メルディア大改革作戦始動3
*********************
ガルディア連邦国内に戻ってきたミックスはアラーネよりも強力な魔物がいない報告と眷属の大蜘蛛達に人や獣人は襲わないことを教え判断に困ったらリリーの元へ運んで判断して貰う様に指示したと報告すると、ジズはほっと胸を撫で下ろしたのであった。
メルディアの大改革としてアラーネの眷属の大蜘蛛達は小猫族のララとココンと仲良くなっていた為、ララとココンはジズの世話係を降りて、リザリーが側近兼世話係りを勤めることになったのであった。
大蜘蛛に馬車を引かせて巧みに操るララとココンがアラーネとリリーと協力して魔力が豊富に含まれた繊維の魔糸をドワーフの元に持っていくと職人気質のドワーフ達は興味津々で見ていた。
すると、アラーネがジズに作ったレオタードを見せる始めたのであった。
女ドワーフ達は作り方を学び、男のドワーフ達はミックスが持ってきた魔鉱石や魔鉱塊をどの様に加工するかを話し合っていると異種連邦国から戻ってきたメルディアがドワーフ達にある本を渡すと族長であるゴードンが目を疑い、メルディアに問い掛けた。
「こ、これはドワーフの鍛冶の極意が書かれているものだ…!!!何故、そなたが…?」
「元々は【ガルーシャ大洞窟】の研究成果を記録しとったもんでミックスはんらが見つけたもんやで~」
「これなら加工するのも職人の腕の見せ所だな…」
「だな。酒造りに必要な施設もこっちで手筈するから期待してくれ!!メルディアさん!」
ドワーフの職人魂に火が着いてドワーフ族はやる気に満ち溢れていた。ドワーフの棲みかもミックスの「ダンジョン作成」を使って広げると、圧縮転移魔法陣盤を設置すると【ガルーシャ大洞窟】にある大量の魔鉱石や魔鉱塊が大量にある場所へ通じるようにすると、ドワーフ達は唖然としていた。
万が一のときお互いに逃げられるようにする必要があった為、ミックスらの屋敷の裏からの避難魔方陣としてと役に立つと説明すると、ドワーフ達はメルディアを信じて尽力するようになっていった。
一方、ヘンリーと再開して心を入れ換えたラーゼルとドライアドのリーファとともに酒造りに必要な果樹園を作る政策に取りかかると、ミックスが地ならしで土地を耕して果樹園の実を一気に育てて見せたが、リーファの胸も育ててしまい、ラーゼルや男エルフ達は鼻血を出してしまった。
それを見ていたサビーヌがマントで胸を隠すと、ミックスもポーチに入れていた魔核を渡して余分な魔力を流し込んで貰い何時ものように食べ始めるのを見たラーゼルは既に高位魔法使い数十人分の魔力量を持っていると驚きを隠せなかった。
「そりゃ、リリスの呪いの事を聞いてからバカみたいに魔力伸ばすのに食いまくってたからな…もう何十個と食ってるとは思うが…」
「いや、普通は大量の魔力を魔核に溜め込みすぎると体内から自爆してしまうから普通の魔物は魔核を好んで食べようとしないんだ。
魔脈の力が大地に伝わり、その魔力を得た植物を食べる魔物。その魔物を食べることで食物連鎖が成り立っているのだ…」
「それだけ私はミックスに愛されてる証拠なんだよね~♪」
「おかげで強くなれたからそうだといておこう」
ミックスとリザーナのやり取りを見ていたルイ王女も 異種連邦国代表として 海辺の大都市を含む国交の話し合いをしなければならないとメルディアに持ち掛けると1度、ジズにあって代表として誰が行くか相談する必要があると話すとルイ王女はサビーヌを連れてガルディア城へと向かっていた。
その姿を見て、兄であるファーラと姉であるクレアは妹の成長を実感してこの大改革を成功させようとやる気になっていた。
それをみていたヘンリーも微笑んで知恵と力を貸す事を約束してくれたのであった。
ミックスは酒樽を背負ってルイ王女の後を追うと、既にジズと話し合いを始めていた。
元々は自分が出向くつもりであったが、自分がここを離れると他のものが不安がる心配があったのだ。
だが、異種連邦国でマルセル国王との国交樹立の契約書を持ってグリオンが飛んで戻ってくると、今後の運送などをエンゾに任せたいと話していた時だった。
突如として扉が開き、そこにドワーフの戦士ゴウガが海辺の大都市いる想い人であるディアンナに会うために同行させてくれないかと懇願するとジズは快くそれを承諾したのであった。
あわよくば、小説のネタになるかもしれないと期待を膨らませ海辺の大都市にはメルディアとジズ、ルイ王女とサビーヌ、小人種族の族長・エンゾが向かうことになり、当面の間は各種族感同士で協力しあって成果を出すことを期待しているとジズは激励の言葉を残して海辺の大都市に旅立ったのであった。




