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ミックスは加減知らず

キーナ【ドライアド】

最初にミックスに魔力を分けて欲しいと懇願しにきたドライアド。明るい緑色の長髪と糸目が特徴的。ミックスの魔力を大量に注ぎ込まれてた為身体が成長してしまい、素っ裸になったが、何度やっても同じなので快楽に感じ始めている。シルビアの店の手伝い兼フィオーナ達の用心棒として雇われる。シルビアから仕立て学びシルビアから仕事を覚えるのがはやいと評価された。


リエナ【ドライアド】

明るい緑色の短髪少女。南の山の代表としてシルビアの店の手伝いと用心棒として雇われる。元々胸にコンプレックスを持っていたがミックスが大量の魔力を注ぎ込んだ為急成長した。不要な魔力は魔核(コア)に納めているが胸や身体の維持分は残している。お客様にあったコーディネート

が得意。


キーム【ドライアド】

南東の森のドライアド代表としてシルビアの見世の手伝いと薬作りが得意な為、服とは別に冒険者向けのポーションを作っている。キーナ同様見分けが着かない為、フィオーナとお揃いのポニーテールにした。姉妹の事が好きで可愛がっている。

*********************


あれから数週間の時が経ち、ミックスは定期的に南の山々の土地と南東の森に魔力を注ぎ込む練習を繰り返していたのだ。というのも、ミックス自身が他の種族に魔力を分け与える感覚が掴めずに魔力を注ぎ込まれてしまってドライアドエロス事件が多発してしまい、その都度エレーナやシルビアが服を仕立て直すという手間を掛けてしまっていた。


フィオーナの助言通り、魔物から奪った魔核(コア)を食べるだけでなくドライアドから不要な魔力を注いで貰うと緑の魔核(グリーン・コア)に生まれ変わったのだ。

しかし、ミックス自身が魔力を送る訓練を定期的に起こっているお陰で作物や果樹の育ちが格段に良くなっているのは確かであるという。

ドライアドは森が有る限り生きる事ができ、記憶を共有する事や力を流し与え分け与えることが出来るそうだ。


そしてドライアドには、定期的に屋敷にこれるように木を植えて 異種連邦国(マーレ・ジーニアス)に行き来しやすいように対策をした。

ドライアドなら 異種連邦国(マーレ・ジーニアス)の荒くれ者にも引けは取らず、獣人からの信頼もある為、最初に来たドライアドに明るい緑色の長髪の『キーナ』短髪で優しい性格の『リエナ』フィオーナと同じくポニーテールの『キーム』はしっかり者で薬剤ポーション作りに長けるというドライアドの3美人店員と用心棒として雇う事に成功したのだ。


ただ問題があるとすれば、ミックスが未だに魔力調整が下手くそでドライアド達がミックスの魔力で強引に犯されている感覚が癖になって仕舞っている。


「チクショウ!全然上手くいかねぇぞ!

魔力の調整なんてしたことネェから解らねぇぞ!?おい、キーナ。これで良いのか!?」


「はひぃ////も、もう大変満足ですぅ~//////」


キーナ自身も最初にミックスに魔力を流し込まれた感覚が快感に変わりつつある為、リエナとキームも似たような感じであった。

ミックスの強い魔力を強引に流し込まれる感覚を身体が癖として覚えてしまったのだ。


森の栄養と里や村で暮らす獣人達の食べる果樹なども充分過ぎるくらい育っており、その対価として不必要な魔力分を魔核(コア)に注ぎ込んで貰って緑の魔核(グリーン・コア)を作り出してもらって食べて魔力を強大にしていったのである。


「ねーねー、リザーナお姉ちゃん。これあれだよ?」


「ん?フィリーどうしたの?」


「ミックス、キーナ達から魔力を貰って食べるからいくら練習しても増えた分、強くなるから無駄…」


「「「「あっ…」」」」


幼いフィリーに言われるまでまったく気づかなかったが、確かにその通りである。同色の純度の高い緑の魔核(グリーン・コア)が出来ては全て食べて魔力強化に使っている。

ミックス自身が常に魔力が増え続けてしまっている為、いくら調整した所で増えた分が上乗せされてしまっているのだ。


エレーナは逆にリザーナが魔王の魔力を流し込んだらどうなるか見てみたいといい初めてお互いに魔力を万全のまま、ミックスと接吻(キス)をして戦斧(バトル・アックス)にした状態で刃を突き刺して魔力を流し込んだらミックス以上に大変な事になってしまった為、即座に中止となった。


「まさかあんなにも身体が発育して仕舞うなんて…//////」


「女魔王様のお力を舐めてましたわ////」


「ここまで来るともう癖になって変に調整し貰わずに強引に流し込まれた方がいい気持ちに///」


「「本当に申し訳ございませんでした…」」


リザーナとミックスは誠心誠意を込めてキーナ達に謝罪した。同色の種族に魔力を流し込むだけでここまで苦労するとは全くの予想外だった。フィオーナが申し訳なさそうにミックスとリザーナに尋ねてくる。


「もしかしてお二人とも魔法を使う際、強力な攻撃魔法しか使えないのでは…?」


「えっ!?な、なんでわかったの!?」


「いえ、父から魔核(コア)の色付けの実験を見せて貰ったことがあるのですが…正確性が必要な水魔法使いよりも炎や土など魔力込めて放つだけの破壊性のある魔法が使える方は魔力調整が下手くそだったのです。


魔核(コア)を割ってしまったことがあるのです…そのドライアドのキーナさん達は癒し系の魔法を得意としているので魔核(コア)に魔力を注ぎ込めますが…多分ミックスがやると壊れると思います」


フィオーナのいう通り、キーナ達は魔核(コア)緑の魔核(グリーン・コア)や高純度の緑色の魔核(エメラルド・コア)を産み出せたが、試しにミックスが魔核(コア)に魔力を注ぎ込むとフィオーナのいう通り簡単に砕けて仕舞ったのだ。ミックスはガックリと頭を下に向けると、ゴリガンとサビーヌ、そしてルイ王女がマルセル国王が緊急召集を掛けた為、ミックスらは城へと向かった。

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