資格返納期限

わたしに母親の資格はない。

だって、こんなに可愛いのに…

あんなことしてしまった。

取り返しもつかない。

大きな傷。

みんなには見えない大きな傷。

陸人(リクヒト)の怯える顔が…今でも目に焼き付いて…

毎日懺悔する。ごめんなさい。ごめんなさい。…

何度、叫んでも、リクヒトには聞こえない。

そう…。

リクヒトはわたしの声が聞こえない。

どうして？リクヒト？？

ごめんね。リクヒト。

こんなことしたくなかった。

リクヒトがくれた命なのに。

ごめんなさい。

評価をするにはログインしてください。

この作品をシェア

ブックマークに追加

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

―　新着の感想　―

このエピソードに感想はまだ書かれていません。

感想を書く場合はログインしてください。

イチオシレビューを書く場合はログインしてください。

+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ