里を追放された召喚士、大精霊を呼び出す~今更強くなって逆に申し訳ないんだが~
生まれながらに膨大な魔力を持つ少年ノエル=クラヴィエ。
精霊の里に生まれたその子供は将来は大召喚士になるだろうと言われていた。
しかしノエルが五歳になった日のこと、先祖の形見である【青い宝石】から自分を召喚しろと声が聞こえてくる。
それに了承したノエルは毎日のように宝石に魔力を注ぐが一向に精霊は現れず、ついには無能として精霊の里を追放されてしまう。
行く当てもなしに森を彷徨うノエルだったが、ついに大精霊の召喚に成功する。
大精霊は回復魔法の使い手だったが、外の世界はアンデットモンスターが蔓延っており、なんだかんだで無双して世界を救うのだった。