俺の姉の恋はアシスト必須
月曜日
「おはよう陸朝だぞ」
そんな声で目が覚める
俺林田陸15歳のの朝は早い、兄である快の声掛けで目が覚めた後は朝っぱらからバスケの1on1をするそんな幼少期からの習慣で朝食まで時間を潰す、これが毎日の日常だ「今日くらい休ましてくれよ」兄に文句を言いながらバッシュを履く、今日は高校の入学式なのだ心の準備などにも時間が欲しい年頃であるちなみにうちにはあと1人兄弟がいる「ヤバーい!化粧の時間ないじゃん!!なんで誰も起こしてくれなかったの!?」と声が聞こえてきたうちは血のつながらない義兄と血のつながった姉がいるのだ、まあうちの義兄は俺が生まれる前からの繋がりなので血がつながってないとはあまり思わないのだが圧倒的に違う部分がある義兄は身長は190cmバスケ部キャプテンに生徒会長勉学では入学当初から学年1位と圧倒的な完璧超人なのであるそれに引き換え俺たち妹弟は俺はバスケバカの義兄に引っ張られバスケ部にいるが実力はそこそこ勉強は中の中といったところだ姉はポンコツでバスケ部マネージャー勉強は下の下って感じだ全くもって似ている部分がないと俺たち姉弟は思っているが周りの人達からしたら意外と似てるらしい。
「お前も本気でやれればもっと良い選手になると思うんだけどな〜」という義兄の言葉を「俺は運動不足さえ解消できれば良いの!」と軽く流した「てかそろそろ新入生以外は学校行かなくて良いのかよ」と義兄に聞く「そうだな、そろそろ準備するか」とドリブルしながら言う義兄さっさと朝食にしたいところだ、朝食はフレンチトースト姉は準備が終わらないのか2階から降りてこない先に食べることにしよう「頂きます」味は可もなく不可もなしって感じだ義兄は生徒会の集まりがあるそうなのでひと足先に学校へ行くそうだ「行ってきます」と言うとさっさと出て行ってしまった兄が出ていくと上の階からドタドタと物音がしてきた「お義兄ちゃんもういっちゃったの!?一緒に登校したかったのに」と文句を垂れながら階段を降りてくる林田凛恥ずかしながら俺の姉だ、先の紹介のとおり勉強が下の下なだけありポンコツだそして俺の姉には秘密がある秘密と言っても俺からすればバレバレなのだが俺の姉は義兄が好きなのだ、かくゆう俺も義兄のことは大好きだなので俺はバレないように2人をくっつけることにした。「今出て行ったばっかだから走れば間に合うよ」と言うと凛は口にパンを咥えた漫画のヒロインスタイルで「行ってきます!!」と出て行ったのを見送ると俺は部屋に戻って自分の準備を始めた「はあ、ちゃんと付き合う気あんのかねあの姉は」と独り言を言いながら制服に着替えるうちの兄弟は義兄と姉が同学年で高校3年生俺が2個下の高校1年生だ「そろそろ行くか」家の鍵を閉めこれから三年通う通学路へと足を伸ばした。
高校へ着くとクラスの書いてある掲示板を見ると俺はC組のようだ特に知り合いもいないのでここから友達作り開始かめんどくさいな教室に着いた