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幻獣神の再会

ベヒーモス 【幻獣神】

ミックスよりも巨躯で歴戦の戦士として戦ってきた生々しい傷と逞しい身体つきをしている。三本の角を持つ顔した豪快な獣王(顔のイメージはトリケラトプスです)

ミックス同様に大きな斧を扱う。

前のミノアとの戦いで左側の角は折れてしまった。

ミックス同様にジズとレヴィアタンから子作りを迫られた過去があるが子どもは出来なかった。

**********************


東のでの真・魔王オルガーナが醜小鬼(ゴブリン)達の数を増やし、進化させた影響はベヒーモスが作った【西の深淵の森】に棲む魔物達が大移動をし始めたと警護に当たっていた兵士がガルディア城に緊急の報告を入れると冒険者や有翼族(ハーピィ)の騎士団が警戒をしていたが、魔物達はガルディアを素通りするように北の山脈を付近に沿って侵攻をしているのだ。


ガルディアの城壁から様子を見ていたがトロルやトロルキング、巨大な鎌切(ギガ・マンティス)樹木の巨人フォレスト・ジャイアント等の強力な魔物達が東へと侵攻を始めたのだ。


直ぐ様、 海辺の大都市(マリーナ・シティ)とガーデンブルグ王国に緊急通達を使用と慌ただしく動こうとしていたが、ジズは何もしなくていいと皆に伝えたのであった。

すると、突如として魔方陣が現れる始めてであった。

そこにはミックスよりも巨躯で歴戦の戦士として戦ってきた生々しい傷と逞しい身体つきをした人物がいたが、三本の角を持つ顔をしていたが左側の角は折れていたのだ。

その人物はジズを見ると豪快に笑い再会を喜んだ。


「何百年振りだ?ジズよ!!相変わらず美人で安心したぜ?」


「フフッ…私も会えて嬉しいですよ…ベヒーモス」


「えっ!?ミックスよりもでっかくて傷だらけなこの獣人が最後の幻獣王・ベヒーモスなの!?」


「普通に失礼だろう。スミマセン。うちのバカが…」


リザーナの代わりに謝るミックスを見てベヒーモスは豪快に笑って許してくれたのだ。

そしてもう一人耳の長いエルフの様な魔力を感じていたが、エルフの族長ラーゼルが跪いて崇拝する人物こそ、耳長族(ハイ・エルフ)の長であるローガンであったのだ。

リザーナ達よりも耳が長く尖っており美しい長髪の金髪である男性はラーゼルに緊急事態だと伝えると、別の魔方陣からレヴィアタンも現れてこの場に幻獣神の3人が揃ったのであった。


だが、事態は深刻でレヴィアタンは東の人間帝国が醜小鬼(ゴブリン)達に侵略されて物凄い勢いで数と勢力を延ばしており、ミノア帝国よりも手強い醜小鬼(ゴブリン)が増え続けているというのだ。

すると、ベヒーモスは【西の深淵の森】に棲む魔物達を東の防衛として向かわせているというのだ。

だが、東の渓谷にはベヒーモスが万が一に備えて産み出した怪物・黄金の三首持つ蛇ゴールデン・キング・スネイクが存在するがそれすらも倒される可能性があるというのだ。


「今の現状は最悪だな。東の人間達は醜小鬼(ゴブリン)達に蹂躙されて女達は既に醜小鬼(ゴブリン)に犯されて数を増やしている様だ…」


「いや、それ以上に雌の醜小鬼(ゴブリン)の生き残りが更に強い個体を産んでいる様なのだ。

そして、現在は北の山脈に棲む古代竜エンシェント・ドラゴン竜の皇(ドラゴン・ロード)を討伐してその肉や魔核を喰らう事でミノア以上の力を持つ醜小鬼(ゴブリン)が産まれるかもしれないのだ…」


「えっ…メルディアどういう事…?【オルドロール湿原】の洞窟にいたのは醜小鬼の魔術師(ゴブリン・マジシャン)の可能性が高いんじゃないの?それ以上に進化したってこと…」


「せやなぁ… ミノアと醜小鬼の女王(ゴブリン・クイーン)の血を引いたガールやマドンナが更に上の最上位種を産んだ事になるけど変やねん。

醜小鬼の魔術師(ゴブリン・マジシャン)レベルならガールやマドンナは交尾したがらん筈やねん。

それこそもっと上の種族の醜小鬼の将軍(ゴブリン・ジェネラル)醜小鬼の王(ゴブリン・キング)レベルにならんと受け入れてくれん筈やで?

どないなっとるねん…」


「うむ。どうにも 鬼人族(オーガ)の雌の最上位種である【オーグレス】が醜小鬼(ゴブリン)の雌達と繁殖したというか受け入れた様だ…その為、醜大鬼の巨人ゴブリン・ジャイアントという怪力に加えて膨大な魔力を持った化け物を産み出して今も数を増やしているみたいなのだ…」


「オーグレスって…強い雄としか交尾したがらん種族やろ!?何で力や知恵の弱い醜小鬼(ゴブリン)をうけいれるんや!?どないなっとるねん!?」


ここまで冷静さを失ったメルディアを見たのは始めてであった為、最東端ではとんでもない事が起こっているのは間違えはないだろう。

だが、【西の深淵の森】に棲む魔物達を増援に回さなければならないほど事態は深刻なのかと尋ねるとベヒーモスらは難色を見せた。


「魔物の王である竜種に勝ってその肉や魔核(コア)を食べれば間違えなくミノア以上の魔王レベルの化け物が3匹も産まれるかもしれないのだ」


「つまりは北の山脈を根城にしている竜種達がその醜小鬼(ゴブリン)達に討伐されたらミノアクラスが3匹になると…」


「それ以上にそんな偉業を成し遂げた醜小鬼(ゴブリン)ならマドンナやオーグレスは身体を赦して更に強大な化物が産まれるかもしれないのだ…幻獣神である我々が3人揃っていても勝てる保証が無いのだ…」


「直ぐに 海辺の大都市(マリーナ・シティ)とガーデンブルグ王国にガルディアに避難勧告を出して砂漠の国・アルバーナにもこの事を伝えなくては行けません。グリオン、アルバータにこの書面とメルディアさんが作成した圧縮転移魔法陣盤ポータブル・ワープ・ゲートをアルバーナの女王・ナスターシャに早急に届けてください」


ジズはグリオンに書面とメルディアの圧縮転移魔法陣盤ポータブル・ワープ・ゲートを持たせると砂漠の国・アルバーナに早急に向かうように指示を出すと、ベヒーモスはミックスの元に行き、二人の幻獣神から認められた力を試すと同時に今後の為に今できることを全てやろうと提案したのであった。

ベヒーモスは色々と諸説があって象だったりカバだったり、サイだったり色々なパターンがあったのでサイを採用したのですがイマイチピンと来なかったのでトリケラトプスを獣人化した姿に斧を持たせるとイメージ会うのでトリケラトプスにしました。

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