『夢追い人』 作者:潮崎レオル 様
テーマは『夢』です。人に否定されながらも決して諦めない心。素直に表現された秀作です。
今 大好きなことがあって
それは かけがえのないもので
とても とても大切な趣味で
難しいけれど 楽しくやってる
それは僕に 力をくれたから
毎日を生きる勇気をくれたから
僕を 今日まで生かしてくれたそれで
知らない誰かを 勇気づけたい
前を向くきっかけをくれたそれは
いつのまにか 僕の夢になった
「いつまで夢を見てるんだ」
「寝ボケたことを言ってんなよ」
「そんな夢見事は実現しない」
誰かが 蔑み 嗤い言った
「夢を見るのは子供だから」
「夢は永遠に夢のままだ」
まるで 諦めることが正しいみたいに
夢が 叶うことがないのなら
見続けていく意味は ない
叶えられない物事を
追いかけても ただ 疲れるだけ
悲しいときには 歌を聴いた
後ろ向きな僕の心と
可笑しいほどに 正反対の
前を向いた 力強い歌
歌は 僕に言ってくれた
「夢はいつか叶う」って
それは 嘘かもしれないけれど
僕は それを信じたい
今 大好きなことがあって
それは かけがえのないもので
とても とても大切なそれは
絶対に叶えたい 小さな 夢
前途多難かもしれないけれど
少しずつでも ほんの少しでも
いつか夢に手よ届け なんて
日進月歩で 技術を磨く
もしかしたら 本当に
叶えられないかもしれない
けれど いつか きっと叶うって
そう 信じて疑わずに
僕は できることを増やして行きたい
思い描いた僕の夢を
少しでも 形にできるように
諦めるのが 正しいのなら
僕は 間違いだっていい
現実を見るのが 大人なのなら
僕はずっと 子供でいい
僕はこれから 死ぬまでずっと
夢は 絶対叶うって
思い続ける 少年で居たい
夢に向かって 少しずつでも
日に日に 進歩し続けるような
諦めるってことも知らない
夢追い人で 在り続けたい