表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
かけがえないんだろう、と騙されてあげる  作者: 今井葉


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

46/77

外へと換気された焼いた魚の脂の匂いが、通りへと流れると、外で遊んでいたきょうだいたちが帰って来る。―目黒のさんま

 レモン麹に漬け込んだ鶏もも肉の唐揚げに、発酵小豆。麹を使ったごはん作りが好き。塩麹は炊飯器使用三十分で出来上がるレシピをリピしている。

 腸活を意識しているわけでもなく、お腹にやさしいご飯が好き。卯の花とか。おからドーナツとか。おからは冷蔵庫にいつもある食材。外食も美味しいのだけれど、やっぱりおうちごはんが好きなのだ。



 秋。

 食欲が増してしまうのよ。



 落語で「目黒のさんま」を。「ときそば」を。「まんじゅうこわい」を。



 ついお腹を減らしてしまう、おいしいネタ。魚売り場に走りたくなってしまう、美味しいさんまの塩焼きの話。大根おろしも忘れたくない。銀色に光るきれいなさんまの味を思い出して、今年も。


 

 台所でおいしいものを作る。そんなに嫌いでもない家事仕事。布巾を縫ったり、塩素で消毒したり、拭き上げたり、そんなことも割と好き。ぴかぴかのレンジフードを見上げて、やっぱり気持ちいいから。



 焼き魚の煙を吸い込んで。外へと換気された焼いた魚の脂の匂いが、通りへと流れると、外で遊んでいたきょうだいたちが帰って来る。

「今日、さんまでしょう?」

「ポン酢忘れてない?」

 それぞれの楽しみ方で、美味しく頂きたいから。



 食卓では落語を流しながら。もちろん「目黒のさんま」を。秋。おいしすぎる、秋。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ