生きる。
空回り。
空回り。
生きることに。
生きることに。
よく、やったと、たった一人のあの人に、
頭を撫ででもらいたい。
シアワセ。
シアワセ。誰かがぽつりとささやいた。
君なら出来るよ。と。
ムラカワアオイという詩人はこの世で一人。
僕の偽者はいない。
鏡に問う。お前は何を求めて闘ってきたのかと。
自分自身になることだ。
一瞬、想う。
あえて、辛いことは言いたくないが辛かったんだろう。
苦しかったんだろう。
一日詩人でカマワナイ。
鹿児島での恋物語。
好い報告をあの人にしたい。
僕の。
僕で、あの人が笑ってくれたら。
空回りは、情熱の証。
廻るんだ。
廻るんだ。
僕という詩人はこの世に独り。
人の上に立つものは、いつだって自慢をしない。
僕は、あの人に、
よく、やったと頭を撫でられたい。
ガンバリは一歩。今日の風に吹かれて。
FIGHT。
闘え。それは人を蹴落とすことじゃない。
がむしゃらに自分の糸を紡げばいい。
何処へ向かうかわからない列車に乗った。
あなたにただ褒められたくて。
あなたが笑い、面白がってくれたら。
鹿児島からの電話。
僕は速達は出さない。
鏡の中の自分は言う。
よく、やったと。世界に住む全員に、敬意を込めて。
シアワセある世界へ、敬意を込めて。
ムラカワアオイ




