三つ子の登場!~数学兄弟がそろったぞ!~
※この作品はフィクションであり、登場する教科や人物はすべて架空です。
政治的意思もございません。ギャグ・コメディ作品としてお楽しみください。
「おはようございます~」
「あ、おはよう、数Aさん」
「何言ってんすか、物理さん~。俺は数Bっすよ」
「え?」
「で俺が数A~」
「ん???双子だったの?」
「ちょっとぉ物理さん~。俺、数Cも忘れないでくださいよ~」
「三つ子!?」
ここはアカデミア学園。擬人化した教科たちが授業をする、特殊な学園である。
「なんだって!?珍しく、三胎がそろったって!?」
「わわ!生物兄さん!驚かさないでよ!」
「わー生物さん久しぶりっすー」
「生物さん、また痩せましたー?」
「どうせ植物でも見てたんでしょー?」
「違う口から同じ声が出てくると、ちょっと頭が狂っちゃう‥‥‥」
「数学三胎!今日こそは研究に協力しろー!」
「「「やだぁ」」」
そこに顔を出したのが情報さんだ。
「朝から騒がしいぞ。って、数学兄弟は今日で長期休みが終わりか」
「情報さん〜久しぶり〜」
「バカンス楽しんできたよ〜」
「お土産あげる〜」
「……すまない。やはり三つ子は似過ぎていて誰が話しているのかわからん」
「だろ!!」
と大声を出すのは生物さん。「恐ろしいくらいに似ている三胎を対象に研究したいと思わないか!?」
「それは思わん」
「兄弟といえば、お前ら理科四兄弟は似てないよな」
「本当の兄弟じゃないですもんね、僕たち」
と物理。
「え!? そうなのか!?」
「あれ? 言ってませんでしたか?」
「いやお前たちは兄さん兄さん言い合っているものだから、てっきり家族かと」
「俺たちの前の理科教科が兄弟だったらしいからな。それをただ引き継いでいるだけだ」
「……複雑な気持ちにはならないのか?」
「別にそうでもないですかね? 僕たちはずっと実験室にいるから兄弟じゃなくても仲はいいんです」
「ほお」
「というかリアル兄弟で教科やっている方が辛いっすよ」
「すまん。お前は誰だ」
「数Cっす」
「数Cか。それはなんでだ?逆に安心感とか覚えると思うのだが……」
「え、だって考えてくださいよ!? 職場に自分の家族がいるんですよ!?」
と数B。
「何をばらされるかわかったもんじゃない! しかも四六時中一緒ってまじきつい!」
と数A。
「お、おうそうか……」
ようやく少々は見極められるようになってきた情報さんは目を白黒させながら納得した。
「まあこれからまたよろしくな。数A、数B、数C」
「俺が数Aっす」
「俺は数Bっす」
「俺が数Cっす」
「っ!ほんっとうに間違って申し訳ない……」
こんにちは!お読みいただきありがとうございます!
今回は初登場!数学ABC兄弟です!数学Ⅰ、Ⅱ、Ⅲは繋がっているけれど、数学ABCはぶつ切りらしいですよ(作者調べ)だから、ナンバーの方の数学さんは兄弟いないんですよね!
評価、コメント、リアクション!お待ちしております!
よろしくお願いします!




