3-4 枕営業してみた
不調です。何もやる気が起きなくて、ベッドごろごろなう。
あれ以来、ちっともアイデアが浮かばないので、昔エタった小説を掘り返して投稿し始めました。
ちょっとエッチッチで、ハーレムありありなラブコメ小説です。
『僕と彼女と彼女の宇宙?性的欲求を満たしてたわけじゃないんだからね!?』
https://ncode.syosetu.com/n7698ge/
少年漫画誌によくある「ちょっとエッチなマンガ」とかが好きな人におすすめです!
きっと面白いから読んで! 是非読んで!(必死)
いや、というのもですね、この作品、想定してたよりも伸びてないんですよ……!
お、面白くないのかな……?
い、いや違う! 私の作品に限ってそんなことあるわけがねぇ!
俺は天才だ! 天才なんだよぉ!
というのは半分冗談ですけど。
あ、でも、創作ってネガティブになりすぎると何も書けなくなっちゃうんで、もしもこれを読んでいて、これから小説を書こうって人がいたら、こういう風に無理やりポジティブ思考に持っていくの、結構おすすめです。特に私と同じように、根がネガティブな人は。
閑話休題。
さて、ネット小説が無数に存在するこのご時世、何もせず受け身でいても自分の小説が読まれるはずがないのです。果敢に攻めなくてはいけません。
かと言ってですよ。
ツイッターで無策に宣伝ツイートをしても、ほとんどの人が興味すら持たずにスルーすることは間違いありません。
では、どうするか?
先人の知恵を借りるのです。
今、創作界隈で最も熱い宣伝方法。
それは、枕営業です。
とある書籍化作家先生は枕営業で成り上がったそうです。
性を誇示し! 偉い人に股を開き! その結果書籍化された作品がこちらです!
『底辺領主の勘違い英雄譚 ~平民に優しくしてたら、いつの間にか国と戦争になっていた件~』
https://ncode.syosetu.com/n5503fn/
書籍が好評発売中です。
考えるな、感じろを体現したかのような素敵な小説です。ネタバレになるので多くは語りませんが、牛がすごいです。あんなの天才かキ●ガイにしか書けません。
ちなみにこの作品、ちょっと前までのアマゾンレビューには星1と星5しかなく、ファンとアンチがバチバチに戦争をする魔境になっていましたが、今は概ね高評価に落ち着いているようです。
というわけで、今のトレンドは枕営業です!
私もついに女の武器を解禁するときが来ました。
ちょっとエッチな自撮りを上げてオタクどもに媚びりゃあよぉ、書籍化なんて余裕なんだよぉ!!!
結果
なんと投稿後しばらくしても0リプ、0いいね、0RT……!!!
なんで、なんでなんでなんで……!!!???!?!??
意を決してイエスノー枕まで買ってきたのに!?
どうするんだよこのイエスノー枕! 相手もいねぇのに誰に使えってんだよ!
やっぱり乳か!! クソが!!! 男って何だかんだ言いながら乳でかい女が好きなんだよなぁ!!
でもなぁ、乳っていうのはデカさじゃねぇんだよ!! 感度の方が大切なんだよ!!
これを読んでる巨乳好きども、想像してみろ! 例えでかい乳を揉んだとしても、相手がイヤンともウフンとも言わなかったらつまらないだろ!? で、巨乳の女ってのは感度が悪いんだよ! 知らんけど! 根拠はないけど! 私が決めた! 今そう決めた!
だって、だってよぉ!
感度で勝てなかったら、私のような乳のない種族は何をもってして巨乳どもに太刀打ちすりゃいいんだよ!?
自慢じゃないけど私の感度はなかなかのもんだからね!? 比較しようがないから詳しくは知らんけど!!
「チクショウめぇぇぇぇぇぇぇ!! ぜぇぜぇ……」
頭に血が上りすぎて、思わず某総統閣下のような雄叫びをあげてしまった。
「……アホらし、真面目に小説書こっと」
大きな声を出したことで我に返ることができた。
宣伝はたしかに大切だ。
でも、それ以上に大切なのは、どれだけ本気で作品を書くかじゃないかな!
オチ? そんなもんねえよ!
私だってたまには綺麗事を語って終わってもいいだろぉ!?




