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美少女JKなろう作家の完璧かつ華麗なる日常  作者: 中 卯月
第一部 美少女なろう作家、ダラダラする
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1-1 はじめまして美少女なろう作家です

挿絵(By みてみん)

 私は今日中学を卒業した。

 思い返せばクソみたいな三年間だった。どうクソだったかというのは私自身が語るまでもなく、卒アルの真っ白な寄せ書き欄が物語っている。


 学校での私は空気だった。小学校時代から数えると空気歴九年のプロの空気だ。あまりにも空気すぎるからだろうか、不幸中の幸いにもイジめられたりということはなかったが、とにかく学校では同年代の人間と話さずに生きてきた。


 兎にも角にも、私という人間はコミュ障なのである。

 人の目は見れないし、はっきりと発声できないし、コンビニでおにぎり温めてくださいって言えないし、シャレオツなコーヒー屋さんで上手に注文もできない。サイズ表記がTall、Short、Grandeって何だよ。量がイメージしにくいんだよ。ふざけんなよGrande頼んだらめちゃくちゃ量が多くてしばらくの間コーヒーフレーバーなおしっこを出すハメになっただろうが。


 ……そのくせ――今書いているこの文章もそうだが――ネット上ではやたらと饒舌なのが救えない。


 なんで私ばっかりこんな生き辛いんだよ!? と世界を呪ったことは一度や二度ではない。

 親か!? パパンとママンの育て方が悪かったのか!? いや、でも一つ下の妹はめちゃくちゃコミュ強だしなぁ……。


 そこで私は自己分析し、気がついた。

 私には人に誇れるような趣味や特技がない。だから自己というものが曖昧だし、自身に自信もない(激ウマギャグ)。


 唯一の趣味といえばアニメ鑑賞だった。その趣味を誇れよと言う奴もいるかもしれないが、少なくとも私にはそれは出来なかった。


 ある日アニメを見ながら、ふと思った。


「……最近ネット小説発のアニメ多いな」


 それから私は愚かにも、こう思ってしまったのだ。

 ――――こんくらいなら私にも書けんじゃねぇの?


 そう思い立ちネット小説を書き始めたのが中二の夏だったから、かれこれ一年半は書き続けてきたのだが。


「……どれもこれも全っ然PVつかねぇ。何故だ? こんな美少女が執筆してるメチャ面白い小説なのに!」


 おいおい顔は関係ないだろ。てか自分で美少女とか言うなよ笑。

 これってぼっちあるあるだと思うんだけど、長年ずっと人と話をしていないと、脳内にいる別の自分と会話できるようになるよね? どうよ、これを読んでるぼっちの読者(おまえ)


 閑話休題そんなことはどうでもいい


 高校に入学するまでの間、死ぬほど暇なので今一度自分の小説について見直してみようと思う。

 その経過を記録するついでに、このメモ書きをなろうに投稿することとす。

 読者(おまえ)が読んでるこれは、つまるところチラシの裏だ。しかし、ただのチラシの裏じゃねぇ。美少女が使ったチラシの裏だ。美少女使用済みだぞ。どうだ興奮してきただろう。

 感想欄に「興奮してきたな」って書いてもいいぞ♥


 あ、そういえばまだ自己紹介してなかった。

 私の名前はなか 卯月(うづき)。同級生どもは陰で私のことを『な●()』とかいう飯屋みたいな名前で呼んでいたことを知っている。許せない。


 ……閑話休題そんなことはどうでもいいPart2。


 というわけで雑に始まった本作ですが、よろしくお願いします。もしも感想・ブクマ・ポイントをいただけたら喜んで脱ぎます。一件につき一枚脱ぎます。嘘です。


 あ、よかったら私のTwitterもフォローしてね。フォロバはするかわからんけどさ。

 @n_a_k_a_uで検索検索ぅ!

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[一言] 「興奮してきたな」www
[良い点] 興奮してきたな。
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