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高2ジョンストン  作者: 行者BUSYOU
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第三幕〜部活 第一話 デコの日記

デコの乙女チックDairy

201X年 9月X日 晴れ時々嵐 先負


 今日は午後、放課後から嵐かっていうぐらい荒れて、そのあと急に日が差して来てさ、とってもヘンチクリンなお天気。


 でもジョンはサッカー部の練習に参加してた。仮入部かな、雨上がりのグランドはぬかるんでいたけど、泥だらけになりながら大笑いして走ってた。ほんと、子どもみたいなジョン。


 ジョンはサッカー部に入るのかな、そんね汗臭いことしなくていいのに!デコが顧問を務める☆カルタ部に来てくれたら色々と教えてあげるのにさ。日本文化、伝統とかも、ウフフ。


 なんでサッカー部?あ、同じクラスのヨースケやハチベー、ドジフミ達に誘われたのかな?うちのサッカー部、全然たいしたことないのに。県大会初戦敗退でしょ、いっつも。バカみたい。


 でもさ、毎日グランドで練習してくれたら、毎日ジョンが運動しているのが見れるからデコ、嬉しいゾナ。いやん、デコったら正直すぎる、この3日間ジョンのことはかり考えているわん。


 でも、ダメ、ジョンはダメなの。いくらフケ顔だからってジョンは高校生。年齢差がアリストテレス(笑)だいたい、立場が違うわ、アタシたち。彼は生徒、私はティーチャー、ツラいけどガマンよ、デコ(涙)。


 もっともっとジョンのこと見ていたかったのに、榎本先輩が職員会議だ!てデコを呼びに来て。もう、ウーマン・リブの人って、まるで乙女の恋心が分かってなーい。女は王子様を待っているものなの!


 先輩みたいに闘士として生きることなんてデコには出来ない、でも先輩が怖すぎ!テキトーに話合わしているけど、、、今度ジョンにこの悩み、聞いてもらおうかな。あ、またジョンのこと書いてる、、、デコったら、バカバカ(涙)


つづく


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