第四章あらすじと初登場人物★ 追記あり
すみません、セリーヌが抜けてましたので、追記しました。
反乱により国王のルドルフ失脚後、一刀達はこれからどうするかを話し合う。
その際に問題に上がった孤児達に関しては、今回の反乱の褒美として孤児院を貰ったらどうかと言う意見が出る。
無事に孤児院を貰う事が出来き、内装なども問題なく孤児院に住む事になった一刀達は、プレンツェルを拠点として動く事になる。
一刀達が孤児院に住み始めてから、まず行ったのは掃除だ。
その掃除の最中に椿姫と二人きりになった一刀は、椿姫から結婚して欲しいと告白を受ける。だが一刀は妹以上に見る事は出来ないと断ってしまう。しかしその返事を受けても椿姫は諦めず、一刀に口付けをし、必ず振り向かせて見せると宣言したのだった。
翌日、一刀達は今後の復興の打ち合わせの為に、ベルンハルの元へと訪れる。その話の中でベルンハルトより開墾の護衛及び炊き出しの依頼される。
依頼を受けた一刀達は孤児院を経営しながらも、依頼もこなして行く。
そんな日々の中、アギオセリス王国よりエドワードが戻って来る。
そのエドワードからの報告で、物資や人員の援助をアギオセリス王国から受けられると聞き、一刀達は安堵する。
そして、遂にヒルティの精霊魔法の封印を解く日が近付いてくる。
封印を解く儀式の準備を行うと共に、子供達に戦闘訓練も実施。
封印解除の当日を迎えた日、一刀は炊き出しの護衛中にある噂を耳にする。それは孤児達が最近行方不明になっているらしいという噂だった。
その事を心に留め置いた一刀は、ヒルティと共に精霊魔法封印解除の儀式を行う。神秘的雰囲気の中、封印解除の鍵となる精霊の涙を口移しでヒルティへと受け渡す。
無事、精霊魔法の封印は解除されたが、その二人の前に謎の少女が現れる。突然現れた、とてつもない力を持った少女の出現に萎縮する二人だったが、二人への敵意はなく、ただ封印が解かれたのを感じ取り、何事かと訪れただけだった。
セリーヌと名乗った魔人族の少女は、異世界人である一刀に興味を示し、一刀を鍛えると称して孤児院へと住み込み始めると言い出した。
セリーヌは無事全員に受け入れられ、早速俺と妹達の特訓を始める。
まずは俺達の力量の確認からという事で、模擬戦を行ったが、全員でかかっても、息一つ乱す事すら出来なかった。
もっと強くなる決意をする一刀は、サマーリから噂ではなく、実際に孤児が行方不明になっている事を聞かされる。
その事を機に、一刀は自分達の孤児院の子供達に類が及ぶ前に解決する必要があると考え、解決に向けて動き出す。
だが怪しい者はいるが、証拠も探す手立ても無い状況に行き詰まってしまう。
しかし、そこでヒルティから精霊に探して貰うのはどうかと提案される。その提案に賛成し、ヒルティに精霊を呼び出して貰う。
呼び出した風の精霊アエラスの協力の元、孤児達探しを行う。
そして、誰も住んでいない貴族の屋敷の一つに、孤児達がいる事を突き止める。アエラスの案内の元、その屋敷に辿り着き、隠し部屋を見つけ、遂に十数人の鎖に繋がれた孤児達を見つけ出す。
そして現れた犯人は、一刀達に子供達が拐われないように注意してきた
サヴァーリオだった。
院長夫婦を殺害してまで、子供達を拐った事に対して、保護しただけと言い張る様子に説得を諦め取り押さえ、警備隊へと連行する。
その際に、ロバートという人物が院長の孤児院の子供達が居ない事に気付き、サヴァーリオを問い詰めるが、サヴァーリオはロバートの子供達が行方不明になったのを切っ掛けに犯行に及んだとの事だった。
助けた子供達の内の一人であるユーリを、希望された事もあり妹にする。
残りの子供達を探す為、もう一度アエラスに助力をお願いする。
そうして辿り着いたのはロバートの孤児院。それはロバートが犯人だと示していた。
隠し部屋を見つけ出し、ロバートを発見する一刀達。
だが、そこでは子供に剣を突き刺していた、ロバートの姿があった。
ロバートが行っていたのは邪神復活の儀式だった。
この国の王に家族を殺されたロバートは、人間全てが滅べば良いと、子供を生け贄にして儀式を行っていたのだ。
ロバートは操心の技能で一刀達を操ろうとしたが、兄妹神の加護によりそれは叶わなかった。
一刀に敵わないと悟ったロバートは、瘴気を濃縮した瘴薬を摂取し、瘴魔へと変貌する。
瘴魔に変貌したロバートに苦戦を強いられるが、ヒルティが光の精霊フォスを顕現させ、その力を借りどうにかロバートを倒す。
生け贄にされた一人の子供以外は助け出せ、数日後各孤児院へと振り分けられる。
一刀達の孤児院に割り振られたのは三人の女の子。その三人共、一刀の妹にと申し出たのを保留しようとしたが、妹になると絶縁は出来ないが、義妹としてなら後でも取り消せると聞き、三人を義妹にするのだった。
第四章初登場人物
セリーヌ
プレンツィアにてヒルティの精霊魔法の封印を解除した際に、その力を感じ一刀達の前に現れた。魔人族で見た目は15才位の少女だが、世界でも数人しか居ない程の能力を持つ。
過去の出来事により異世界人に対して非常に好意的で、一刀達の特訓を手伝うと申し出る。
赤い髪と褐色の肌で身長は160センチ位、自分の事を妾と称する。
セリーヌイメージ画像
ユーリ
14才の女の子で人間族。
院長夫婦が経営していた孤児院の孤児の少女。
身長は155センチで橙色の短めの髪と目をしており、ハキハキした性格。
サヴェーリオに院長夫婦を殺され、他の子供達と共に連れ去られるが、一刀達に助けられる。それを切っ掛けに一刀の妹になる。
ユーリイメージ画像
アンナ、エリー、エミール
それぞれ13才、12才、9才の女の子で人間族。
ロバートの孤児院の子供達だったが、今回の事件後に一刀の孤児院への異動を希望する。そして、直ぐに妹になりたいと、一刀に申し出る。
が、一刀に取り敢えずという事で義妹になる。
風の精霊アエラス
ヒルティと契約を結んでいる精霊。
風を使った魔法の行使や、範囲内の風の流れを読み、人の声を聞く事が出来る。
30センチ位の大きさだが、精霊の中では上位の存在である四大元素のの一つ。
ヒルティからの呼び出しが無かった為、ヒルティの事を心配していた。
光の精霊フォス
ヒルティと契約を結んでいる精霊。
幼女の姿をしているが、四大元素の精霊よりも更に上位の存在。
ヒルティの精霊顕現により、一時的に成人女性の姿になれる。
光の魔法を行使出来る。
ロバート
一刀達とは別の孤児院を経営している院長。
自身が経営する子供達が行方不明となる。が、実はロバート本人が地下に幽閉し、邪神復活の儀式の生け贄に捧げようとしていた。
一刀達が見たのは、その一人目だった。
一刀に追い詰められ、瘴薬を飲み瘴魔へと変貌するが、一刀に敗れ死亡する。
サヴァーリオ
一刀達と会うたびに、孤児達が拐われない様に注意を促してくる。
だが、とある孤児院の院長夫婦を殺害し、子供達を誘拐した張本人。
本人は保護しているだけだと、自分が正しいと思い込んでいる。
本人に武術の心得は無く、あっという間に一刀に取り押さえられ、警備隊に連行される。
院長夫人
とある孤児院院長の妻。
ある日、夫婦共々殺害され、孤児達も拐われる。
ロベール
ベルンハルトの部下。
一刀達に事件後の結果説明をするために、孤児院に遣わされた。
第五章ですが、3月4月は仕事の関係でまだ書き上がっていません。
大変申し訳ありませんが、暫くお待ちください。m(_ _)m




