**********************



「あぁ、ヤベェ…」

だいぶ頭が冴えてきたぜー?

いやはや我ながらコロッと暴走しちゃったなぁ。

気をつけなきゃ!

まずは回復。玲奈さんの傷を回復させます。最もリミッターのおかげでさして酷くないけど。

んで次。地面の復元。これはすぐ。

はい完了!後始末終了!ついでに風圧で飛び散った食べ物は全部元に戻して殺菌した。


「なぁ、天野?ご覧の通り、俺ちょっと強すぎちゃうんだよね。お判り?

理由はそれなんだ。悪いな。

頑張れよ魔王討伐!応援してるぜ!」


また言いたいことだけ言って逃げる。

天野君呆然としてるけど、俺の話聞いてたよな?

そう信じよう。


「奈々!一旦帰るぞ!」

「う、うん!」


名無し先輩(ノーネイム)の衣で奈々ごと隠してとっとと去る。

ニート先輩(バハムート)の空間を開いて、飛び込む!

よし戻ってきた。これで一件落着。

もっと話がしたかった感はあるが、まぁ仕方ないよなぐにじま!

テンション上げるためにちょっとボケて見たンゴ!


まぁいい。ともかく、さっきから振り回してばかりな奈々さんにお詫びを入れなきゃ。


「済まん、奈々。俺のせいで…」

「良いよ。私のために怒ってくれたんでしょ?

正直怖かったし。でも、もう少し抑えてくれると嬉しいかな?」

「ごめんな、本当に…」

「良いんだよ、って言っても聞かないでしょ?

そうだね、じゃぁ…

また一緒に行こ?」


そう言って笑う奈々は、本当に天使のようで。


「あぁ、必ず!」


応える声にも、かなりの力が入ってしまった。

それでまた奈々がびっくりしてしまったのは、まぁ一応書いておくとしよう。











どうでしたか?天哉の暴走。

これはまだ序の口。今回は即興のリミッターが役に立ちましたが、これからは役に立たないかも?

乞うご期待っす!



【ここからはお願い】

作者の野望のためにも、「面白かったら」是非高評価お願いします!

レビューとか書いてくださると感無量ですね!気が向きましたらよろしくお願いします!


(作者オススメ?感想の例 「強すぎww」)

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