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卒業

作者: 名無し

末っ子が今年の春、卒業入学の節目を迎え気忙しい年度末

何かと予定があり、筆が止まることはご容赦ください

(え?待ってないからいいって?)


現世の人間的な所用においては

物質的に必要な物や、物理的に時間を要する

つまり、礼儀作法にのっとり正装をしたり、時間に遅れないようにしなければならない


大人として常識的な振る舞いをすること

さすがに年の功でそつなくこなせるようにはなったが

過去には紆余曲折しまくりだった


長男の幼稚園の卒園式には遅刻したし、長女の小学校の卒業式は爆睡していて記憶が無い

他にもネタはたくさんあるが、過去の恥を書きたい訳ではないので内緒にしとく


常識や普通という概念については散々書いてきた

思い込みや偏見であり、人間皆違う


今までの人生で、何度変な奴と言われたことか

ガチの変人は、ヘンなの、と言われることに喜びを感じたりする(私のこと)


けれども、人から変な奴呼ばわりされたことのない人間なんていないと思う

同じ人間などいないのだから、全員お互い変なのである

自分自身を常識とするのなら、異なる他人は皆おかしいことになる


もう世間の常識に縛られたり、普通であろうとすることからは卒業

世の中を見てごらん

ぶっ飛んだことばかり

普通じゃないのが普通

変な奴しかいない

(もはや私が一番常識的)


この世界で浮かないように、目立たないように

一生懸命、常識的で普通であろうとしてきた

はみ出たり飛び出したりする人間を排除するような社会だったから

突出した個性を認めない世の中だった


今は多様性を認め、他人を尊重する社会へと変化した

皆違うのが当たり前、良い悪いの判断は不要

人生や生き方の選択も自由で、幸せに正解は無い


この支配からの卒業~(尾崎豊)

夜の校舎窓ガラス壊してまわったりしなくてよいのである

もう本当の自分に辿り着けたのだ

調べてみたら1985年の曲、あれから40年…

空から尾崎も笑って見ているだろうか


間もなく末っ子の卒業式

なるべく目につかないように皆と同じような服を選ぶのもやめた

気分が上がるかわいいワンピースにショートジャケットを着ることにした

ブラックフォーマルも型にはめなくていい

パールの代わりに水晶のアクセサリーにしよう


頑張ってきた自分と子どもたちのめでたい門出なんだから

楽しまないとね

正装に囚われて遅刻したり、退屈な式に居眠りなんてもう御免

(べ、別にトラウマじゃないし)


寝坊して遅刻しないようにだけはしたいかな…

(死亡フラグじゃないっ)


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