人物紹介8 ●重要人物のみの紹介
組織多過ぎで、人数も多すぎるので中間の人物紹介です。
※多少ネタバレです。
今までと逆で、物語の要になる人物のみピックアップしました。
みんな消えてすみません!
リゲルとヴァーゴはものすごく根幹には関わっていないのだけれど、ストーリー前段階からキャラデザがあったので、気持ち的に消せませんでした( ;∀;)
なお、この物語の主人公は、
ファクト、
チコ、
シリウス、
ムギ、
シャプレー。
そして
サダル、
響、
シェダルです。
ただし、小説にしたことでアーツが目立ってバランスが変わり、シャプレーやムギの活躍が少し減ってしまいました。最終的な短縮版はファクトに絞って進めようかと思っています。
――――
●シリウス(花子)
人類最初の完全自立型ニューロスアンドロイド。
シェル・ローズ社(SR社)製。
黒髪の東アジア人型。ニューロスの象徴として、親しみやすく作られており、超高性能。普段はイベントになどに従事。チコ、ファクトの事を気にしている。市井の名前はファクトから『花子』と命名される。
●心星ファクト
ニューロス研究の権威を両親に持つ大学1年生。
本人は至って普通に伸び伸び育つ。穏やかな性格のためか基本人に好かれやすい。ベガスに来て運動神経が開花する。
●ムギ
南海学校の高1。ファクトのことを初めから嫌っている少女。茶髪で青っぽい茶色の目。160センチまで背が伸びた(本人談)。クルバトノートでは軽量武器の最強使いにされている。西アジア、東ユラス近辺で動く、「朱」と言われる女性の正体。現在、アジアラインで動くときは、リンの名を使っている。
●チコ・ミルク・ディーパ
現在ユラス軍防衛隊員。超強い女性。戦闘においては最強のニューロスサイボーグ。
薄い黄系のプラチナブロンドで、アースアイを持つ。ファクトの義姉でファクトが大好き。
●シャプレー・カノープス
SR社の社長。厳つい顔に体だが、頭脳派。ニューロス研究の先駆者の一人でもある。
――――――
●ドレスの亡霊
世界最後の閉鎖国と言われる国の荒地の亡霊。くすんだブロンドの髪に昔風の長いドレスを着て、恐ろしい風貌をしている。
この亡霊に示された獣道を行く人間は、必ず亡命が成功すると言われている。
●脱出した少女
ドレスの亡霊に導かれて脱出した者の一人。
●心星ミザル
ファクトの母。ニューロス研究の権威。性格が強く、息子がニューロスに関わるのを嫌う。黒髪黒目。ファクトは母似。
●心星ポラリス
ファクトの父。同じくニューロス研究の権威。ミザルと別居していたが、現在チコの調整や情報共有のために帰省中。性格は非常に穏やかで、ファクトの性格は父似である。妻が大好き。
●サダルメリク・ジェネス・ナオス
サダル。ユラス人ナオス族の族長であり、ユラスの議長。ベガスやVEGAのまとめ役。6年間タイオナスで捕虜状態だった。研究者でもある。性格は非常に真面目で怖い。長い黒髪の奥二重。
●ワズン・アクベンス
チコの元教官のユラス陸軍大尉。青みがかった黒い髪。チコの事を愛しずっと待っていた…が、あきらめるしかない人。
●カフラー・シュルタン・オミクロン
同じく、ユラス軍チコの元教官。過去に戦死しており、チコの夢や記憶に出てくる。
●タビト・シュルタン・オミクロン
カフラーの弟。殉職している。
●おじさん[テニア]
傭兵らしきおじさん。リンことムギには「テニア・キーリバル」の名で雇われていた。
非常に強いという事が判明した自由人。本名『ボーティス・ジアライト・バベッジ』
●テーミン・シュルタン・オミクロン
愛称テミンで、カウスの長男。太郎君が大好き。
――――――
●シェダル(太郎)
チコの弟と名乗る、連合国家が把握していなかったニューロスサイボーグ。チコに瀕死を追わせた後も、時々ファクトの前に現れる。分裂の国、ギュグニー出身。ファクトにアジア名『太郎』と命名される。
●アルゲニブ
東アジア外務省の人間。ユラスを下に見ている。異動しながらも数度任期している。
●モーゼス
シリウスに対抗して発表された、西アジアベージン社の高性能ニューロス。
人間の精神性、婚姻に干渉しようとしている。
――――――
心理層か、夢の中の人たち。
●宇宙の人
ルバというユラス族の全身を覆う布の服に全身を包み倒れ込んでいる、おそらく女性。倒れ込んでいる人かと思いきや、服の中には宇宙が広がるだけなので、ファクトに「宇宙の人」と呼ばれている。
●ベッドに寝込む女性
ユラス人の特徴も備えた大柄の女性。白い髪、淡い褐色肌。ベッドから起き上がることができない。
●茶いストレート髪の女性
荒涼とした荒野の寂しい建物で誰かを待つ、明るそうな女性。ファクトの夢に出てくるが、その記憶は薄くしか残らない。
●子供の亡霊
いつもヒョコヒョコ、ちょこちょこ走り回ったりウロウロしている。
○その他にも女性が数人出てくるが、同一人物なのか別の人物なのか分からない。
――――――
ファクトの同級生、親友
●ラス・ラティックス
ファクトの幼馴染。ニューロス研究に強い関心を示す。ゲジゲジ眉毛にメガネの少年。ファクトがSR社に付かずベガスに行ったことで、亀裂が入っている。
○リゲル
同じく幼馴染で、現在飛び級で藤湾の大学に通っている。アーツ第2弾。サクラピンクの坊主頭。見た目は怖いが落ち着いた性格で、運動神経もあり頭もそれなりに良い。あまり話さず、出番は少ないがいつもファクトの面倒を見ている系。
――――――
VEGAベガス、ベガスサイド
◎VEGAは少年兵の社会復帰活動をしていた、アジアにおける現移民援助団体。
◎ベガスは、そこから始まった東アジアのアンタレスにある移住、都市計画のその自治体。
●御希爪カストル
宗教をまとめる総師長。正道教会ユラス、アジアの筆頭牧師。現在はユラスとメンカル国境で動いている。
高位霊能者でもあり、チコの後見人の一人でもある。妻はデネブ。
プライベートでは曾孫までいる。
●参宿エリス
カストルの補佐で同じく正道教会の牧師。霊性も非常に強く、成り行きでアーツベガスの世話役になる。基本忙しく、態度も辛辣。現ベガス総長。
●カウス・シュルタン・オミクロン
サダル、チコの補佐役。普段は爽やかお兄さんだが、ちょっと危ない。基本穏やか。生涯チコ夫婦とその使命を支えると約束する。妻はエルライで2児の父。
●ミツファ響
藤湾学校の講師に来たチコとムギの友人。薬剤師になり今度は医師を目指している。
しゃべるとうるさいが、なぜかモテる。世界に少数しかいない、深層心理のサイコス能力者、DPサイコスター。男子に大房のオバちゃんと言われている。
●サラサ・ニャート
出産のため休職中の、VEGA総務。アーツの顧問でもある。元東アジア軍諜報。
●アセンブルス・メンケント将補
自称非戦闘員。かなり強いらしい。仲のいい人にはアセンと呼ばれ、チコやサダルの補佐、秘書的位置にいる。
●ザイタオス・ニッカ
ギュグニー付近の国から来た高校3年生の女子。見た目は薄褐色肌の南方ユラス人に近い。明るく落ち着いた性格でムギの友達。漢字は日華で、西アジア読みはキッカ。
――――――
アーツベガスサイド
●ドラゴ・ツィー・サルガス
アストロアーツの二代目元店長。基本は落ち着いた性格。チコと出会ったことで、職にあぶれる大房を何とかできないか考える。アーツベガスのリーダーであり事務局長の1人。曽祖父が元マフィアらしい。元の名前はツィー。黒髪黒目。普通人。
○ヴァーゴ
サルガスの金魚の糞。いつもくっ付いていたが最近は仕事柄別行動。ベガスアーツの第1弾の中の年長で、ごつい顔のドレッドヘアの元副リーダー。見た目と違っていい奴で心配性。
●流星イオニア
アーツの第1弾の中で唯一の有名大出身。運動神経もトップクラス。響の事が好きで、距離を取るために河漢の方に関わることにする。河漢チームのアーツリーダー。
●六連タラゼド
年長組の一人。改装業をしている。見た目も怖く、基本自分からはあまり話さないが面倒見は良い。
○ラムダ
元小太りのジェイのゲーム仲間。性格が良く素直。ファクトとも仲がいい。現在大学生でコンビニのアルバイター。とくに目まぐるしい活躍はしないのに、いつも要所要所にいる。いても活躍はしない。
○リーブラ
元アストロアーツのアルバイターで、響の研究室の元助手。ジェイと結婚をし、ロディア父からはジェイよりできるねと言われている。
●ファルソン・ファイ
一番小柄で、口が悪くエネルギーに溢れる萌えたい女子。ミーハー。タラゼド一家と仲が良い。
●ウヌク
アストロアーツの元4代目店長。めんどくさそうに生きている割には、こまめな仕事ぶり。テコンドーの使い手で、ムギに勝てなくてアーツに参加する。大人女子大好きで、モア次点の「アーツの限界点」。
なぜか子供の日曜学校の先生になる。
―――――
ヴェネレ人
◎聖典正統血統のヴェネレ人。ユラス大陸の西隣。歴史的には持ちつ持たれつも、ユラス民族と仲が悪い。
●ロディア
膝下が悪く車椅子を使う数学や経理の先生。サルガスと結婚し、現在はサルガスと結婚。
○ウクダー・カーティン・ロン
ロディアの父で別名婚活おじさん。娘の婚活を推し進め仲違いして別居となる。実はヴェネレ人の地域一帯や世界で展開する、大型マート「フォーチュンズ」系のオーナー。商売が好きでベガスや河漢に参入したいと思っており、現在『ベガス征服おじさん』とも言われている。タウ父と飲み仲間。名前つけました。
―――――
アジアライン
●ザイタオス・アリオト
ザイタオス・ニッカの2番目の義兄。幼い頃預かったニッカの育ての家族でアジアラインやその少数民族連合をまとめている1人。
●タイイー
独裁的な北メンカルから独立的な立場に立った『ガーナイト』の議長。連合国寄り。これまでガーナイトに帰れなかったが、どうにか戻ってくる。北メンカルの第三王子でもある。
―――――
●カーフ・カプルコルニー
藤湾の生徒代表。ユラス人だが外見は東洋人に近い。非常に真面目で優等生なのに、妄想チームに危険人物指定にされてしまう。ナオス族の名家で母親が献身的にチコを支え、チコからの信頼も厚い。父と兄を亡くしている。
――――――
◎ギュグニーの過去回に出てくる人々
●カラ・カーマイン
ジライフの外交官一家の次女。オキオル共和国でギュグニーに拉致される。ギュグニーで得た夫と主に死亡。
●レグルス・カーマイン(バーシ)
同じく拉致された三女。さらに拉致され行方不明。
●ロワース(ショーイ)
ジライフの看護師であり衛生士。カラたちと共に娘と拉致された既婚者。最初の拉致時に息子を殺されている。その後レグルスと共に行方不明。
●ロワイラル(バナスキー)
ロワースの娘。拉致時に中2。
●トレミー(ジュリ)
レグルスのことが大好きな、元娼館の美女。同じく行方不明。
●シーキス牧師
正道教の宣教師。兵士や娼館のコミュニティーの精神的支えになっていた。同じく行方不明。
●ジルモ・オビナー(長の男、総監)
ソソシアの街の古い要塞の商売人。北方国家シーニースの元海兵隊中将。現地出身だが複雑な混血。30代半ばで仲間を率いて国家軍を離反。183センチほどの太めの筋肉質。スキンヘッドで頭から首、背中腕などに流れる双竜の刺青が入っている。
●タイラ(シャオ) 拉致時に中学生でシステム関係で優秀。後にモデルのように背が伸びる。
――――――
◎サダルの過去に出てくる人物
●ナオス族族長
サーライの父でサダルの祖父。
●サーライ・ナオス(ルイブ・テンサー)
サダルの母で美しいバイラ。しかし、生き下手でどこでも失敗ばかりしている。気は強いがひどく怯えたりもする。
●チャラワン
ルイブの夫で軍医。バベッジ系のイーストリューシアへの移民。
●タイヤン 一家総出でルイブたちの保護役。ルイブに惚れていて、それなりにカッコいいけれどフラれ続けている。
○おばあちゃん クレバーをいつも見ていてくれた老婆。
○牧師 ルイブとチャラワンの結婚を取り持つ。
●クレバー 荒野で拾ってきた緑の目の子供。発達に遅れがある。
●汚れた道化 荒野で見たことをあちこちで風潮する。
***
●北斗
誰も知らない、けれど世界を知る女性。
●ミクライ博士
東アジアを裏切った人物。
―――――
人間以外
◎メカの中で、人間に近く自己判断能力が優れているニューロス機能を持つものをニューロスという。
●スピカ*
SS級。SR社のシリウスに次ぐ高性能ニューロスアンドロイド。シャプレーの秘書&護衛。
○カペラ*
SS級。SR社。スピカに並ぶアンドロイド。役割は同じだが、スピカより影の部分での仕事を担う。
ベージン社もしくはギュグニー
●モーゼス・ライト
人間のパートナーにと作られた法律スレスレの量産人間型機種。