1日あたりの作業量
久しぶりに始めていきます。
さて、何事も研究する気持ちって大切ですよね。
そりゃ、ベクトルが間違っていたら残念なことも起きますけれども、心を強く持ちたいと願いながらであれば、無意味だったり空回りだったりになりにくいとボクは思います。
そこで今回は、売れている作家さんが心がけているらしい「ペース作りの大切さ」について語っていきますよ。
まず、「小説家になろう」の総合ランキングを見てみてください。
すると、「なろう」におけるトップ10の小説家さんたちの作品がずらりと並んでます。
作品ページを順番に開いてみてください。
今回はものぐさな人も考慮し、内容までは見なくてよしとします。
そうして見ていきますと、更新日時がほぼ毎日になっていますね。
これは各話の更新日までは見れないような他の小説投稿サイト様でも、トップランカー、すなわち上位陣のみなさんなら同じかと思います。
つまり毎日、作品を追っていくと人気作家さんは毎日更新を意識していそうだと分かります。
まあ、一口に毎日更新と言っても一話あたりの文字数というタネはあるのですが、「どんな話でも良いからすぐ更新してくれ!」というニーズが最低ラインならば、隔日で八千文字ずつ執筆するより毎日三千文字ずつ執筆するほうが人は読んでくれるでしょう。
実際、ボクの作品は過疎ってますが過疎ってるなりに『村の最強~』より『死なずの~』のほうが読者数は多いんです。
まあ、『村の~』よりも設定を練らない適当をしているだけに、『死なず~』ではオークをテイムした事実を忘れるという失態などはやっちゃってますけどね。
よって、反省点としては「アホなのにクリエイティブなことを辞めるわけにはいかないなら、とにかく頑張るしかないのか」という矛盾した哲学をするしかない、という変な結論になりました。
作家さんによっては「書き貯め」つまりストックを用意しておいて原則毎日更新を実現する人もいると思います。
ただ、ボクの場合は開き直って二次創作も始めたので毎日がガチンコ執筆です。
モチベーションのコツは、昔は存在すると錯覚してましたけど今はないです。
強いて言うなら、「今日もネットがパンクしてなく回線が生きてるから、じゃあやるか」です。
ボクは自称した以上、『カクヨム』『エブリスタ』『ノベルアッププラス』での執筆をこまめに並行しているので、余計に大変です。
ボランティアのスタジオジブリを始めた感じですね。
強いていうなら、そんな開き直りも時には大事かもしれないです。
スタジオジブリだ、最低限、スタジオジブリなんだと思い込むとでも言いましょうか。
やるしかない状況だと、意外と人は思い込める生き物なんですよね。
さて、1日あたりの作業量は、ランク上位の作家さんたちは「1日三千文字に見せかけてたまにペースアップ」のパターンが多かろうと思います。
もし兼業でやってみえるなら、ものすごく途方もないペースですよね。
作家さんによっては諸々の事情で「実は複数名が1人の名義で合作してました」というパターンもあるかもしれません。
ウェブ小説を同人誌のように見なすなら、さしずめ『カードキャプターさくら』などでお馴染みのCLAMP先生のパターン。
ああした前例をご存知ならやはり有り得ますし、CLAMP先生という前例があるから覚悟があるならルール違反ではないかもしれません。
覚悟って、「おとなだからやりきる」くらいの事です。
でも難しいですよね。
もしかしたら「自主研究したよ。毎日更新もしてるし、テンプレなんて桐谷よりよっぽどしてる。でもブクマがどうしても三木なずなの十分の一なんだ!」という人もいるでしょう。
そうするとモチベーションが下がり、「なんで毎日更新なんてしなきゃいけねえんだ、ドライブしてえんだよ」となり、事故りそうになってまた戻って来ますね。
そして「はあ、更新再開しよ」となります。
おめでとうございます。
ちなみにボクは一作品しか見ないと『死なず~』しか更新しないカスカス作家みたいに見えますが、「桐谷瑞浪」でググると思ったよりは作業していると分かるでしょう。
公表すると、毎日九千文字程度「は」書いてます。二次創作を二つと『死なず~』、余裕があったら『悪役~シゴト』、たまに本作です。
更に『東方project』をググる時間も作るので、「なんか大変さだけなら自主的にセミプロくらいはあるんじゃね?」です。
だからアクセス数が減るのも「つまらないから」ではなく「変態クラスの努力だから着いていけない」なのかなと思ってます。
最近はプロの作家さんが残念な手相を公表してみえますが、現代の作家さんは本当にどこに向かえば正解か難しいので、困ったらメディアミックスで頑張って乗りきってください。
見てるかどうか知らんけど。
それでは、今回はここまで。