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かけがえないんだろう、と騙されてあげる  作者: 今井葉


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甘いホットチャイは、飲んでも体は縮まなかったけど、気分は不思議の国に迷い込んだ少女。―不思議の国のアリス

 出先でちょっとした空き時間を潰すことに。そんなときって、だいたいカフェでゆっくりしたいな、と思うもの。カフェ探しの始まりです。


 そんなときに便利なスマホ。当然頼ります。近くのカフェをあちこち見ていって、ちょっと気になるお店を発見したのです。


 さっそく車で移動。その場からはすぐでした。でも外観は、というと、花屋さん? それもかなり鬱蒼としています。

 入口がどこかわからず、ちょっとうろうろ。すると、あった。やっぱり花屋さんではないの? 様々な観葉植物が目の前を覆います。

 

 カフェはどうやら奥のよう。


 花屋さんを通り抜け、奥にソファが。お客さんが座っておしゃべりしています。どうやら、ここらしい。天井にはたくさんの吊り下げられたドライフラワーが。そこで思いつきました。


 まるで、不思議の国のアリス!


 ジャケット着て、金の鎖に繋がれた懐中時計を持ったウサギが現れて⋯そんな夢みたいなことが起こりそうなお店! 迷い込んだ店内を見上げて、アリスが鍵を差し込んで見つけた色鮮やかな明るいガーデンを思い起こしました。


 わくわくしながらきょろきょろ見渡していると、エプロンをかけた店員さんが奥から出てきました。注文はカウンターでしてからお席にどうぞ、と張り紙もしてある。そうかそうか。


 私は、ホットチャイを、とオーダー。まさか、体がアリスみたいに小さくなったりしないよね。なんてどきどき。


 ふんわりゆったりした一人掛けソファに座り、またも、店内をきょろきょろ見渡す。本棚があって、クラフトの手作りバックがあって。本の貸し出しをしているのね。


 そこで恭しく店員さんが、ホットチャイを運んでくれた。

「添えられたドライフラワーは、プレゼントです」と。


 お盆の上のチャイとドライフラワーに乙女心くすぐられ、つい、写真をパシャリ。この青い花はラベンダーかな。白はかすみ草?


 甘いホットチャイは、飲んでも体は縮まなかったけど、気分は不思議の国に迷い込んだ少女。読みかけのエッセイも面白かったし、大満足で小一時間過ごせたのでした。



 家に着いて、早速ドライフラワーを飾って。お気に入りの空間がまた一つできた。今度はきょうだいたちも連れて行きたいな。軽食やケーキもあるみたい。不思議の国の花屋さんのカフェやさんのおはなし。





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