初心者編3(書籍化率と大長編&なろうイメージ&ファンタジー)
まさか早くも3話も書くとは思わなんだ(岐阜のどこかの方言)。
というわけで検索などにすがってまで本作品に辿り着いたお前らに、まず言わなきゃならねえ事があります。
そのためにな、前回も使った「なろう」のメイン機能・小説検索を使います。
はっきり言う。今回のはエグいです。
本当に内容的にエグいので、現実から目を背けたい場合はブラウザ・バック推奨ですぞ。
さて本題に入ります。
「作家を目指すからには字数が欲しい。
だって書籍化した作家の何割かは1000000字以上、つまり百万文字以上書いてんだ。
逆に考えたらよ、百万文字書けたら書籍化は確定、そういう事だろ」
……そのようにお考えの少数派の皆さん。
予めお伝えしますが、あなたたちはそもそも少数派です!
「「「えーーー!?」」」
気持ちは分からなくはないですが、小説検索で現実を見ましょう。
そう。小説検索では字数指定が可能ですね。
最小値だけ1000000と入力して、検索してみます。つまり百万文字越えを探します。
はい。
ずばり本日2019年9月22日現在で1709作品ほどのはず。
ここで、「なろう」に登録されているユーザー数を見ます。
確かおよそ40万ユーザーですよね。
読み専、登録のみを含めても明らかに1709作品は少数派でござる、ニンニン!
ほぼ毎日更新でも、です。
たとえ「ほぼ毎日更新+百万文字+深刻な規約違反なし」でも書籍化確定がないのは、百万文字越え作品の中でおそらく半分以上です。
え、まだ何かありますか。
ランキング操作疑惑……ま、まあ仮にそうだとしても仕方ないですよ。
そもそもネット上に自作の小説を簡単に、サーバー設置もなしに公開させてくれるアドバンテージこそウェブ作家の醍醐味。
サーバーなんて有料ですよ、大体が。
サービス終了したら契約からやり直しですよ。
だからこそ個人単位でのホームページ設置は運ゲー、すなわち運勢のみに振り切ったゲームみたいになってしまいがち。
ならば、「なろう」など小説投稿サイトに対する認識を変えましょう。
つまり「書籍化で釣るぼったくりサイト」ではなく「書籍化を目指すを大義名分にしておくから、自己満足もテンプレ無視もなんでも来いよ。もちろん無料で使っていいぜ、お利口にしてたらなァ!のサービス」と捉えるのです。
まあ、どう思おうが、一部のコア・ユーザーに便利と認識された程度のサービスが100年も続いた前例はおそらくまだ現れてないのも現実。
インターネット自体がそんなベンチャー的な本質を抱える技術なのは否めません。
そんな話ばかりでは若者のラノベ離れが止まりませんか。
良いでしょう。ならば今日も小ネタ的に色々書きます。
Google離れすら進んでいるなら、まずハイ・ファンタジーとはなんぞや、ですよね?
ハイ・ファンタジーはがっつりファンタジー、ロー・ファンタジーは現代という世界に神霊や悪魔が入り込んでくるようなシティ・ファンタジーとでも言うべきジャンルです。
ファンタジーというのが何かが分からない、という場合は、西洋で勇者で魔物で武器で魔法で。大体そんな感じです。
あと地味に分かりにくいと思いますが、そしてインタビューしたわけじゃないので予想ですが、地名やキャラ名は、オリジナリティが難しいです。
たとえ名前がかぶっていても、そこに故意や悪意がないのはザラ。
でもやっぱりランキングに載る人たちは、その辺、つまりオリジナリティがあるのでしょう。
だから百万文字なくてオッケー。
ボクもいつかそこを目指したいですが、下積みというより第一印象が大きすぎじゃない?
とは、ボクですら作者様各位の投稿作品数を見て思います。