ガルディア連邦国の各族長達
エンゾ 小人族男
垂れた長い耳と低身長が特徴的なのが|小人族。茶髪のひげ面で何かと考え深い性格をしている。小人族は手先が器用でドワーフの鍛冶の手伝いや店番や荷物運びなど様々な部族と協力している。
ゴードン ドワーフ 男
褐色の肌と小柄ながらも力自慢の種族であり、鍛冶職人として知られている種族。友好的で何かと族長同士の中間管理職の立ち位置にいる。気長で話のわかる性格をしている。蓄えた白髭を編み込み、バイキングの様な帽子が族長の証である。
レオーネ 猫人族男
猫人族は猫様な耳を持った獣人で獣か人に近い種族が多く小猫族もここにここに分類される。元々は小人族と猫人族の間に生まれたのが小猫族である。
族長のレオーネはライオンの顔立ちをして体格も良く剣士としても腕立つのでグリオンからも信頼されている。性格は冷静沈着で物事を的確に判断できる族長。
ラーゼル《エルフ》男
金髪の髪を束ねた若い男だが、年齢は3000歳とエルフ中では高い方でサビーヌの父親であり、リザーナを追放する事を決めた族長でもある。規律を重んじる性格の為、神の怒りをかい、呪いを受けたリザーナを追放する決断をするが、その事が原因でサビーヌと喧嘩し、股間を蹴られている。
魔法使いとして優秀であるが、族長としてエルフからあまり良く思われておらず、いうことを聞くエルフがほぼいない。
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翌日、ガルディアン連邦国での会議の結果、1度代表同士の顔合わせをしたいとの申し出をしてきたのであった。異種連邦国からは専属冒険者パーティーのリザーナら4人とアラーネ、ルイ王女とサビーヌ、メルディアとゴリガンが代表して種族同盟国家『ガルディアン連邦国』に向かう事にになったのであった。
ガルディアン連邦国は異種連邦国から見て最南端にある国である。
南にある天然の岩山をジズ風魔法で天然の城壁をつくあげ、天然の洞窟を広げた地下街と岩山に囲まれた自然が豊かな場所がある森林街が存在する。
各種族感で暮らしやすい場所に住み着き、その全てを庇護する有翼族 達が暮らす天空城が奥部に作られているとグリオンは国の内情を移動しながら話す。
体力的に問題のあるリザーナとルイ王女、シルビアの3名はグリオンが本来の姿であるグリフォンという翼を生やした四足歩行の獣の姿になり乗せてくれたのだ。
「やはり、エルフやドワーフ辺りが反対派なのか?」
「そうですね…元々、我々有翼族 とも仲よいと言うわけでもないので…」
「ゴリガン様、グリオンさん大丈夫です。いざとなったら私が父を倒して族長に相応しい人物を推薦しますので…」
「ど、ドワーフも石頭で頑固なのが多いのは確かなので… また蹴ってやって黙らせてやります!!」
シルビアとサビーヌの発言にゴリガンとグリオンは辟易するが、エレーナは酒のが飲めれば何でもいいと短絡的に考え、リザーナは不安そうな顔をしていた。
元々、やらして追い出された故郷へ行くのだから仕方ないだろう。
ミックスがリザーナを心配し、声を掛けようとする前に背負っていた酒樽にいたメルディアがミックスに声を掛けてきた。
「一応、警告だけはしとくけどな…貿易交渉が上手くいかんかったらガルディアン連邦国と事を構えなきゃあかんくなるかもしれん…」
「… で?俺にどうしろっていうだ…?」
メルディアがミックスに耳打ちで話すとミックスはそれを了承すると、ガルディアン連邦国の関所前にたどり着いたのであった。
グリオンが門兵の有翼族 達に門を開けるように頼み、ガルディアン連邦国へと入国したのであった。
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ガルディアン連邦国に着くと、ジズが納めるガンディアン城へ通されると、既に含めた各族長達が座っていっていた。ルイ王女とメルディアが代表として席に座り、他はその背後に控える形となった。
垂れた長い耳と低身長が特徴的なのが|小人族の族長・エンゾは中立はでどちらの意見の言い分もわかる為、一度話し合いの咳を設けてはどうかと提案した人物である。
サビーヌやリザーナを睨みつけるエルフ族長・ラーゼルは他国との交流には反対派で、視線に気づいたサビーヌが剣を抜いて斬りかかろうと殺気立っていたのでゴリガンが肩を抑え、怯えるリザーナはミックスの後ろに隠れていた。
そして、もう1つの反対派閥であるドワーフは褐色の肌と小柄ながらも力自慢の種族であり、エルフ以外とは友好的で何かと族長同士の中間管理職の立ち位置にいる族長のゴードンだが、他の頑固のドワーフが反対派が多い為、|小人族の族長・エンゾの提案にも助力した人物でシルビアを見て微笑む。
シルビアは反対派に自分のくそ親父がいるなら容赦なくしばくので任せてくださいと族長達の前で宣言するとサビーヌも「ルイ王女に無礼な事をしたら父でも切り殺して兄上に族長をやってもらう」と脅迫発言をするとゴリガンが慌てて止めた。
そして、猫様な耳を持った獣人で獣か人に近い種族が多い猫人族の族長・レオーネはライオンの顔立ちをして体格も良い剣士であり、グリオンからも信頼されており、小人族と猫人族の間に生まれたのが小猫族の族長も務めている人物だとあらかじめ、グリオンから聞いていた。
さきに口を開いたのはメルディアで自分が元・人間でギルドマスターをしていた事やレヴィアタンの使い魔であった白き巨鰐を獣人化させ、自らも魔物化の実験をした事や故郷である 海辺の大都市と国交を樹立している為、今回の提案は双方に利益があると説明するとエルフの族長・サーゼンが抗議する。
「それは我々も重々承知している…だが、異種連邦国にはジズ様やレヴィアタン様な偉大なお力を持った幻獣神が納める国ではない…。それに女魔王リリスの力に頼るなど…」
「チッ…堅物がやはり国を出るときに股間に蹴りをいれるだけではなく仕留めておくべきだったか…」
「サビーヌ、仮にもお父上様なのですよね…?」
「エルフの古いしきたりに囚われた親なので…と言うか若いエルフは父の事をまっったく尊敬しておりませんし、速く兄上に変わらないかなーとか言われる人物なので…」
サビーヌがそう言うとラーゼルは悔しそうにサビーヌを睨みつけ、リザーナにも視線を送ってる流石に腹が立ってきたミックスが少し魔力を出して威圧すると、その場いたものがおおのき黙らせると沈黙を貫いていたレオーネが豪快に笑い始めたのであった。




