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戦場のピアノは赤いようだ  作者: 東尾シルノ
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~親愛なる君へ~

ピアノは、人々を幸せにするものであって苦しめるものではない。

だがそれが我々の命を守るものならばどうだろうか...



お疲れ様、和樹

フンッ、本当にお疲れだよ、紗良

今日は都内のピアノコンクールだった

あんた本当にバケモンよね

ん?何がだよ?

いや、だって高校生で都内のプロだって参加するコンクールで銀賞でしょ?

今日のコンクールでは都内初の高校生ピアニストとか言われてテレビの取材も来ていた

テレビにでるとなったときは緊張しすぎて口から心臓が飛び出てきそうだった

そりゃまぁそんだけ練習したからだよ、バケモンでも何でもないさ

そうかな?

やっぱり和樹は幼稚園のときから才能があったのよ

全く私もあんたの同じところでおんなじだけピアノ弾いてきたのになんでこんなに違うんだろな~


紗良とは幼稚園の頃からこ幼なじみで小、中、と今も一緒の学校に通っている

そんな紗良に俺は中学生の頃からずっと恋をしていた

いや片思いと言った方がいいのだろうか

そうこうしてる内にもうバス停まで着いた。

じゃ、ここでお別れだな!

うん!じゃまたね!

じゃあな!


さぁて腹へったしちょっとうどんでも食いにいくか!

するとスーツを来た二人組の男性に肩を掴まれた


君我々の組織に協力してくれないか?

えっ...と急になんですか?

我々はリューヘスト生命体撲滅組織

通称RLXA

今この世界はリューヘストという魔界の生命体に侵略されようとしている

侵略!?

そんな、何かの怪しい業者ですか?

そう言うと返答もなく路地裏に連れていかされ映像を見させられた

な...これは?

これがリューヘストの生命体

これらを撲滅するためにも君の力が必要

組織側から

力を貸してくれ

そう何度も何度も頼まれた

渋々承諾した

渋々組織に案内してもらったが何故だか組織の実験室のような場所に連れていかれた。


君、そこのピアノで悲劇の曲を弾いてみてくれないか?

悲劇?

そこで俺は咄嗟にベートーヴェンの運命を弾いた

すると実験室の壁が急に爆発した

なんだ!?

おぉ、想像以上のパワーですね

俺には何が起きたか何も分かっていなかった。

これは....一体何なんですか?

そのピアノは君が思いを込めて弾けば弾くほど、様々な特殊能力を使うことができる兵器だよ

.....

悲劇、楽しみ、落ち着き、怒り、込める思いによって使える特殊能力を変えることができる

これを使いこなせるのは君しかいない、詳しいことは後で話すから私達に協力してくれないか?

これは我々の世界の存亡を懸けた闘いなのだよ

すみません...お断りさせていただきます

ピアノを兵器の用に扱うことは僕にはできません

ピアノは人々を楽しませて、落ち着かせて、幸せにさせるものです

兵器としてなんて使えません

ほぉ、幸せにするかね...


頭上のモニターに何かが映っている

パン屋、何か見覚えのある


もっと拡大しようかね

まさか...紗良!?

フフっ、君が本当に人々を幸せにしたい、いや、君の友人、いや、恋人を幸せにしたいのであればこれに参加するべきなのではないか?

さぁ、どうする?

俺は言葉がでない

紗良を人質にとられている、しかしここで参加すれば幼稚園のころからずっとしてきたピアノのプライド、いや、価値が台無しになってしまう...!

さぁそろそろ答えを聞きたいね

さぁどうする?和樹くん?

俺は....!


第2話へ続く

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