俺はなぜこの世界にきたのか?
異世界?あぁ、よくアニメでよくあるやつだろ?
そう、この世界には面白い事が無い。異世界系バトル系ラブコメなど、
それは全て想像に過ぎなかった...そう誰もが思っていた。
俺が異世界に来るまでは。目の前にはアニメでよくある、ドラゴンなどの架空の生き物が多数飛び回っていた。なんだ?夢か...?
「痛え!」頬をつねると痛みもあった。そしてRPGなどでよく見るステータスらしきものとHPバーみたいなのが視界に入っていた。
俺はいつも通りの日常を暮らしていた。特に目立ったことをしていた訳でもない。異世界など信じていなかった。いつも通りに飯を食べ終え、階段を上がり自室に入っていった。そのはずだった。目の前には草木が広がっていた。振り返るとほんの少し前に握っていたドアノブそしていつもの自室が消えていた。
「え?今部屋に入ったよね?」
これが俺がこの世界に来た最初の出来事だった。
俺は自分で言うのもあれだが理解力は早い方だった。アニメや小説。ゲームなど周りよりやっていた方なのでここが異世界だと理解するのに時間はかからなかった。...だが何故だ?なぜ俺なんだ?カップラーメンを食べずにやきそばにしたからか?あらゆる考えが頭の中を駆け巡っている。目の前の岩に寄り添うように座っていた。そして目の前にはゲームによくいるスライムらしきものがいた。
そいつはいきなり飛びかかってきた、俺は腕で顔を防ぐ。「ペチ」
音に反してダメージは大きかった。そしてゲージが少し減っていた。俺は確信した、これはHPバーなのだと、そしてゲージが無くなれば少なからずなにか良くないことが起こると。武器など持っていない俺は一目散に逃げていった。
この話は小説に憧れた中二病患者によって執筆されています。所々文脈がおかしいところがおると思います指摘してくださると助かります