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愚神たちのマニアチュア  作者: ヌルハチ
5/9

五話

「また同じ場所、同じ時間に」と約束し、二人は別れる。

帰る頃にはすっかり日は沈み、路地にも夕食の匂いが漂いはじめていた。

カズヤの寮は図書館のすぐ近く。歩いて五分ほどの距離である。

魔昌石に彩られた12階建ての建物だが、それは豪華絢爛というより古風で厳かな雰囲気を漂わせている。

玄関を抜けると淡い光に照らされたロビーがあり、魔力で稼働するエレベーターでフロアを移動することができる。

カズヤの部屋番号は512、五階だ。

この学園に来て二週間、ここの生活にも少し慣れてきた。

だが"慣れてきた"とはいっても魔術が使えない劣等感にさらされ続ける日々はあまり快いものではない。

授業も座学の講義より実技の魔法演習の方が多く、そのたびカズヤや水無月などの劣等生は恥を晒さねばならないのだ。

他の生徒が当たり前のようにできる初級魔法すらできず、取り残される日々。自分が来る前は水無月は一人でこの重圧を背負っていたのだから、彼女の苦労は察するに余りある。

しかし彼らにはそれでも諦められない理由がある。

魔術を使わずともゲノに対抗できる社会を作る。これは彼らの誓いであり、心の支えであった。

そのために周囲にどんな醜態をさらそうとも努力を厭うことはしないと決めたのだ。


いつも通りのエレベーターを上がり、廊下を進んでいく。

気のせいかもしれないが、今日は廊下が騒がしい。誰か部屋ではしゃいでいるのだろうか。

508、509、510・・・・

ここに着たところで、違和感に気づく。先にちょっとした人だかりができていることに。何となく嫌な予感がする。

まさかね・・・

511・・・そしてその人だかりとは・・・

「やあ、随分と待たせてくれるじゃあるまいかね?キオウ カズヤくん」

嫌な予感が、的中する。


挿絵(By みてみん) 

「やあどうも、ご機嫌麗しゅう。突然お邪魔してすまないね」

とても機嫌がいいとは言えなくなったカズヤに、優雅に挨拶を決める男は、1、9にきっちりと分けた癖っ毛を弄りながら微笑む。

そしてその回りには四人の取り巻きがいた。

「ちわっすー!よろしくぅ~」

緋色のショートカットの女性が明るく手を上げ挨拶する。

「なーんだ思ったよりふつー、つまんないの。ネタになる?この人」

季節外れの厚着に身を包んだ幼女が頬を膨らませる。

「ギギギ・・・・ギッチャァー!」

奇面に顔を覆った子供は不機嫌そうに奇声を上げた。

「・・・・・・」

黒髪の中性的な顔立ちの少女は虚ろな目でこちらを見つめるのみである。

「あの・・・誰ですか・・・?というか何しに来たんですか?」

カズヤは目の前の情報を処理しきれず立ち尽くす。

すると食いぎみに1,9分けの男が大袈裟な口調とジェスチャーとともに喋りだす。

「無論、取材のためである。我々は常にフレッシュでファッショナブルなネタを追い続けなければいけないのである。」

「まあぶっちゃけ、こないだ魔導検診の最下位交代のニュースを一面にしたら、新聞が爆売れして兄ちゃんが味をしめただけだけどね!」

言い回したのは君達だったのか。どうりで次の日には学園中の誰もが知っていたわけだ。

まあどちらにしろ噂は一瞬で学園を駆け巡っていたことだろうし、ここで責め立てても致しかたないか・・・・。

あっけらかんと言い放つ緋色の髪の女性に厚着の幼女が難色を示す。

「おねえちゃん、それ言っちゃまずいんじゃ?」

「あれ?まぁいいじゃんか!」

「ギチギギ・・・ガガガ・・・」

「・・・ゲインは『早く帰りたい』って・・・」

黒髪の少女は奇面の通訳をしている・・・のか・・・?

「落ち着け妹たちよ。故郷の復興のためにもこれは必要な調査でなのある。」

1、9分けの男が妹たちを宥めるように手を広げる。

「まぁ押し付けがましいのはなしで。ウチらの質問にちょっと答えてくれればいいからさ。どうしても今日がダメってんならまた日を改めるよ。カズヤン?」

カズヤン!?

「んもう!そんな甘ちゃんで良いわけないでしょ!今日は何がなんでも特大スクープ貰って帰るんだから!」

「ギッギッギ・・・」

「・・・・・カイルは帰りたいって・・・・」

先程から全く統率の取れない彼女たちの意見に思わずカズヤも苦笑いする。

しかし彼らの会話にはどうも憎めない微笑ましさがあった。

「そういえばまだ名前の紹介をしていなかったね。私はガルハット。この子たちの実の兄だ」

きっちりと髪を分けた男、ガルハットは大袈裟なジェスチャーと共に自身を誇示するように、ポーズを取った。

そして緋色の髪の女性をデイン、厚着の幼女をクレイン、奇面の子供をゲイン、無口の少女をセインと紹介した。

初対面の五人の名前を一瞬で覚えられるほど彼の記憶力は芳しくなかったが、どうにか顔と名前を一致させる。

「アンタ、魔法使えないってマジ?」

太股を杖でつつかれる。下を見下ろせば厚着の幼女・・・クレインがこちらを見上げていた。

「恥ずかしながら・・・・今朝魔力感知板一式ををようやく一センチ動かした程度です・・・・」


魔力感知版とは魔術の訓練に使用する正方形の石の事である。

摩擦係数を極限まで減らしたフロアに置いており、一ないし五まで存在する。

手をかざし、魔力を込める。魔力に反応する素材で構成されており、うまく制御できればそこから数m、優秀なものなら数十mほどスライドさせる事ができる。

だがカズヤがようやくピクリと動かした魔力感知板は一式。これはおおよそ1m×1m程度の大きさだが、それならば少し才能のある一般人ならば可能なレベルだ。

無論、才能の珠玉を求められるこの学園に相応しいものではない。


「はぁ~!?あんたあたしたちがこの学園に入るためにどれだけ努力したと思ってるのよ!」

クレインは眉を歪ませ勇ましく、責め立てる。

小さすぎていかんせん迫力にかけるが・・・

しかしこんな小さい子でも魔法を使うことが出来るのだ。改めて自分の現状を情けなく思う。

「・・・・あんた今あたしの事ちっちゃいって思ったな?見下ろすなっ!」

「あでっ!」

杖でおでこをどつかれる。意外と痛い。

「杖ってそんな使い方もできるんだね・・・勉強になる」

「こんな事から学んでんじゃないわよ!この凡才!変態!」

前者はまだしも後者は不本意でしかない。あまりの言われようにカズヤは苦笑いを浮かべるしかない。

「まぁやめなってクレイン、カズヤン困ってるじゃん」

手をじたばたさせる幼女を嗜めるのは緋色のショートカットの女性、デインだ。

彼女たちの纏め役なのだろうか、活発さを象徴するような褐色の肌とフランクな口調はまさに元気なおねぇさんと言った所だ。

「ほんと突然お邪魔して申し訳ない!でもちょっとだけウチらに時間くんない?」

両手を合わせ頭を下げる彼女の頼みを無下にするのも憚られる。

「せめて15分!いや、20分、30分でいい!」

「普通数字逆ですよね?増えてません?」

さっきそういえば新聞部と言っていたな。それに記者だと。

何としてでもネタを掴もうとするその姿勢は、単純に一人の新聞記者としての強かさを感じる。

「ギギ・・・・」

「・・・どうせ暇でしょ・・・・」

先程からこちらの様子を伺い見るだけの奇面、ゲインと無口な少女、セインがようやく口を開く。

しかし思ったよりもセインは毒舌のようだ。

暇と言えば暇なのかもしれないが、最初から暇と決めてかかられたら忙しいと言ってしまうのが人情だ。

何と反論しようかと考えてるうちに、ガルハットが提案する


「無論、タダという訳ではない。それなりの報酬を払わせて頂くし、きっちりとこちらから情報提供させていただこう」

男はこちらに向き合い、誓願する。そこに冗談ような気色はなかった。

カズヤは一同をゆっくりと順繰りに見渡していく。縋るような目で見つめるもの、警戒心を露に杖から除き見るもの、さっきから特に変わらない者、そもそも顔が見えないもの、そのどれが彼を決断させたのは分からないが・・・軽く息を吐くと、微笑みをうかべる。

「いいですよ、けど10分だけです」


一同の喜び様の差は激しかったが、悪い気分はしなかった。

「ありがとう、これで我々の故郷に一歩近づいたのであるよ。

「ギギギ・・・」

「・・・ゲインも早く帰りたいって・・・故郷に・・・・・・」

「そ、その故郷っていうのは一体何なんですか?」

先程から彼らの言っている故郷とは一体なんなのだろう。

どうにか情報を引き出そうと質問を繰り出す。

「そうだな、まずはそこから話をしなければなるまい。だがあまり大声で聞かれてもまずいであろう。ここは近くの部屋で安全にアセンブルしないかね?」

「つまり、俺の部屋に上がるってこと・・・?」

「つまらないものではあるが・・・」

彼はどこからか紙袋を取り出す。その中身は・・・

「ガフラータ名物えびマヨ焼きそばである」

「30分だけです。入ってください」

交渉は成立した。



ギチギチになった512号室にて、その会合は開かれていた。

先に切り出すのは彼らのリーダー、ガルハット。

「まず我々の故郷についての話だが・・・・これはルブニア王国について話をした方がいいであろうな」

「え、ルブニア王国ってたしか俺達が今いる王国のことですよね?流石に規模が広すぎるんじゃ・・・・」

「そうだな、では君はこの学園に、この国にどのような印象を受けたかね?率直に述べてくれると助かるのだが」

軍服を着た学生と魔術の鍛練に励む生徒たち、その印象とは・・・・

「そうですね・・・俺には国民が団結して、ゲノに対抗しようとしているように見えます」

「うむ、無論そうあれば理想であるのだがね。もちろん現実は違う」

そして彼らは語り始めた。ゲノが出現しなくなった200年で人類に起きた変化を。

「この魔術学園都市をもう1つ増設する計画が存在していたことは知っているか?」

その情報は初耳である。しかし学園都市は重要な施設なのだし、ある程度理由については納得する。

「この学園も段々キャパオーバー気味になってきてたからね~、志望者も年々増えててまあそりゃそうよって感じだったわけ」

デインは笑ってはいるものの、どうもそれは苦笑いというやつらしい。

「ギギギ・・・ギゴギギ」

「・・・・けどそれは中止された・・・あいつらのせいで・・・・」

それがゲインの翻訳であるのかセインの意見であるのかは定かではない。

「ほんとに身勝手な連中、あいつらさえいなければ私たちの故郷だって・・・!」

クレインはその小さい拳を震わせた。

そして彼女たちは遠い目をする。目線の先にあるものが郷愁であるのか憎しみであるのかは分からない。

「その、あいつらっていうのは・・・」

「王族、貴族、軍部もろもろ。つまりこの学園を除く権力者たちの事。だが決定打となったのはそれを決定した世論であるがね」

ガルハットの瞳に炎が灯る。

「200年間も現れなかったゲノジード。それは国民の脅威への恐怖心を薄めるには十分な期間だった。ゲノが居なくなれば、魔術師は必要なくなる。それまで500年間続いてきた魔術師中心の政治は少しずつ王族寄りに変わり、今ではゲノは存在しないとすら吹聴する連中が現れ始めたのである」

「そんなの・・・めちゃくちゃじゃないですか。魔術師がいなければゲノを倒すことはできませんよね?それなら一人でも多く魔術師を増やすべきなのでは・・・」

「道理なら、ねぇ・・・」

デインは腕を組み、再び苦笑いを浮かべる。

「結局王族は王都ルブニアを建設した。いくつもの魔術師の村や里を取り壊すように、わざと土地を選別してね」

吐き捨てるクレインの声は怒りに震えている。瞳には今にも溢れ落ちそうなほどに雫が溜まっていた。

「魔術師の村や里ってもしかして・・・・」

「そうだ。とり壊された村の一つ、ライノ村が我々の故郷なのである」

「そんな・・・」

カズヤは言葉を失う。人類をたびたび脅威から救ってきた魔術も、今では人民に疎まれる存在になりつつあるというのだ。

「残念ながら、魔術師を必要としなくなる風潮はこの学園も無関係ではないらしい。年々魔術師の練度は落ちている。王都が優秀な魔術師を誘致し、こちらが人材不足に陥っているのも大きな原因の一つであるが。情報は世界を変える事ができる。まずは、ここの世論を変えなければならない。一歩ずつな。そしてそれこそが我々の復讐と復興のための第一歩なのである。」

カズヤは意を決したように立ち上がる。そしてガルハットに詰めよった。

「おれはまだここに来て二週間だけど・・・ここに住んでる人たちが好きです。目的が何であれ、魔術を極めるその真摯な姿が好きなんです。それに友達も恩師も、生きる目的だってできた。何もない俺に全てを与えてくれた、この場所を。だから絶対に守りたいって思ってます。」

改めて、彼らを一瞥する。故郷が違えど、目的は同じだ。

「だから協力できることなら何でも言ってください。魔法も使えない弱っちい奴だけど・・・何か役に立てることがあると思います。そして今日あなたたちはそのために来たんですよね?」

ガルハットの口元がニヤリと笑う。

「その通りだともわが友よ。よくぞ言ってくれた。我々は君の知識に興味がある・・・」

「え、知識・・・?」

「うむ。君は学園長の推薦なのだろう?ならば何かしらの極秘事項を握っているはずだ。学園長や四天王の不老不死の秘密、王族の弱味、それらの情報を一つでいい。我々に提供してはくれまいかね。」

「ともかくひとまずはネタがないんだよ!教えてくれると嬉しいね、カズヤ」

デインが肩をくみ、頭に頬擦りしてくる。

肩のあたりに柔らかい物が当たり、なんだか気まずい。しかし俺は・・・

「あの・・・申し訳ないんですけど・・・俺、記憶喪失なんです・・・」

それからカズヤは話をした。自分が目を覚ました時には記憶をなくしていたこと。

すぐゲンブに保護され、この学園に入学してきたこと。そして学園長と一切の面識がないこと。

彼らは暫し顔を見合わせ、眉を上げた。

「そうか、少し残念だが今日は君という同志を得ることができただけでも収穫なのである。また何か思い出せば教えてくれたまえ。面識もないのに推薦されるということは、君は何かしらのキーパーソンであるのだろう。」

「今日は無理に押し掛けて悪かったね~、おわびに一泊して何でも相談聞いたげる!」

「いえ、それは結構です。夜道お気をつけて」

デインは相変わらず陽気な口調である。

「と、とりあえず嫌なやつじゃないって分かってよかったわ。魔術もせいぜい頑張りなさいよね!」

クラインに杖で足をひっぱたかれ悶絶する。

「グゴゴ・・・・」

「・・・ゲイン、腰の剣が気になるって・・・」

ゲインが指差したのはカズヤが腰に常に提げている短剣である。

「あぁ、これね」

腰から藍紫に輝くその短剣を取り出す。

ゲンブ曰くカズヤが倒れていたとき大事そうに抱えていたものらしい。

「変わった色をしているな。何の素材でできているのだ?」

「いや、俺もよくわかんないです・・・とりあえず凄い頑丈みたいだけど、御守りみたいなもので・・・」


その後は世間話もそこそこに、"取材"は切り上げられた。

学園と王国の現状。それは深刻なものであったが、必ず変えてみせるカズヤは決意を固める。だが彼はまだ知らなかった。この世界を包む現状が明日激変するということに。

頂いたマヨ焼きそばに舌包みをうったのち、カズヤは床についた。



翌日、窓から差し込む光でカズヤは目を覚ます。

朝特有の気だるさから、なかなか頭が働かない。

しかし朝にしてはやけに強い日差しが、カズヤの思考を一気に呼び覚ます。

「やばい!寝過ごした!」

彼が家を出た頃には、約束の時刻を30分程過ぎていた。



全力疾走で直行するが、約束の場所に水無月はいなかった。

(やばい、怒らせちゃったかな・・・とにかく探して、謝らないと)

ひとまず近くの通行人に話を聞く。

「あの、ごめん。ここにいた女の子知らないかな?こう、赤縁の眼鏡を掛けてる」

「なんだ最弱王じゃん。最弱女王探してどうすんだよ」

「はっ!弱いもん同士で固まってろよ」

その後も何人かの通行人に水無月の行方を聞くが、ただただ冷たくあしらわれるだけである。

「おっなにやってんだ?カズヤン」

「あっあなたは、デインさん!」

5人兄妹のまとめ役。

緋色のショートカットに相変わらずの屈託のない笑顔が素敵な女性だ。

「水無月っていうとあの赤縁眼鏡の・・・」

「そうです!どこかで見かけませんでした?」

最弱女王とか、魔導検診で最弱だったとかの特徴を言わない所に彼女の人柄を感じる。

「確か同級生と一緒にどこか向かってたよ。軍部の方向だったような・・・」

「あっありがとうございます!」

嬉しさのあまり思わずデインの手をとり、礼をする。

「お、おう。あんまり女の子を待たせたら、駄目だぞ~」

目線を反らし、照れ気味に頭を掻きながらデインが答える。

そしてその足で軍部に向かおうとした、その時である。


ウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ


ウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ


ウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ



突然轟音で鳴り出すサイレンに、その場の人間は全て固まる。



《緊急連絡、緊急連絡 ゲノジード出現 繰り返す、ゲノジード出現!!

これは演習ではない。繰り返す、これは演習ではない!!》



《1stクラス、2ndクラスの生徒は直ちに現場に急行されたし。3rdクラスは上級生の指示に従い速やかに体育館側のシェルターに避難せよ!》



《なお、ゲノの出現位置は軍部校舎裏手。戦闘可能な生徒は速やかに直行せよ!以上!!》



およそ200年ぶりに機能したその緊急サイレンは、その永きに渡ってのルブニア王国の平穏に、終止符を打った。

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