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VS ラーゼル一家2

レオーネ戦が一番どうしようか悩んでるので更新遅くなるかも知れませんので申し訳ありません。

*********************


息子と娘を倒された事、一族を侮辱された事にラーゼルは激怒した。魔法使いとして優れているラーゼルは凄まじい魔力を杖に込め始めたが、観覧していたメルディアは慌てる様子はなく、寧ろ次の展開がどうなるのか楽しみに見ていると、ルイ王女やラーゼルの魔法使いとしての腕や魔力を知っているサビーヌはリザーナはそんな様子のメルディアの態度に追及したのであった。何故、そんなにも余裕なのかと…。


「ん~?見た感じラーゼルはんは炎系統の魔法が得意やろ?あんだけ高めたら流石のミックスでも火傷くらいするやろうなぁ…」


「火傷じゃすまないよ!?私の爆撃波(プラズマ・カノン)よりも強力な攻撃魔法使えるし…」


「親としては尊敬はしていませんが…魔法使いとしてなら一流ですよ!?」


「何故、そんなにも安心して見ていられるのですか?ミックス様が心配では…」


ルイ王女の言葉にメルディアはケラケラと笑って見せた。 例えどんなに強力な炎の攻撃魔法を扱えようが今のミックスには無意味であると説明すると、ジズも同様にラーゼルの敗北を予言したのであった。

そんな事をいわれているとは知らずに魔力を杖に溜め込むラーゼルに対してミックスはその場から動かずに魔力を溜め込むのを待ち続けました。

それどころか、グリオンとレオーネの強さについて聞き出しているくらいだ。


「レオーネ殿は、グリオン殿から見ても強いのか?」


「そうだな…この国が危機になったら背中を預けられる武人とだけ言っておこうか…」


「それだけ聞ければ充分だ。有翼族(ハーピィ)のグリオン殿に匹敵するのはあのレオーネ殿くらいだと本能的に感じて戦える事に高揚しているぐらいだ!!」


ミックスはグリオンから次の対戦相手であるレオーネの戦士として評価を聞いて大笑いしていると、眼中にされていないラーゼルはミックスに更に激怒した。怒りのままにエルフ族の族長として挑んでいるのにその態度は何だとミックスに言及するが、ミックスは倒させたファーラとクレアを指差して反論し始めたのだ。


「だからエルフは俺からしたら眼中にねぇ相手何だよ。パーティー来てもさっきみたいに仲間割れして自滅して追い詰められてご自慢の魔力で攻撃魔法ってパターンがお決まりだしな…」


「ラーゼルよ。普通に考えてみるがいい。

そんな膨大な魔力を練り込むのには、時間がかかる。

本来であれば、ファーラやクレアがその時間を稼ぐ役割をしなければならないのにお前の後ろで倒れているのが何よりの証拠だ…」


「ぐっ…だが、だからと言って相手を無視するなど私を愚弄するつもりか!?」


「当たり前だ。300年も何も変わらず挑むだけで魔法と弓だのみで連携も出来ずに仲間内で罵声、罵倒の言い合いで俺に倒される。

そもそも魔力で溜め込むのを待っててやってるんだから、少しぐらい有り難く思って貰いたいくらいだが?」


ラーゼルは歯軋りをし、怒りを露らにするが、今唱えているのは上位炎竜の炎竜の息吹フレアドラゴンブレスを魔法として扱えるようにした炎魔法の最大の攻撃魔法だと豪語するが、ミックスは戦斧(バトル・アックス)を構えて受け止める構えを見せてると、ラーゼルは勝ち誇った顔を見せた。


「我が炎魔法の最大の攻撃魔法で燃え尽きてしまえ!!!極上の炎息吹ラゾーロ・ドラゴブレス!!!!」


魔力吸収(エナジー・ドレイン)


ラーゼルの最大の攻撃魔法であり、奥の手であった極上の炎息吹ラゾーロ・ドラゴブレスの火炎放射は戦斧(バトル・アックス)斧頭(アックス・ヘッド)の中央に備え付けられた赤の魔核(レッド・コア)に吸収されてしまったのであった。

ミックスが持つ戦斧(バトル・アックス)には、レヴィアタンから与えられた赤の魔核(レッド・コア)が備え付けられている。


そして、リザーナから魔力供給をされた事により、炎や土魔法の魔力を吸収できる戦斧(バトル・アックス)に変化していたのだ。

これはメルディアがリザーナの魔力供給後に、エレーナの大爆発(バースト)を試しに受けて発覚した事だった。

メルディア自身がリリスの研究も冒険者時代にしていた為、同色魔核(コア)それも幻獣神から与えられたモノであり、炎の魔法使い相手なら例え、最大の炎の攻撃魔法を使えたしても何の問題もなかったのだ。


「諦めろ。エルフ族の為にミノアの大迷宮に挑み続けた事だけは認めてやるが…結局300年間、お前は族長として同族を生け贄にしてきただけだぞ?」


「あっ… アァ~……ッッ!!!」


ミックスの言葉にラーゼルは自らがガルディア連邦国で他種族より上に立ちたいという欲からエルフの若い戦士達をミノアの大迷宮攻略に送り出していた。だが、300年攻略することは出来ず、若いエルフ達はミノアの大迷宮攻略を諦める様に説得するようになってきていた。

先ほどの戦いの様に、ラーゼル派と反対派でパーティーを組ませたが、プライドの高いエルフは協力を嫌う性質がある。

300年間それに気付かなかった自らの愚かさにラーゼルは膝を尽き、戦意を喪失したのを確認すると、グリオンがミックスの勝利宣言を宝かに挙げたのであった。


名前よく間違えてる事あるので…

ディアンナとかラーゼルとか…もしそういった名前の間違えに気づいた方今したら誤字脱字のご報告の協力をお願いいたします。

気を付けているのですが、報告には自分では気付かない所やを見落としていた所もあるので常々助かっております。

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