ラストバトル 後編
遮断の力で影の手を防ぎきった可奈は、仰ぐように満月を見上げていた。
ブカブカの防護服が揺れ、マスクの奥からは感情の読めぬ静寂が漏れる。
風巻は一歩ずつ距離を詰めてくる。
その右腕と左腕は、虎と狼に獣化し、背後では鉄と化した本体が膨張していく。
「……遊びは終わりだ。従え。法に背く者よ」
その言葉とともに風巻が構えた瞬間、
可奈の前でふわりと紙が舞い落ちた。
──手書きのノート。そこには、可奈が書いた一節が現れる。
「誰にも触れられたくないの。
言葉も、視線も、暴力も。
私の中に、誰一人、届かないで」
その瞬間、可奈の周囲に見えない結界が膨張した。
影の手を無効化した遮断とは異なる、
詩そのものが現実となって、風巻の接触を拒絶する空間。
虎の右腕が彼女の腕に食らいつこうとした刹那、
ガスのように消えた。
鉄化した本体が彼女に体当たりしようとした瞬間、
霧のように弾かれた。
「……なに?」
風巻の眉がわずかに動いた。
彼には理解できなかった。
目の前の現象に論理がない。
「能力か?だが今のは……詠唱か?」
可奈は首をゆっくり傾け、
マスクの奥で何かを呟いた。
それは、新たな詩だった。
「おとぎばなしの中でいい
世界なんていらない
ほんとうのことは、もう充分」
彼女の周囲に茨のような幻想の植物が咲き誇る。
それは誰にも触れられず、ただ“触れることそのもの”を拒絶する意思の結晶。
風巻が再び距離を詰めようとした瞬間、
その足が空間に沈みかけた。
「この能力……ポエム……」
彼はようやく理解した。
だが──
「使いこなしているのか……!」
普段、多くを語らない東堂可奈の胸の中にある感情が爆発したのだろう、
本来の使い手である乃木坂涼子よりも遥かに高い適性があったようだ。
それが、彼の“正義”を初めて揺るがせた瞬間だった。
満月の光がビルの縁を照らし出す。
防護服を纏った少女は、その影に静かに立ち尽くしていた。
風巻の猛攻を遮断とポエムで耐えきった可奈。
その身は震えていた。寒さでも、恐怖でもない。
言葉にできない重さが、彼女の内側から吹き上がっていた。
誰にも見えないはずのその表情を、満月だけが見下ろしている。
そして、東堂可奈は──語り始めた。
「……うちはね、小さい頃からずっと部屋に鍵をかけられてたんだよ」
彼女の声は震えていた。
防護マスクの奥から絞り出すように、ひとこと、またひとこと。
「誰も入ってきてほしくなかった。……でも、入ってくる。勝手に」
「『お前なんて世界に存在しないだよ!』って……言われるたびに、気が狂いそうになってた」
「言葉も、手も、目線も、ぜんぶ暴力でさ……嫌なこといっぱいされた」
「だから、毛布にくるまって。部屋の隅っこで裸でガタガタ震えてた……」
彼女の背後で、ポエムの結界がふわりとまた膨らんだ。
優しい詩のような形をしていたが、どこまでも孤独の象徴だった。
「誰にも触られたくない。誰にも、何も聞かれたくない。
誰にも、名前を呼ばれたくない……」
「──私が叶えたい願いは、それだけ」
「誰にも触れられない世界に引きこもりたい」
「おとぎ話の中で、私ひとり。
そこに誰かの声も、目も、心もいらない」
「“さわらないで”っていう言葉、
本当に聞いてくれる世界がほしいだけなんよ」
その言葉と共に、風が止まった。
風巻大吾は数メートル先で、冷たく可奈を見つめていた。
彼の理屈では、可奈のこの願いは「誤り」だ。
世界に従わず、法を拒み、自由を望む者の象徴だからだ。
彼はその「誤り」を法によって正そうとする。
満月の光が一瞬、翳った。
それは風巻大吾の両腕が、再び猛獣の輪郭を帯び、背後の空気を振動させ始めたからだった。
「……そうか。拒絶か」
風巻はぽつりと呟いた。
その声音は冷たい鋼のようで、感情という熱を欠いていた。
「ならば、隔離してやる。永遠に」
彼は天を仰いだ。
その眼差しは、法典を掲げる判事のようだった。
「“秩序なき願いは、法に従って矯正される”」
その言葉と共に、風が収束し始めた。
ただの暴風ではない。
摩天楼の空気全体を巻き込みながら、高度数百メートルから地表へと向かって落ちてくる“沈降する風”――。
「ダウンバースト」
秩序の制裁。
法による断罪。
この暴風は、回避不可能なほど、圧倒的な質量と速度で襲ってくる。
「君の遮断は、直撃する暴風よりも強いかもしれない。
だが──下敷きになって継続的に加わる瓦礫の重みに耐えられるのか?」
鉄に変化した風巻は、両腕を前に突き出した。
「……落ちろ」
ドン――という音が空から響いた。
それは風の音ではなかった。
崩壊の前奏だった。
数十トンのコンクリートを含む空気の塊が、一気に摩天楼の頂上を貫くように降ってくる。
空気が押し潰され、音が消えた。
ビルの壁面が、骨のように砕け散った。
その下に居たのは、東堂可奈。
可奈は遮断の力を維持していたが、──遮断できるのは自分に加わる“力”であって、継続的に加わる“重さ”ではない。
無数の鉄骨が彼女のまわりに雪崩れ込んだ。
可奈、瓦礫の中
真っ暗闇だった。
防護マスクの視界に、亀裂が走る。
「……ごと……き、で……」
手を動かそうとしても、瓦礫が重くのしかかって動けない。
遮断の力はまだ周囲を包んでいたが、その内側でさえ、可奈の身体は音を上げていた。
「──終わらない!」
その声に、満月が再び照らし始める。
東堂可奈子は、血の混じる唇で囁いた。
瓦礫も、空も、
忘れたいものほど柔らかく。
消えて。かつて愛された街よ――
私の影を知る前に。
ポエムが世界を上書きした。
その言葉が、崩れ落ちるビル群の存在を「なかったもの」に変えていく。
瓦礫が溶けるように空に還り、鋼鉄の破片が、風にほどけて塵へと変わっていった。
だが――すべては消えなかった。
「……ッ、痛ッた……」
詩の能力が完全ではなかった。
文字を紙に書いて発動する形式を無視して、言葉だけで能力を発動させたため。不完全な形になったのだ。
心にも迷いがあった。
ポエムで無効化しきれなかった一片の鉄柱が、可奈の腹部を裂いていた。
彼女は膝をつく。
「……ああ……ちゃんと消したつもりだったのに……」
彼女の目の前で、崩落した摩天楼の残骸が無音で消滅していく。
けれど、自分の身体には確かに傷が残った。
風巻の声が頭上から降ってくる。
「詩などで現実を誤魔化すからだ。
人の世は、痛みと共に法に従ってこそ存在を保てる。」
彼は、鉄と獣の混成体となった両腕を構え、傷ついた可奈を見下ろしていた。
その目に、勝利の確信が宿っていた。
「お前の言葉では、俺の世界は崩せない。
言葉に、現実を裁く資格などない。」
だが、可奈は微笑んだ。
血に濡れながらも、彼女の声は静かだった。
「でも、消えたでしょう……あんたの切り札(瓦礫)が……」
その言葉に、一瞬、風巻の表情が揺らぐ。
「……だから何だ」
風巻大吾は足元の血を睨みながら呟いた。
摩天楼の崩落が“なかったこと”になったというのに、己の正義は一寸も揺らがない。
それどころか――怒りが、湧いた。
「“法”に逆らった詩人には、罰を」
彼は左腕を後ろに引く。
その動作に続いて、右腕が爆ぜた。
皮膚が裂け、筋繊維が捩れ、骨が軋んで――虎の前肢が生まれ落ちた。
鋼鉄の鬣を纏った獣の右腕。
肉食獣の蹂躙力と、鉄の重量が融合した**“断罪の虎爪”**。
その腕で、地面を踏み砕きながら可奈――疾駆する。
「――!!」
東堂可奈は詩を唱えようとしたその瞬間、風巻は真正面から突っ込んだ。
可奈は咄嗟に遮断の能力を展開する仕草を見せた。
だが、風巻の突進はそれすら予測済みだった。
「フェイクだ!遮断の術式は“今はおそら”使えない。
このまま、正面から、はらわたを抉る!」
風巻は真正面から、可奈子の腹に虎の右腕を叩き込んだ。
「がっ――!」
肋骨が折れた。肺が潰れた音が、可奈の脳内で鐘のように響いた。
血を吐き、宙に舞う。
遮断は、この一撃には間に合わなかった。
「“現実”とはな、力と法でできている。
――お前が逃げた“言葉”じゃない。
裁くのは法。執行するのは、力。
それが俺だ」
風巻は右腕の虎爪を振り払うように地面に突き立てた。
その轟音が、再び静まり返った“永遠の夜”に咆哮のように響いた。
血だまりに伏せた可奈の指が、ぴくりと動く。
「……それでも……私は……」
彼女はまだ、立ち上がろうとしていた。
血の匂いが静寂を侵していた。
空は黒く、地は砕け、ビルの残骸さえポエムで消えた摩天楼の屋上。
そこに、ただ一人の猛者が立っていた。
風巻大吾。
右腕は虎、左腕は狼、そしてその身体は溶けた鉄と化し、灼熱の重みをまとっている。
だが、その表情は戦士ではなく――法を執行する裁判官だった。
「なぜお前たちは従わない?」
彼は、膝をつく可奈の前に立ち、唸るように言った。
「なぜ“法”に従うことができない?
なぜ“正しさ”を他人の言葉で誤魔化す?」
可奈は呻き声を漏らし、答えない。
その沈黙さえも、風巻には無法者の無言の抵抗と映った。
「俺は間違ってなどいない。
俺の世界では、誰もが法に従って生きる。
それができれば、誰も罪を犯さない。
誰も泣かずに済む。
誰も争わずに済む。
ただルールに従えば、それでいいんだ。
それだけでいいんだ……」
風巻の声音が揺れた。
「それが、なぜ間違っている?」
――なぜ、誰も理解してくれなかった?
彼の目の奥に、人間という不条理への怒りと哀しみが同居していた。
「罰する。お前も、詩で法を欺いた。
ならば裁かれるべきだ。
ここが、法廷だ。
俺が、裁判官であり、執行人であり、――処刑人だ」
鉄の体が熱を帯び、右腕の虎が吠えた。
「終わりにしよう。
これ以上、“勝手な願い”が世界を壊さないように」
風巻大吾はゆっくりと、右腕を振りかぶった。
その姿は、神殿に立つ神のようであり――
人間の理解を拒む、機械仕掛けの正義そのものだった。
だが。
彼の目の前で、東堂可奈が――微笑んだ。
「……ふっ……ヒヒヒヒヒ……」
風巻の手が止まる。
「なに……?」
風巻大吾の鉄の右腕が振り下ろされる。
遮断も、ポエムも、もう唱えられない。
東堂可奈の身体は、血に濡れ、肺は潰れ、両脚も砕けている。
――彼女は死ぬ。
迫る死に、彼女は怯えた。
「……ああ……やだ……やだやだやだやだ……っ……!」
初めてだった。
ここまで“生”が遠ざかるのを知ったのは。
どんな詩でも、どんな芝居でも、ここまでの“死”は演じきれなかった。
演技では届かない“本物の死”が、いま触れようとしていた。
その瞬間――
脳が音を立てて壊れた。
「わたし……は……死神……私は……死神……私は死神なんだ……死んだふりなんかじゃない……! 私は本当に死神なんだ!!」
可奈、壊れた人形のように叫び始めた。
その声は、演技の域を超えていた。
滑稽な独り芝居が、やがて恐怖に染まり、狂気を通過し――存在の変容を呼び込む。
「私は……誰にも触れられない……誰にも干渉されない……私は“死”そのもの……!」
風巻の腕が止まった。
目の前の少女の身体が――黒く滲んでいる。
皮膚が煙のように剥がれ、黒衣が形成されていく。
髪が伸び、白目が抜け、瞳孔が逆流していく。
吐き出す息が、氷のように空気を凍らせる。
間宮一輝から奪った指輪が、演技に呼応した。
その指輪の能力は“演技の現実化”
「……なんだこれは……?お前……何を……」
風巻の腕が震える。
目の前にいるのは、もう東堂可奈ではない。
「……我、死を喰らいし者。
名は未だ無く、声は冥府より来たる。
終焉を装いし女は、真に終焉を得たり――」
空間がねじれる。
摩天楼の屋上に、死神の気配が立ち込めた。
東堂可奈は――死の恐怖を演じきり、恐怖に呑まれ、死神そのものに至った。
もはや彼女は人ではない。
演技は、現実を超えた。
「……これが……お前の、願いか?」
風巻の言葉は、もはや追いつけない。
死神が一歩、踏み出す。
その足音と共に、世界が凍る。
風巻大吾は拳を構えていた。
だが、その拳が震えていた。
目の前の「それ」は、もう少女ではなかった。
詩人でも、狂人でもない。
あれは――死そのものだった。
「――風も、鉄も、獣も。
あなたの“力”は、あまりにも生に偏りすぎている。
私は、生と死の“境界”を忘れた者。
裁きも、秩序も、私には届かない」
死神は、歩くたびに屋上の床を腐蝕させる。
可奈が一歩、進む。
風巻が衝撃波を放った。
だが――死神は分解された鉄の風を素通りして歩き続けた。
「ふざけるな……ッ、俺の“法”が通じないだと……?」
風巻の肉体が溶鉄に変わり、右腕を虎、左腕を狼とし、影の手をそこら中から生やさせた。
全ての能力を最大出力で発動させる“最終形態”。
法の番犬――風巻大吾の全力。
「死神だろうが何だろうが、お前の存在は法に反している。
――ならば、排除するまでだ!」
風巻が駆けた。
殴った。
燃えた。
切り裂いた、死神の全身を包み――
……何も届かない。
死神はそのすべてを“死”に変えた。
「この夜は、永遠のもの。
法の光は、もう昇らない。」
風巻の右腕が、黒い霧に包まれ――砕けた。
左腕も、脚も、影の手も。
鉄が“死”に感染して朽ち果てていく。
「やめろ……まだ、俺には……法を敷く使命が……!」
風巻が叫ぶ。
「俺はっ……!!
世界を正しくしたいだけだったんだ……ッ!!
お前らみたいに勝手な願いを叶えられてたまるか……!!
なんで……なんで俺だけ……!!」
「――それが“死”だよ、風巻大吾」
死神はそっと彼の額に指を添えた。
次の瞬間、風巻の身体は、音もなく崩れ落ちた。
それは、死体ですらなかった。
鉄も肉も魂も、ただ“存在そのもの”が削り取られたような、完全な“終わり”。
風巻大吾は、敗れた。
夜の摩天楼に、沈黙が戻る。
摩天楼の屋上に広がる沈黙。
そこに残されたのは、風巻大吾の“痕跡”すら存在しない空間と、
その場にひとり立つ、死神となった東堂可奈の影。
……そして、その高みに。
十二の椅子が現れる。
玉座、吊床、拷問椅子、花の籠、鉄の処女、道化椅子、王冠付きのトイレ、三日月の岩座、焼けた聖書の束、蜘蛛の巣のクッション、肉で編まれた玉座、そして――骨の椅子。
そこに、十二の悪魔たちが現れた。
それぞれの契約者の敗北と勝利を祝福するでもなく、静かに眺める。
先に口を開いたのは、ナベリウス。
道化椅子に腰掛けたまま、骨のように細い指で宙をなぞる。
「おやおや、これはこれは。まさか“演技”が“実体”を超えるなんてねぇ。
舞台も最高潮。幕引きにしては、上出来過ぎるほど」
グラシャ=ラボラスが、空に浮かぶ天秤の模様を描いた。
「秩序に取り憑かれた獣は、秩序に裏切られる。
可奈子の願いは理解不能だが、少なくとも――“人”には戻れまいな」
マルバスは、獣の目で可奈子を見下ろしながら呻いた。
「牙も爪も、喉元に届かぬ死神には通じぬ。
風巻は己の“正しさ”に、喰われたのだ」
アンドラスは頭をかきながら、笑うでも泣くでもなく言った。
「“願い”とは実に脆い。
だが、“脆さ”こそが人間の本質だ。
……たとえ死神に堕ちようと、それもまた“欲”の延長線に過ぎん」
骨の椅子の主――アスタロトが立ち上がる。
その声は、地獄の全ての悪魔たちに届くほどに重く、静かだった。
「十二の戦い、終わりたり。
法も、愛も、憎しみも、虚構に過ぎず。
欲望こそが魂の言語であったと、我らは再確認した。
人よ、踊れ。
舞台は“永遠の夜”。
光の届かぬ場所こそ、欲望の最果て」
彼は手を叩いた。
その音と共に、椅子たちは霧のように消えていく。
悪魔たちは各々の契約者の指輪を手にしながら、静かに、地獄の門へと還っていった。
最後に残ったのは、誰とも契約していない第十三の椅子。
そこに腰を下ろしたのは――もう人ではない、死神となった可奈だった。
彼女の目は、何も映していない。
夜は、まだ明けない。
悪魔たちは去った。
風巻大吾は敗れ、指輪は砕けた。
摩天楼の屋上には、もはや誰もいない。
――誰にも、触れられない。
誰にも、話しかけられない。
誰にも、見つけられない。
その願いは、完全に叶っていた。
東堂可奈――否、今や彼女に名はない。
かつて少女であり、詩人であり、狂人であり、そして今は死神。
彼女の願いは、「誰にも触れられない世界で、永遠に引きこもること」。
今、その世界は完全に彼女のものになった。
摩天楼には人の気配もなく、車も走らず、時計の針も止まっている。
夜は明けない。太陽は顔を見せない。
星もなく、月もなく、ただひとつ、少女の影だけがこの世界を照らしていた。
「これで、もう大丈夫。
誰にも壊されない。
誰にも見つからない。
誰にも近づかれない。
ずっと、ずっと、わたしだけの夜――」
声に応えるものはいない。
詩を聴く者も、演技に騙される者も、抱きしめてくれる誰かも、ここには存在しない。
だが彼女は、笑っていた。
寂しげでも、狂気じみてもなく――穏やかに。
「……ようやく、演技じゃない“本当のわたし”に、なれた気がする」
その姿はまるで、幼いころに捨てられた舞台で、独りきりで幕が下りるのを待っていた少女のようだった。
彼女の足元に、ボロボロのガスマスクが落ちていた。
もうそれを被る必要はない。
誰にも見られることは、もうないのだから。
風は止み、時は凍る。
永遠の夜に、たった一人だけの死神が、静かに座している。
願いは、確かに叶った。




