第一羽
一番目はとても気を使ってしまう
最初に何をやるかでそのあとの方向性が変わってくるからだ
自己紹介でも、なんでも、最初に何を言うかがとても難しい
聴衆は最初の人には気を使って聞くが、後になれば聞いてないなんてことはざらだ
なぜなら、次の人以降は最初の焼き増しになってしまうことが多いから
第一印象が大事だと知っているからこそ、リスクを取れない
大きな成功よりは、失敗しないことを考えてしまう
文書を投稿しようと思った時だって
何を最初に書くかでとても迷ってしまった
どの話題を最初に書こうか、どの話題を書けば関心を引くのか
失敗しないか、変じゃないか
そういうことを考えていても正解はでない
だから、最初に何を書くかが迷うということを
最初に書くという自己言及で片付けようと思う
これは、結局二つめに結論を先延ばしにしているだけだが
一つ目の投稿で、反応を見ることができる
一羽目がシャチに食われれば、二羽目は飛び込まなくてよくなるのだ