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鏡よ鏡、121

作者: 青猫

母親に、あんな男どうでもいいわ、と言って欲しい気持ちが私にあったんだろうな…と、部屋の壁を見ながらひとみは子どもの頃の記憶を辿った。

母親にとって、男に、あるいは夫に依存することが女の務め、あるいは女らしさ、だったのなら、母親を責めてはいかなかったのかもしれない…

女らしく生きている母親の生活を台無しにした女と、その女を選んだ夫。


(あんたの父親はお母さんとあんたをほったらかしにして、違う女のとこに行ったんだよ…)


私に向けて繰り返されたその言葉も、母親の世代の、女の価値観を踏襲したもの、だったのかもしれない。

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― 新着の感想 ―
[一言] うん。女らしさって、男に養われる事だって。 色んな上の世代の女性から、言われました。 「かわいくなれ。男を頼れ」って。 迷いますね。楽したいわけじゃないし、かと言って強いわけでもないし。
2018/12/17 11:18 退会済み
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