海竜神・レヴィアタン
レックス 【鰐の獣人】
元・大顎沼竜の魔物で群れのリーダー格であったが、メルディアに獣人化され、アルガーとメルディアの従う事に最初こそ不服であったが武人として使命を果たそうと奔走したり、自分達の長としての不甲斐なさを謝罪したりする人格者であるアルガーを支えたいと心から思うようになった。
アルガーの事を大将、メルディアは姉御と呼び、ミックスの強さに惚れ込んで弟子入りする。ミックスに憧れ斧を使用する。
ガブーラ【鰐の獣人】
元・大顎沼竜の魔物で群れの中でも人格者である為、アルガーの参謀として意見を述べたり、リザードマンや海辺の大都市の住人との交流を深める等頭を使った仕事が得意でメルディアからも才能を変われている。現在はリリアから文字の読み書きなどを教わっている。最近やたらと距離が近く、胸を当ててくるのが気になっている。
リノ (成人体)【アルラウネ】
ミックスが苦労して産み出した魔鉱石の魔力を体内に上手く栄養として流し込むことができ、大人の姿になった。
海辺の大都市にできた西の森の管理者兼ミシェラと海辺の大都市の用心棒としての任務に着くことになり、ミシェラに懐いている。ミシェラ自身も妹の様に可愛がっているが油断すると胸を吸われるので注意して教えている段階。
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ドライアドとシルビアから叱られたミックスとリザーナは、再び魔力調整の訓練をメルディア指導のもと行っていた。ミックス自身は戦いを教えながら身に付けた方が早いと判断され、アルガーとレックスの二人に指導をしながら魔力を練る特訓を始めた。
ミックスは手初めてに二人に武器のイメージトレーニングを教えた。
「魔物が持っている武器の元は魔力だ。作りたい武器のイメージさえもっていれば作り出す事ができる。本人の魔力で手入れも楽だし邪魔になったら魔核にしまうなどできるから覚えておくといいぞ？」
「なるほど…けど、元は鰐の魔物だったのでモノを使うよりも身体を突進させたり噛みついたりするのが多かったで…」
「大将がそんな弱気でどうするんだよ？俺はミックス様見てぇな斧を扱える様になりてぇな～」
ミックスの戦斧を見て憧れるレックスとは対照的にアルガーは冷静に分析して悩んでいた。すると慣れた胸の感触が背中に当たったのを確認するまでもなく、エレーナも私もまぜろと乱入してきたのだ。
シルビアが服や装飾品ではなく魔力回復薬と回復薬作りばかりで飽きてこっちのが面白そうだと思ったから来たのだろう。
フィオーレ姉妹はリリアの元で字の読み書きなどをもう一人の鰐の獣人である『ガブーラ』と習っているそうで暇らしいのだ。
ミックスは二人に武器を魔力によって作り出すコツを教える助言的な事をエレーナに尋ねた。
「早い話が魔物なんだし、魔核食って魔物として格を上げたらいいんじゃねぇのか？」
「まぁ、それを踏まえて今の現状で戦える術を持つべきだろ？俺は戦斧、エレーナは鞭を魔力で作り出してるからな…」
「ミックス殿の言い分だと自分が扱い慣れた武器を魔力で形を作るという感じですか？」
実際にレックスがミックスの戦斧を持たせて貰ったが、鉛の様に重く持ち上げることが出来なかった。 アルガーと二人で少し持ちがあった程度の重い戦斧をミックスは片手で軽々と持ち上げる。
「まぁ、武器のイメージはそれぞれに任せるとして、鰐の獣人達には俺が迷宮で戦斧を使えない所で使っていた突進を教えてやろう」
「迷宮…つまり狭い場所でも魔物を倒せる肉体技があると…？」
「身体強化魔法とは違って身体の一部を鋼に変える「金剛化」という防御力高める魔物の特技の一種だな。これに身体強化魔法を組み合わせたミックス式突進の猛牛の突進て技がある」
ミックスは標的となる壁を地面から作り出すと、牛特有の角を黒く鉄鋼にすると、両足に身体強化魔法を掛けて猛スピードで突撃し、角を突き刺して壁を粉砕して見せた。レックスは目を輝かせ英雄を見る少年の様な目をし、エレーナはニヤニヤと笑いながら何か企んでる。
「その『金剛化』のコツを私らに教えろ。そうしたら私は尻尾での打撃攻撃としての手段が増える」
「ミックス殿！！我々もお願いします！！」
「必殺技あるってカッケェっすね！！俺も覚えたいっす！！」
ミックスら魔物組は「金剛化」の技を習得する為にミックスは魔力を使って壁を作り続けていくうちに魔力を練って強い壁を作り出すと、エレーナは金剛化を習得してそれに連続で殴打して粉砕して見せた。レックスはミックスよりも小さいが片手で持てる片手斧を作りだしそれに身体強化魔法を組み合わせ壊してみた。
一方で、アルガーは魔力で弱点である腹部を守る鎧を作りだし、金剛化を拳に纏いガスパールから習った武術で見事にぶち抜いて見せた。
リザーナに魔力調整の水晶に魔力を練る練習をさせていたメルディアはそんなアルガーが達の姿を見て大丈夫だと感心した。
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その後、メルディアがミックスも『ダンジョン作成』でリザードマンや鰐の獣人達が寝泊まり出来る場所を作り上げている間にキーナとミシェラはそれぞれの拠点移動の魔方陣を守る樹木でできた巨大な施設を作り上げていたのだ。
異種連邦国では西側にキーナ達が管理しやすい様にミックスらの屋敷のすぐ近くに建設した為、空いていた土地に寝泊まりできる宿屋を作り出してたと戻ってきたルイ王女とサビーヌから報告を受けた。
異種連邦国と海辺の大都市の国交を繋ぐ大掛かりな計画は後少しで上手く纏まる所まで来ていた。
だが、突如として雲行きが怪しくなり始めてると海があれ始め、嵐が起こり始めたのだ。そして海から現れ海辺の大都市に影を落とす巨大な竜こそ、この街の守護神として奉られている海竜神・レヴィアタンが姿を表したのであった。
必殺技とかのアイデア募集してます。何かこのキャラにこんな技使えたらいいなーというアイデア提供がありましたらメッセージまでよろしくお願いいたします。採用された方はこちらで感謝の言葉等を送らせて頂きます。
そして、気づくのが送れましたが、ブックマーク数増えてたのに気付かずに申し訳ありませんでした。PV数ばかり見ててちゃんと確認していませんでした。申し訳ありません！！ブックマークを下さった方々遅くなってしまい申し訳ありませんが、応援ありがとうございます！！！
