改札の無い電車に大都会で出会う男 都電荒川線に初めて乗りました
駅に改札って必須じゃないんですね。
昔、三陸鉄道で祖父母の家に行ったときは無人駅使用したので
ワンマンの電車は知ってるんですが、大都会東京で
似た存在に出会うとは思いませんでした。
先日、仕事の用事で東京豊島区庚申塚駅付近に行くことになった。
私は東北に住んでいるので、東京の地理、路線図に詳しくなく
経路を調べると新幹線で上野駅、山手線に乗り換えて大塚駅、
大塚駅の近くにある都電荒川線の大塚駅前駅から庚申塚駅で
降りることが分かった。
JRであれば何度も乗っているので問題は無い。
切符を購入して改札に通せば良いのだ。仕事なので領収書も忘れない。
都電荒川線というのは知らないが電車なのだから大差はあるまい。
順調に移動して大塚駅で降りて、駅構内の案内板に従い
都電荒川線の大塚駅前駅を目指す。
??? 電車のプラットフォームが改札無しでそのままある。
切符売り場が無い。プラットフォームに人々がそのまま並んでいる。
観察していると電車が来て人々が前から乗車し、電車の中ほどから
降車している。バスみたいな乗り方なのだろうか?
「あーこんなのあったな、ガチ田舎の駅のワンマンの電車って
どうやるんだっけな?なんか整理券取るんだっけ?」って思いながら
スマホで調べた。
分かったことは、乗るときに170円払うだけで良いということだった。
そもそも何区間乗ろうと170円らしいのだ。
だから乗った駅と降りた駅が分かる必要が無く、
乗った時払って降りるときは改める必要が無い。
つまり改札が必要が無いのだった。
正直、電車だから乗り方はてっきり同じだと思っていた。
だから、大塚駅前駅から庚申塚駅までの値段も調べなかったし、
ましてや乗り方は調べてなかった。
関東、特に東京の方々には「何をいまさら」とか、
「そんな常識的なことで・・・」とか思うかもしれないが
個人的に戸惑ったし、驚いたので書いた。
地方の方なら、いつか都電荒川線に縁がある際は
170円を乗るとき払えばどこで降りても良いと
覚えていただければ幸いである。