1/54
プロローグ
人生というものは、なかなか大変なもので物語のようにはいきません。
かくいう私も面白みのない人生を送っております。
だからこそ、こういう物語書きたくなるのですが、如何せん物語にしてもいいものは書けんのですなぁ。
暇つぶしにどうぞ。
「お兄ちゃん、部活やったら?」
俺はまだ眠い目を擦りながら
「なんでそうなる。俺が部活嫌いなのわかってるだろう?」
「う~ん。でもこのままじゃあお兄ちゃん社会復帰できないよ」
「復帰も何も、普通に社会生活を送ってるじゃねーか」
「普通?これで普通なの?最近私達以外で喋った人は?あ、先生はなしね」
妹はうんざりした顔をして俺を見下ろした。
「え?……いないけど」
「ほらそんなんじゃ社会で生きていけないよ!わかったらお兄ちゃんは部活に入って喋り相手をつくること!」
このままだと妹がキレそうだったので
「わ、わかったよ。部活に入ればいいんだろう?」
妹は怒ると怖い。俺は怖がりなんだ。
プロローグなんで短いです。
次はやる気のある文章だすよ。
カクヨムでは先行配信してます。
よろしくお願いします。