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あなたの能力教えてください 後編


「こうきいてみると意外と知らんもんだな…」


 バインダーを見つめながら情報がつぶやいた。


「お、情報さん、こんにちはー」

「数学か。現国から逃げてなかったか?」

「あー数学準備室に逃げ込んだら『くそ…この結界は破れん…』とか言いながら走り去っていきましたよ」

「あきないね…。そろそろ君たちには和解してほしいが」

「無理っすね。そういう教科なんで」

「あ、そうだ。インタビューいいか?」

「お、あれっすね?りょーかいですー」


数学の場合

「俺、数学って呼ばれてるんですけど、厳密には全ての数学を表しているわけじゃないんすね。うまく言えないんですが、高校数学で言えば、数学Ⅰ、Ⅱ、Ⅲに相当しますね。あ、そうそう。だから、数学A、B、Cもいますよ。どうだったっけ。俺の遠い親戚で、三つ子なんですよやつら。話合うし、すごく面白いですよ。


 ああ、で能力でしたっけ?


 さては情報さん、俺の能力、計算機みたいなものだとおもってるっしょ。違いますって。そういうのはコンピュータにやらせればいいんですよ。


 俺の能力は『数式解析』。公式とか、そういうのなくても、世の中のことから式を、そして数字の法則を見出すことができる能力です。分かりにくいっすよね。まあ、例えば、2っていう数にはどのような性質があるか一目でわかるようなもんだとおもってください。俺にとっては最高な能力ですけど、情報さんは使いませんよね?


 発展能力は…。あー…あんま使いたくないんすよね…。これ、能力名を言うことが発動のトリガーになっちゃうので、言わないでおきます。まあ、でも世界の数学の理を書き換えることになる能力だとは言っときますよ。


 あ、てか授業はじまっちゃう。それじゃ」



 数学が自分のデスクから教科書やら教材をひっつかむと、チャイムと同時に職員室を飛び出した。


「あー…まあ授業が始まっちゃったらもう先生はいないかな…。今日はここまでだ。調査員さんに返しておこうか」


 情報は職員室をでると、長い廊下を歩き始めた。








【小話】 「美術さんと歴史さん」



「はあ、またきみか、美術君」

「歴史さーん、ボクも時空旅行に連れてってくれるよねー!」

「だめだよ。今回はヨーロッパにいくんだから。さすがに言葉がわからないだろ?」

「ヨーロッパにいくからだよ?ぼく、いっぱい絵画みたいんだー!」

「そうか…。でもだめだ。今回は戦地にいくからね」

「いいもーん。ボク、スケッチするもーん」

「だーめだ。じゃ『時空旅行』」

「うわ!歴史さんひどいよーボクを置いて行っちゃった…。ま、そういう顔もすきだから、デッサンしちゃおっと。」






これで第三話、能力紹介終了です!ほかのキャラも、作者の中二病が爆発し次第、書き連ねたいと思います!

 全く個人的な話なのですが、歴史さんがかっこいいなー…って思っていまして…。こう、方言とか使っちゃうから、キャラつかみにくいのですが、まあ、元気で紳士なお兄さんみたいな人だと思ってください!小説って難しいですね…。


 投稿期間があくかもしれません。それでも読んでいただいている皆様に感謝感激の雨あられでございます。感想なども下されば、全力で拝見させていただきます!


 ここまでご覧いただき誠にありがとうございました!引き続き、よろしくお願いいたします!

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