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かけがえないんだろう、と騙されてあげる  作者: 今井葉


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早速、摘んで?くれた七草を手にして、今年も作りましょう。―古今集

 年越しそばの後片付けをしながら迎えた新年。今年も台所で忙しくなりそうな予感を感じながら、きょうだいたちは0時00分00秒の瞬間にジャンプするんだ! と意気込んでました。



 あけましておめでとうございます。



 おせち料理でまず箸をつけるのは、黒豆煮。この冬は31日に煮ました。小豆は発酵あんこを作りたかったけれど、きょうだいたちの要望で砂糖を入れた普通のあんこを煮ました。甘いものに目がない私。お正月の楽しみです。



 そして、おせちのお重もあっという間に空に。あんこも雑煮の鍋も平らげて。



 むむむ。



 気になるのはお腹周り。お正月休みも終わる頃、そろそろダイエットしなくては、といさめる私であります。



 ごちそうで疲れた胃腸を整える七草粥の日頃。邪気を払うために正月に食べる習慣がある。せり、なずな、ごぎょう、はこべら、すずな、ほとけのざ、すずしろの七つの野草を、米から炊いたお粥に混ぜて塩だけで味付けるのが我が家流。



 そんな七草を歌った歌がある。

「君がため春の野に出でて若菜摘むわが衣手に雪が降りつつ」



 あなたのため春の野原に出かけて若菜を摘む。私の袖に雪が降りる。という歌。若菜とは七草のこと。「君がため」に摘んで手にいっぱいになった七草。そこに雪が舞い降りる。緑に白。春色に冬の景色が残る野原に、あなたのために一生懸命摘みました。



 いいね。私にも摘んで若菜に添えて歌ってほしい。



 良人は私のために「君がため」と贈ってはくれないだろうから、私から頼む。



「七草粥食べようよ。春の七草を買ってきてくれないかな」と。



 早速、摘んで? くれた七草を手にして、今年も作りましょう。



 無病息災を願って。家族を労って。



 今年もよろしくお願いします。






 




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