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博士と助手と大発明

未来視と予定調和

作者: 風木守人

「また凄い事になってますね」

助手は薄暗い部屋、足元を走る複雑な配線を見て言った。

「ああ見てくれ」

博士は巨大な機械を叩いて、

「『ラプラス』と名付けた。未来すら予測出来る演算機だ」

「これで悪い未来を回避できますね」

それを聞いた博士は困惑した表情を浮かべた。

「どうかされましたか?」

「例えばなんだが……私が予知された未来を変えてしまったら」

「え、ええ」

「『ラプラス』は本当に未来を予知した、と言えるのか?」


ちょっと補足。


ⅰ 予知した未来を博士が変えた場合、『ラプラス』は未来を予知したとは言えない。何故なら博士の行動を予知できない事になるから。


ⅱ しかし、予知した未来を変えない/変えられない場合、『ラプラス』に存在意義はない。


つまり……。

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― 新着の感想 ―
[一言] 未来を変えられなくてもジョジ(以下略)風に言えば『覚悟ができ』ますよね。
[一言] このシリーズがすごく好きです。これからも頑張ってください!!
2012/04/30 17:59 退会済み
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