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1-7 さいきんの異世界転生

 『解析が終了しました。 毒: 【特攻/対白血球(固有)】を取得可能です。』


 毒盛られてんじゃん!

 アリス、毒盛られてんじゃん!!


 慌てて、アリスの中にいる自分の細胞たちを総動員して白血球と毒が戦っているところを探しだす。何か所かで見つかったので、そのうち一つにフォーカスする。

 そこにはボコボコにされる白血球の姿が。

 白血球負けてる!?

 慌てて近くの細菌をかき集めて加勢に加わる。その他の細菌たちは索敵に回し、各所の毒を探し出して攻撃をしかける。この自分の動きでアリスにまたダメージがいってたらゴメン。でも、今はこれしか思いつかない。


 各所の細菌で毒を探し出し、菌海戦術で逐一葬り去る。


 相手の数が少なかったこともあって、すべての毒を簡単に駆逐できた。こちらの被害も多かったが、もともと死のうとしていた身、どうでもよい。

 てか、これ、アリスが毒殺されかかったってことだよな?

 思ったより殺伐とした世界だったようだ。

 王女だし、アリスが次期王とか偉い立場になるのが嫌な輩がいるということだろうか。

 ・・・たくさん居そうだ。

 一方で、毒を盛ることが出来た実行犯には心当たりがある。王女と関わっている人間が少ないだけに、あの人しか居ないっちゃ居ないんだけど、ちょっと信じたくない。


 今度はアリスがフラフラとし始めた。

 ダメージ入ってるし!!

 【解析】スキルは解析とは名ばかりで、属性と固有スキルは表示されるが、一般的なスキル、すなわちその解析対象の持っている効能については何一つ表示されない。つまり、毒であることは判ってもこれがどういう毒であるか、どういうダメージをアリスに与えているかが分からないのだ。もちろん、判ったところで、自分が何かできるわけでもないのだが。

 それでもアリスの状態が知りたくて、何かないかと周りを見たり、コンソールを開いたりする。

 あっ!コンソールのVITが下げてもいないのに減ってる!!

 よくよく見ると、ほかの能力値も昨日より少ない気がする!

 そういえば、最初に能力をガン減らししたときも、元の位置までスライドバーが戻ってなかったような違和感があった。もしかして、このステータスはアリスの能力値ではなくて、アリスの現在の状態を示しているじゃないのか!?つまり、アリスのその日の状態によって、ステータスのバーの位置が上下するものと考えられる。たぶん一番上まで上がっているときがアリスが100%能力を発揮しているときで、一番下だとほとんど能力を発揮できていないということなのではなかろうか。まさに言葉の意味そのままにステータスバーだ。

「おのれ、アルト。」突然のめまいに、アリスが悪態をつく。

 今回、アルトも自分も関係ないですからね?

 アリスはフラフラしながら、机からベッドに向かおうとする。

 これ、ほっといたらまずいよね・・・。このままだとアリスが殺されてしまう。

 とりあえず、この毒については自分が倒し続ければ良い。ただ、もしこれがほんとに暗殺だとしたら、この先はどうなるか解らない。

 アリスが死ななければ毒の種類を変えてくるかもしれない。

 例えば、自分が攻撃できるのが“菌“だけだとしたら、毒の種類によってはこちらでは対処できない、というか、無機系の毒とか、対処できない毒のほうが多いんじゃなかろうか?それに毒を使わない実力行使だってあり得る。

 犯人を何とかしないとだめだ。

 たぶん、黒幕とかもいるんだろう。

 王女だけあって、私怨で暗殺されるとは思えない

 ・・・ん?

 ・・・しばし長考。

 今までのアリスの言動が頭をよぎり、私怨で暗殺されるとは「限らない」に考えを訂正する。

 ともかく何か策を講じなければいけない。


 パチリとパズルが当てはまるように自分が何をすべきかにたどり着いた。

 自分はアリスを守るために転生したのかもしれない。

 ここのところ、すっかり閉じていた自分が目覚め、思考が全力でめぐる。

 この子を守る。

 そう決めてしまえば悩むことはなにもない。

 何が必要だろうか?

 最初に時間稼ぎ、そして情報収集、同時に自分の推測の正当性の確認だな。

 菌活開始だ。


 まずは、時間稼ぎだ。コンソールを開く。

 アリスのステータスを確認すると、やはりどのパラメーターも毒の影響で下がっているようだ。記憶をフル回転させて最初の時を思い出す。アリスが倒れる直前、スライドバーはどのくらいの位置だったか。数値だったら思い出しやすかったのに、とコンソールの無駄なゲーム性に心のなかで悪態をつきながら、今のバーの位置と記憶のバーの位置を比較する。VITが低い分、今のアリスのほうが一番最初にアリスを気絶させた時より状態が悪そうだ。

 最初の時は増えたのは16000だったから、10000くらいかな?

 最初に謝っておく、ゴメンよアリス、ついでにアルト。

 10000ほど自分を増殖させる。アリスが少しよろめく。気づくとステータスバーがするすると下がっていき、いずれの能力もかなり低い状態で静止する。もう少しかな。ふらついたアリスがたまらずベッドに向かう。ベッドで倒れられると寝てると思われてしまうかもしれない。それではダメだ。アリスにはきっちり倒れてもらう。

 もう3000増やす。ギリギリまで耐えようとするアリスの意思が今度はゆっくりと暗闇に沈んでいった。身体に負担をかけないようにギリギリ気絶させるようにしたが、そのおかげでゆっくり倒れてくれた。ケガしなくてよかった。

 ひとつ確認できた。

 今更だが、アリスの状態はステータスバーで確認可能で、このステータスバーを見ながら手加減すれば今後アリスを昏倒させずにすむかもしれない。2回目に倒れた時はコンソールを開いてなかったから仕方ないとして、なんで最初の時にステータスバーの変化に気づけなかったかなと、しきり反省。


 アリスを昏倒させた自分はネオアトランティスに移った。そして【操作】でアリスを心配するように気持ちを掻き立ててやる。ネオアトランティスが「アリス、アリス。」と騒ぎ出した。早く助けを呼んでほしい。自分でそうしておきながら勝手だと思うが、床に倒れたままのアリスを放っておきたくない。

 ネオアトランティスに助けを呼ばせている間に、次はスキルの獲得なんだが、これがとても悩ましい。

 取りたいスキルとしては、【感染】系の強化、【操作】、【パラメーター調整】、そして【症状】だ。でも残りのスキルポイントは1。

 【感染】は、情報収集のためにも手ゴマを増やしたいからだ。できれば、人にも感染したいところだ。最終的には犯人(たち?)にも感染したい。【経口感染】だとどうしても人間には感染しにくい。このスキルの場合、口などから粘膜に侵入してようやく感染の可能性が生まれる。以前も、ネオアトランティスの糞の掃除をするグラディスの指に付着してから口内まで到達できないか試してみたが失敗している。ネオアトランティスの糞から出てしまうと、細菌の寿命が一気に短くなるのが大きい。グラディスの場合きちんと手洗いするのもでかい。

 【操作】はヤモリをもっとうまく扱えるようになりたいからだ。少しでも知恵があると【操作】効かない。ネオアトランティスなんかはそそのかすことはできても、思い通りには動かせない。さすがに、人間を思い通りに動かそうとは思わないが、今後感染できた媒体がヤモリやハエより頭が悪いとは限らない。

 【パラメーター調整】は少し毛色が違う。アリスの体調を調整するためだ。パラメーター向上ができれば、毒から、そして、自分の行動でアリスを傷つけてしまうことから、アリスを守ることができるかもしれない。ただ、取得したとしてもパラメーターを上げることができるかは判らない。

 【症状】は、もちろん、犯人と黒幕を“倒す“ためだ。自分には犯人を懲らしめる方法がない。ただ、これは、犯人までたどり着いてからでよい。

 何を選ぶか。


 かなり悩んでから【操作2】を選択

 『スキルを取得しますか? スキルポイント 1→0 Y/N』

 YES


 【操作2】の色が変わり、次のレベルの【操作3】が現れた。

 しばらくの間はアリスは大丈夫なはずだ。その間に情報収集と実行犯の確認だ。

 実行犯の確認については、今はただ待つだけだ。、もし自分の考えている人間が犯人だったとすれば、感染経路もないことはない。

 あの人が犯人でなかった場合は・・・また考えればいい。

 そうすると最初は情報収集がメインになる。そこで【操作】の強化を選んだ。感染しても自由に動かせなければ情報収集はままならない。

 と言いつつも、正直【感染】のほうが良かったかもしれないと、ちょっと後悔している部分もある。

 ともかく、スキルは取った。次は情報取集とそのための感染拡大だ。

 感染拡大に関しては、しばらくは運まかせのネオアトランティスの糞作戦だ。

 運まかせというよりフンまかせだ。

 これは、グラディスにネオアトランティスの鳥かごの掃除をしてもらわないと始まらない。

 と、

 「アリス様!!」ネオアトランティスの声を聞きつけたのか当のグラディスが飛び入ってきた。

 興奮したままのネオアトランティスがグラディスとアリスの名前を交互に連呼する。

 「あぁっ。」グラディスは床に伏しているアリスを見つけて駆け寄ると、抱え上げてベッドに寝かせた。グラディスは今にも泣きだしそうだ。自分のせいだと思うと胸が痛い。

 グラディスはそのまま、アリスをベッドに置いて駆け出して行った。おそらくアルトを呼びに行ったのだろう。

 ネオアトランティスは自分が仕事を終えたのを分かっているのか、アリスの名前もグラディスの名前も叫ぶことなく、何もなかったかのように毛づくろいを始めた。


 アリスのことはグラディスとアルトに託せて自分はできることをやろう。

 今度はヤモリに視点を移す。

 ヤモさんは今まで眠っていたらしく少し眠たそうだ。ちょっと来ない間に移動したようだ。

 何かの隙間のようだが、ここどこだ?

 辺りはすっかり日が落ちて暗くなっていたが青暗い感じで夜目が効くヤモリなので、遠くの明かりでも周囲を見渡すことができた。

 ここは城の庭の石の下のようだ。

 【操作】のレベルアップの効果を試す意味も込め、ヤモリを操る。

 お、前回操った時より操作性が良くなっている。前回は、目的地を設定してそっちのほう向かわせる(それも時々拒否される)感じで、それも途中で休憩が入り、休憩のたびに目的地を再設定する感じだった。今回はわりときちんと操作できる感じだ。ただ、やはり、宿主のご機嫌にそわない動きはできず、依然ハエの時よりは操作性も悪い。途中で急に止まるのも今まで通りだ。

 ヤモリをコントロールして、遠くのほうの灯りに向かわせる。物陰になるところから大きく離れようとしなければ、ヤモリはかなり従順に動いてくれることが判ったので、少し大回りしながら、そちらに向かう。

 しばらく動いていると、見慣れた風景に行きついた。

 洗濯場だ。ヤモさんは元の場所から大きく離れなかったらしい。

 これで大体の場所が判明したので、城内をあるきまわって聞き込み(本当に聴くだけ)開始だ。

 と、意気込むも、城内ではやはり人間が怖いのか、ヤモさんは思うように動いてくれなくなった。

 いちおう、安全そうな物陰を誘導しようとはしているのだが、なかなか外壁から遠い室内奥へは向かってくれないので、城の奥へ進めないのだ。

 これは別の生き物を探さないといけなそうだ。あんまり考えたくはないがゴの付く虫とかがいいのかもしれない。

 城を這いまって、人が話していそうなところを探して回る。夜も浅い時間なので、まだメイドたちが片付けをしている。ヤモリを操っていける場所はかぎられているが、概ねどこもメイドの活動範囲の様だ。

 メイドたちの住んでいる区画は石を漆喰で積み上げた壁なので、ところどころにすきまがあったり、空気抜きと思われる穴があったりする。そのため、部屋の往来そのものは比較的たやすい。ゴムの目張りなんてないので扉も隙間だらけだ。

 まずは洗濯場から侵入。周辺はメイドたちの職場の様だ。すぐ奥に、この前アリスが占拠した厨房があり、さらにもう一つ隣にも同じような厨房があり、こちらはかまどとかがあった。ほかにも、メイドたちが何かしらの作業をする部屋がいくつか、倉庫、厠などさすが城だけあって、結構な部屋がある。どこもかなり綺麗に片づけられていて、ヤモさん的には進みたくないところが多いらしく、なかなか移動が不自由だ。

 メイドたちには各自、個室が割り当てられているようだった。いくつかの部屋を回ってみたが、家具や寝具もアリスの部屋の程ではないが前の世界でも通用するようなアンティークの良品が置かれていた。この世界ではメイドたちは、それなりには良い生活をしているようだ。


 ヤモリのコントロールに四苦八苦してながら徘徊していると、この間の赤黒凸凹メイドコンビが小さな作業部屋で裁縫をしているのに出くわした。

 「まーた倒れたらしいわよ」と黒メイド。早速アリスの話題の様だ。「グラディスがアルト卿を呼びにどたどた走ってったわ。うるさいったらありゃしない。」

 「あらあら、相変わらずはしたない。」と赤。近眼なのか、めちゃくちゃ洋服を目の前まで持ってきて縫っている。赤髪のメイドは裁縫している指先に視線を合わせたままで続ける。「グラディスなんて所詮、どこの馬の骨ともわからない生まれなんだから、おしとやかにしろって言ったって無理よ。なんで、あんなのが宮仕えできたのかしらね。」とんでもない言われようだ。なんか、グラディスもいろいろ大変そうだな。

「どうせ、アキアの領主に股でも開いたんでしょ。」黒が言う。「それよりも最近多すぎない?」

「何がよ?」

「王女の病気。ここ数か月何回も倒れてるじゃん。」黒髪おさげのメイドは裁縫はほったらかしで赤髪に言う。「そろそろ死ぬんじゃない?」

「あるかも。」赤髪メイドも裁縫を止めて、黒メイドに顔を寄せる。「いよいよ、エラスティア公とベリマルア公の権力闘争、一騎打ちが始まるわね。私、アミール様派。」エラスティア公とベリマルア公とか言うのが黒幕候補になるのかな?ロッシフォールの名前が出てくると思っていたけれど、あいつもしかしてそれほど権力に近いところにいないのかも。めっちゃ黒幕キャラっぽかったのに。

「そりゃそうよ。アミール様は天使だもん。」赤黒ともにアミール派の様子。アリスに比べてアミールは人気あるようだ。正直何故だかはよく分かる。「それに私ジュリアス様をよく知らないのよ。」また、新しい固有名詞。メモを取りたい。

「ジュリアス様は城外のお屋敷にいるからね。城にはあまり来ないのよ。」黒メイドが言う。もう、固有名詞増やすのやめてほしい。

「サミュエル様は城にお住まいなのにね」赤メイドが意味ありげににやりと笑う。また固有名詞が増えた。もはや、誰が何やら分からない。黒が「そりゃあもう」と意味ありげににやにや笑った。すでにもうついていけてない。この二人の会話は情報量が多すぎる。

「そういえば、確か、ジュリアス様が継承権が第2位で、アミール様は実子だけど第3位であってるわよね?」黒メイドが赤メイドに尋ねた。

「そうよ。どうせ死んじゃうのになんで王女が第1位なのかしらね。」赤メイドは相変わらず口が悪い。というか、アリス、次期国王候補筆頭か。そういえばロッシフォールも次期国王とか口にしてたな。「血統的にはアミール様がのほうがジュリアス様より上なんだけど、いまんとこ幼すぎるからジュリアス様のほうが継承権が高いわけ。そういう意味ではもう少し生きててくれたほうが、年齢的にアミール様が第1位になれるのに、死ぬ時ですら空気読まないし、あいつ。」

 まだ、死んでませんから。いや、まだっていうか、死にませんから。

 死なせませんから。


 アリスが現在継承権代位1位。

 アリスが死ぬと、ジュリアスとアミールのどちらかが次の候補ってことだな。

 そして、それぞれジュリアス派とアミール派の貴族がいるっぽい。エラ何とか公とかそこら辺の人たちだ。今名前が上がった人たちの中にアリスを毒殺を企てたやつがいるかもしれない。


「てか、継承権なんて、どうでもよくない?実際、王になるときに一位かどうかが問題じゃん?」黒メイドがごもっともな疑問を投げかける。

 二人とももう完全に手が止まっている。こんなんだから、二人ともこんな夜遅くまで働かなきゃならないんじゃなかろうか?

「それがそうでもないのよ。」赤メイドが黒メイドに顔を近づけて辺りを気にしながら言う。「第二位以下は割と入れ変わることがあるけれど、第一位って次期国王なわけじゃん。次期国王ってそう簡単に変えられないらしいのよ。だから、チンクシャ王女も一位のままじゃん。それに、王様もずっとお加減が悪くて、もって3年って噂じゃない?その頃だと、まだ、アミール様も若いし、アミール様が次期国王候の座を理由もなく簒奪するってなるとかなり難しいらしいのよ。」

「簒奪って・・・。てか、それ、どこ情報よ?」

「みんな噂しているわよ。」赤メイドがそんなの当たり前とでも言うように黒メイドの疑問を受け流した。「知ってる?エラスティア公が王様を手厚く看病しているのも、アミール様が1位になるまで死んでもらったら困るからだって話よ。」

 エラスティア公ってのがアミールサイドの貴族か。アミールと一緒だったしロッシフォールも同じ派閥なのかな?

 赤メイドの言う通りだとこの国、案外陰謀にまみれてそうだ。

 そのあとは、アミール様ラブ話が続いたので割愛する。この二人の話は情報量は多いのだが、同じ話をいつまでもぐるぐる続けている感じで展開がないのだ。何回も繰り返される似たような話を最後まで頑張って聴いていたところ、次のようなことを理解できた。

 アミール側にはエラスティア公、ジュリアス側にはベリマルア公がついているっぽい。また、アリスが死ぬと第1位となるジュリアスは王の妹ルイーズの息子、すなわちアリスの従弟に当たるようだ。

 今までの情報だけで判断すると、ベルマリア公かルイーズが第一黒幕候補だ。推しのジュリアスが次期国王候補になれるうちにアリスを消してしまいたいわけだ。そうしてしまえば簡単に次期国王候補は覆らない。それで彼女に暗殺を指示した。なんか、ありそう。

 一方のエラスティアサイドは、今アリスに死なれるとジュリアスという人間が次期国王候補になってしまうから、あまり手出しはしてこないんじゃないだろうか?アミールが第二候補になるか、成長するかしないかぎりは動かないんじゃないかと思う。

 といっても、メイドの噂話からの推論だが。

 焦らず、もう少し、情報収集だ。まだ、しばらくは時間がある。


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