車窓の夜景【200文字】
流れ行く窓の向こうは 異質な世界
街灯下の街路樹は 季節感など問わぬ不思議な色
花の咲くように 彼方で煌めく観覧車
満潮の河口は水嵩高く 黒い鏡面に映る街の灯は
まるで揺れる星の空
天には白く丸い月と 同じく丸い淡い白虹
満ちた月光を受ける雲は 薄墨の絵の如く
風は完成の言葉を知らぬ画家 儚げな雲を絶え間無く流し
絵は貪欲に塗り替えられる
空と海との差は曖昧で 船の光で海だと知れる
闇を削る光は道具か?
可視の世界を 人の領地を創る為の
流れ行く窓の向こうは 異質な世界
街灯下の街路樹は 季節感など問わぬ不思議な色
花の咲くように 彼方で煌めく観覧車
満潮の河口は水嵩高く 黒い鏡面に映る街の灯は
まるで揺れる星の空
天には白く丸い月と 同じく丸い淡い白虹
満ちた月光を受ける雲は 薄墨の絵の如く
風は完成の言葉を知らぬ画家 儚げな雲を絶え間無く流し
絵は貪欲に塗り替えられる
空と海との差は曖昧で 船の光で海だと知れる
闇を削る光は道具か?
可視の世界を 人の領地を創る為の
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