束の間の休息日
*********************
ジズらはガルディアン連邦国に一度、帰国し、今回の件を各族長達と交えて会議するので暫くの有余時間が出来た為、シルビアは時間が許す限りアネーラに自分の裁縫技術を伝授するとアネーラは新しく覚えて自分で製作する楽しさを覚えていったのであった。
同じく【 シルビア女性服専門店】でともに働いているドライアドのキーナやリエナからも好評で、アネーラは笑顔で服作りに没頭していたのだ。
その間、メルディアは酒樽に背負われて、ミックスとリザーナはリリスの力を操る術を南の山や森で試していたが、ミックスが鍛えて過ぎた魔力に加えてレヴィアタンの魔力をも持っている為、調整は中々上手く行かなかったが、異種連邦国の外壁外に植えられた樹木のヘンリーのお陰でドライアド達は身体に魔力を溜め込みすぎず服が破れる事は無くなった。
「ヘンリー爺さん様々やな…これやっとまーたキーナはんらに叱られるで?」
「けど、キームは薬の値段が通常価格になるってなげていたけどな…」
「あー…キームさん冒険者ギルドでスッポンポンになったから作った魔力回復薬や回復薬の瓶をおっぱいで挟んで渡すから通常価格の倍で売り付けてたらしいよ?」
「… エレーナのやつを真似やがったな… 」
生真面目なキームが人前で全裸にされて怒らない筈はない。 真っ先に怒ってきたのがキームであったからであるが、ここ最近は怒られる事が無いと思っていたらそう言うことであった。
おそらくだが、エレーナが胸でただ酒を奢らせているのをみて真似たのだろう。
確か、フィリーが冒険者ギルドの厨房で働いているから出来れば悪影響になる事は控えて欲しいと、メルディアが用意した拠点移動でミノアの大迷宮いる蜘蛛達に魔力を練り込んだ魔物の肉を与えると直ぐに食ら尽くしていく。
メルディア曰く、ミノアの大迷宮の魔物は緑の魔力が濃い為、ミックスの魔力が丁度いい栄養源になっているというのだ。
「メルディア、この調子だと俺がまた魔力切れ動けなくなるんじゃねぇのか?」
「そこは普通の魔物や魔法使いと身体の作りがちゃうから大丈夫やねん。ミックスはんの場合、魔力を溜め込む魔核をでかくし過ぎたんや…」
「…元々俺の魔力じゃリザーナの力に耐えられねぇっから魔核食いまくってたからな…」
メルディアもミックスが緑色の魔核を食べているのを実際に見ているが、本来は魔物が食べるものではなく魔法使いが、魔力を操作する為に使う秘宝であると説明するが、ミックスからしたら、リザーナの役に立って守れれば何でも良かったのだ。
この依頼で大量の魔力を消費する為、一段落したら異種連邦国にある
屋敷に戻りに、アラーネの食べる肉にも魔力を供給し終えてから、寝床であるダンジョンに潜るとリザーナと酒樽に入ったメルディアを降ろした。
「んじゃ、ミックスはんが魔力を使って多量なりは減ったからリザーナはんの魔力供給の練習な?」
「え~っと、キームが作った魔力回復薬を飲んで…ミックスに流し込むように接吻したら良いんだよね?」
「せやなぁ~それ成功したら、あと500年位して成人したエルフになったら、媚薬と混ぜて襲わせる手段としても使えること教えておくわ~」
「んなもんこのバカエロフに教えるな!!!マジで実戦するぞ!?」
メルディアは酒樽でそれは愉快に笑うと、リザーナは魔力回復薬を飲み干し瓶を地面に転がした。
胡座をかくミックスの高さはリザーナにはちょうどいい高さで手で頬を触れて優しく唇を触れ合わせる。
すると、ミックスの体内に魔力が満ちていき、緑の魔核を食べたときのような力強さを身体が感じ取っていた。
「おぉ…何時もとは真逆で魔力が満ちている感覚があるな。 これはスゴいな…」
「メルディア、これで成功…?」
「せやな♪これで大人になったら魔力回復薬に媚薬混ぜ込んで大人の仲間入りやで~」
「変なことを教えるな!!!500年なんて俺らからしたらすぐだぞ!?絶対リザーナはやるぞ!?」
ミックスがメルディアに対して怒るが、リザーナは満更でもないのか顔を赤めていた。
既に一緒に風呂を入ってるし、今更といった感じではあった。
すると、突如として鐘の音が鳴り響き、何事かと確認をする為、外に出るとグリオンが 異種連邦国に飛来してきたのだ。グリオンはそのまま、ミックスの元に降り立ち、共にマルセル国王のいる城へとむかった。
ガルディアン連邦国での会議の結果、1度代表同士の顔合わせをしたいとの申し出をしてきたのであった。
翌々考えたら日本の妖怪に牛鬼っているけど…あれって牛と蜘蛛の妖怪だっけ…?




