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プロローグ

それは、我々が暮らすこの世界とは異なる世界のお話。

それは、1人の少年が夢を追いかけるお話。

それは、少年と仲間達が何かを探し、紡いでいくお話。

そこは神々とそれに仕える天使が支配する「神界」、魔族達が住む「魔界」、そして人族を含む数多の種族が暮らす「下界」の3つの世界が繋がってできた世界である。

しかしそれらの世界を自由に行き来できるわけではない。

神族と魔族は決して敵対しているわけではなく、大きな争い事などは無かった。

この2種族はとある理由から下界に暮らす者にそれぞれ「神気」そして「魔法」という力を与えた。

力を与えられた者はそれぞれ「聖者」、「魔導士」と呼ばれ、人々はそれらを総称して「術者」と呼んだ

その者達はギルドという団体に属し、単独で、あるいは仲間と共に「とある理由」の解決に尽力しながら依頼などをこなして生活していた。

この物語は1人の少年がギルドの仲間達と共に一人前の術者を目指す物語である。

時間が取れる時に気ままに書いていきたいと思っています。

完全に自分の趣味ですが、よろしくお願いします。