表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
愚神たちのマニアチュア  作者: ヌルハチ
2/9

二話

「ヘイboy、再び待たせたな、てあれ?」

今度はカフェラテを両手に持ち走ってきたゲンブが異変に気付く。

カズヤが見当たらない。正確に言えばカズヤがいたはずの場所に人だかりができており、彼の影を捉えられない。

ゲンブは舌打ちをすると「ヘイ!どいたどいた!!何事だ!?」と人ごみを無理やりかき分け、ずしずし進む。ゲンブの登場に気づいたものは即座にその場を離れる者と敬礼をする者に別れた。

そして行き着いた人ごみの中心には―――瞳を閉じ、地に臥している、カズヤがいた。

ゲンブは瞳を暫し瞬かせると「アーユーオーケイ!!?」と駆け寄る。返事はない。

慌てて血流、心配を確認する。

「特に問題はないようだが・・・・誰の仕業だ?」

呟くゲンブの声に怒気がこもる。辺り一帯には物々しい雰囲気が漂い始め、一同の視線は一人の人物に集中する。

「―――アタイだけど、何か?」

返答した女は、来いよと言わんばかりに顎を引き上げる。

あっけらかんとした声はゲンブの感情を増大させるのに一役買ったことだろう。

「何か、とは何だ?」

倒れたカズヤを挟み対峙する二人に漂う緊張感が増していく

その様子を横目に、学園都市の生徒水無月 カホは心拍を上げていた。

(どうして・・・こんなことになったんだっけ・・・)

彼女の掛けた赤縁の眼鏡は事の一部始終をしっかりと見届けていた。

それはおよそ十分前に遡る。




「どうだい?ちょっとは感動したかな?」

「町を見たときも驚きましたが、ここはもっとすごいですね!なんというか、全てが最先端っていうか」

巨大な門でセキュリティチェックが行われている。

普段は厳重なのだろうが、ゲンブの顔を見た彼らは一同に敬礼をし、門は開かれた。

その後は暫く芝生とたまに木が生えているくらいの広々とした敷地を抜け、少しずつ建物が見え始める。だが良くみればそれは巨大なドーム型の障壁の様なもので囲まれていた。

「あのこれ、入れるんですか?」

まあ見てろって、と言わんばかりにゲンブは親指を立てる。

車はそのまま障壁にぶつかり・・・

「っ!抜けたっ!?まさか見かけ倒し・・・」

「んなわけねーだろ俺様がいるから通れるのさ」


「―――っ、うわぁ・・・」

いよいよ見えてきた学園とその周辺街に、カズヤは目を輝かせる。

都市以上の魔光石の輝き。

学園の中は様々な店や施設が立ち並んでおり、学生服や軍服に身を包んだ生徒が建物を自由に行き来している。

その様子を微笑ましげに眺めるとゲンブは一つ断りを入れる。

「エクスキューズミー、学園の中を紹介する前に、少し手続きがあるから。ジャスタモーメント、少し待っててくれ。十分くらいで終わるから、辺りを自由に歩き回ってくれていて構わないよ」

「は、はいっ」

「それとちなみに、さっきみたいな侵入者防止のお陰で、勝手に都市に入れる奴はいないぞ。もちろん、出ることもできないから注意してくれ」

話をしてさほど経たないうちに用事のある建物に到着する。

「ではゲンブ様、私はこの辺で」

「あのっ、運転していただき、ありがとうございました。」

従者は軽く笑みを返し、ゲンブに敬礼をしたのち、すぐさま車で走り去った。

「それじゃあboy、問題だけは起こさないようにな。」

「はいっ、おとなしく待っときます」

「ひっかぶるんじゃねぇぞ」

「ひっかぶらないですよ。なんの話ですか」

思わず声が上擦る。緊張しているのだろうか。


思えば二日前、この世界で目覚めた瞬間から、自分は常にゲンブとともにいた。

「目が覚めたか?よかった。ひとまず、自分の名前は思い出せるかな?」

「good boy落ち着いて。君は大きな災害に巻き込まれたのさ。今救援活動をしている。しかし残念なことに、生き残っているのは君だけのようだがね」

「・・・ともかくboyの身柄は俺たちが保護する。さぁ、立てるかね?」


目覚めてからの出来事で物思いにふけっているうちに、ゲンブの姿は見えなくなっていた。


役所の近くの喫茶店。広目の窓枠を通し、二人の女学生が談笑に浸っていた。

「ねぇあれ、噂の編入生じゃない?」

「うわマジじゃん。写真撮っとく?」

二人の女学生がわめき始める。

「やめときなよ。てかきょろきょろしててなんか落ち着きないね~」

片方の女学生が大げさにジェスチャーをして見せる。

「キャハハ!ミーナみたい!!」

「アハハ!それな~!マジウケる!!」

大声で手を叩きながら笑う姿ははた目から見ても下品と言わざるを得ない。

「ははは・・・」

ミーナと呼ばれたのは水無月 カホ。赤縁の眼鏡に茶のショートボブが特徴の一般的な女学生である。

他の女学生の馬鹿にしたようなもの言いにも愛想笑いを返すしかない。

「やっぱ編入するぐらいだからさ、魔法凄いんじゃないの?」

「このガッコ基本的に途中編入ないからね~。噂だと学園長の推薦とか!」

「マジ!?それやばいんじゃね?キャハハ、ミーナ残念だったねぇ。アンタより下は来年まで来なさそうだしぃ。てか来年ですら来るか怪しいもんね~」

女学生たちは水無月にいやらしい目線をぶつける。

「アハハ!コネで入ったこととか含めてもまるっきり同じじゃん!うける~」

わざとなのか、彼女は周りに聞こえるように大声を出しているようにも見えた。

「ははは・・・うん、ごめんね」

水無月は力なく笑うと、もう一度編入生、カズヤの方を見つめた。

編入生かぁ・・・きっと優秀な家から来たんだろうな・・・

友達とか、いるのかなぁ。

視線を手元のコップに入った水に映す。反射する自分の表情は淀んだ青い色をしていた。

「あ、うちらもう帰るから。会計よろしく」

二人の女学生は乱暴に伝票を水無月の前に叩きつけると、そそくさその場を去ろうとした。

「ぇっ、ちょっと・・・!今月はお金が・・・」

「はぁ?あんたをわざわざうちらのグループに入れてやってるんだから、ありがたく思えよ。その程度も払えないんだったら即ゼッコウだから。ゼッコウ。」

彼女らは水無月の方を一瞥することもなく、店から去っていく。一人取り残された店内にチャリンと鈴の音が空しく響き渡っていた。

その時である。店の外が騒がしくなるのを感じた水無月はガラス越しの景色に思わず身を乗り出した。

学生部四天王―――御雷 レイナ・・・!タンクトップからはみだした鍛え抜かれた腕。自らの圧倒的な武勇を誇示するようにそれを編入生カズヤに突き出していた。

「あんたが噂の編入生かい・・・?思ってたより華奢ってわけでもなさそうだな」

「・・・え?君は・・・?」

カズヤは目を白黒させている。

白昼の役所の前で繰り広げられている会話はまるで演劇でも見せつけられているように唐突に始まった。

「他人の名前を聞く前にはまず自己紹介を・・・と思ったけど生憎アンタの名前には興味がなくてね。アタイはあんたの・・・―――魔法を知りたい」

瞬間、槍が超速で繰り出される。その刃先は風を切り皮膚を切り裂き、カズヤの頭部でさえも・・・

しかし御雷の槍はカズヤを貫く直前でピタリと静止した。

「へぇ・・・怖がらないんだね・・・瞬き一つしなかったじゃないか」

予想外の反応に御雷は素直に感心したような声を出す。

「違う。君が当てる気がないのは分かってたから。よける必要がなかったんだよ」

先ほどまでとは変わらないカズヤの声色は御雷の神経を逆撫でする。

「粋がんじゃねえ。反応できなかっただけだろ」

御雷は数歩下がり、左手に槍を持ち替え、そして撫でるように槍の尻に手を置く。

 「うわ・・・はじまったよ・・・やっぱりやるんだな」

 「新入生名物、御雷のマウンティング・・・入ったばかりなのに可哀そうに・・・」

 「とりあえず離れとこうぜ・・・巻き添えはごめんさ」

周囲の反応をよそに御雷は闘志を高めていく。

「武器を構えな。そして魔法を唱えろ。この学園で誰が偉いのか物わかりの悪い編入生に教えてやろうじゃないか。それともまさか、腰にぶら下げてる短剣は飾りってわけじゃないだろ?」

御雷はカズヤの腰に下げられている黒い短剣を刃先でつつくしぐさをする。

「・・・これは・・・お守りみたいなもんだよ・・・」



挿絵(By みてみん)

(このままじゃダメ、早く止めないと・・・!せ、先生は)

水無月は慌てて会計を済ませ、周りを見渡すが辺りには騒ぎを聞きつけた野次馬しか見当たらない。


挿絵(By みてみん)


「君と闘う気はないよ」

「武器を構えろ」

「断る」

「構えろッ!!」

「・・・はぁ」

カズヤは観念したように構えを作る。

まったく、入学初日に何て災難だ・・・・

「そうだ、それでいい・・・さあ、始めようじゃないか・・・あぁ?」

御雷は今まで出したこともないような間抜けな声を発した。なぜかというと、カズヤの構えとは脱力され開かれた右手だけを前に出す、所謂握手の構えだったのだ。

「これじゃあ、ダメかな・・・?」

「・・・・・いいわけないだろ・・・」

御雷は今にも爆発しそうな感情を喉の奥に押しとどめた。

「お前本気で馬鹿なのか?」

「え、あぁ、ごめん」

こんなことになるくらいから会って早々槍で脅してくる人間との接し方をゲンブに教えてもらうんだった。

だが御雷は鋭い目つきでカズヤを一瞥すると「っはぁ、興が冷めた。やめだやめ」と吐き捨てた。

槍をひとしきり手の上で遊ばせた後、背中の武具賭けに槍を仕舞う。

あちらこちらから安堵のため息が漏れるのを聞き、場の緊張は一気に弛緩した。

「わかってくれてよかった。改めて俺の名前はカズヤ。よろしくな」

和解に成功したと考えたのだろう。無邪気に手を改めて前に突き出し、握手を促す。

一拍おいたのち、御雷が重い口を開き始める。

「アタイの名前は御雷 レイナ。これから四天王になって誰よりもずっと偉くなる女の名前だから。覚えとけよ」

「おう」

握手に応える相手を探し宙を彷徨う手は、無理やり御雷の手を引き寄せる。

「これからよろしくな。まったく分からないことだらけだけど、いろいろ手助けしてくれたら助かるよ」

「―――尚且つ、今からあんたをぶちのめす女の名前だ」

「ッ気を付けて!!」

水無月の警告も虚しく、その一撃は手を通して叩き込まれる。

「ッンギィィィイ!?」

「気安く触んじゃねえ」

御雷の手に触れたカズヤが突如発光し、奇声を上げながら痙攣を始める。干からびかけの金魚の様に口をパクパクさせながら、カズヤはその場に倒れこんだ―――



「アタイは今すぐ始めたっていいんですよ。”先生”?」

御雷の口元が三日月形に歪む。小さく瞳孔からゲンブを鋭く睨む様は正に戦闘狂のそれである。

「”先生”だと?お前のような不出来な生徒に先生呼ばわりされる覚えはないぞ。そもそも学ぶ気がない阿呆の事は生徒とも呼ばんがな」

ゲンブは声に凄みを持たせつつ余裕を見せつける。

「軽口叩いてられるのは今のうちッスよ。一週間後にはアタイと先生の立場は逆になってるんスから」

「それは教師と生徒の立場ってことか?ならその時は是非教えて頂きたいね。お前みたいな脳みそ足らずがどうやって生まれてくるのか、とかな。先生?」

ゲンブは限界まで声のトーンを高くして最後の単語を放った。

「調子に乗るのもいい加減にしろよ」

「調子に乗ってるのはどちらかな?」

極限まで高まる緊張、一触即発の空気に割り込む声が一つ。

「あの~・・・俺、大丈夫です・・・」

気まずそうに片手をあげ、のっそりと立ち上がるのは、さきほど御雷の電気ショックを喰らって意識を失っていたカズヤである。

「ッカズヤ!無事でよかったぞ・・・」

巨漢が心底安心したような声を上げる。

というか神様のみたく信仰されてるって話はどうしたんだ。

やって来て早々反抗されてるじゃないか。


(はぁよかった~・・・カズヤ君っていうんだね。怪我してなければいいんだけど・・・)

水無月は大きく胸を撫で下ろした。


「あの、なんかすみません。ゲンブさんも俺の事で怒ってるんでしたら、今すぐやめていただけると助かります。御雷って人も、多分悪気はないっていうか、そんなに悪い人じゃないような気がするんです。」

これは気休めではなく、カズヤの本心から出た言葉である。一瞬だが場が和んだ時に感じたあの感覚は間違いなく彼女にも善の心があるとカズヤは感じることができていた。

「・・・だってよ?俺はboyの無事を確認できたことだしここで切り上げて許してやってもいいんだが・・・」

視線を御雷に移す。ゲンブに向けられた鋭く光る刃は雷に彩られさらに輝きを増し続ける。ゲンブは諦めたように瞳を閉じた。

「おーい誰か、boyを診療所と寮に連れて行ってくれるgood guyはいないか?」

先ほどまで事の一部始終を眺めていた野次馬たちは一斉に目線をそらす。ただ一人を除いては。

「お前は確か・・・水無月だったか。ほら、鍵は渡しといてやるから、boyをよろしく頼むぞ」

「はっはい!わっわたしですね!?頑張ります!」

投げられた鍵をぎこちなく両手で鍵をキャッチすると、水無月はカズヤの元に駆け寄る。

「た、立てます?カズヤ君・・・ててて、手貸しましょうか・・・?」

今まで言ったこともないセリフが思わず飛び出し、手をパタパタさせながら顔を赤らめる。

「いや平気だよ。ありがとう・・・それより先生は大丈夫かな」

「心配すんな。こんな雑魚すぐに片づけて懲罰房にぶち込んでやるさ」

ゲンブは二人に向け振り返り、ニッと笑う。

それは決して強がりではない。彼の背中は確かな自信に漲っていた。

「調子に―――乗るなぁッ!!」

「じゃ、じゃあ行きましょう。それと本当に心配はしなくても大丈夫ですよ。ゲンブ先生は人類で少なくとも五番目には強いから・・・もちろん御雷さんも凄いですけど」

「うん、ありがとう。本当に助かるよ」


背中越しでも背後で巨大なエネルギーがぶつかり合うのが伝わってくる。

―――始まった

しかしここで振り返るというのは、心配するなと念を押してくれた二人に失礼であるとカズヤは考えた。

ゲンブ先生を信じよう。そして今は指示通り、診療所に行くことを優先しよう。

「あとそれと・・・水無月さん?歩けるから腕は掴まなくて大丈夫だよ」

立ち上がってからというものずっと腕を掴んだままの水無月に優しく指摘する。

「ああっはいっごめんなさい!いま、離しますね!」

「?謝らなくていいのに・・・」

「あの、本当に大丈夫ですか?ふつうあれだけの電撃うけちゃったら一日ぐらい立ち上がれないと思うんですけど・・・」

水無月が心配そうに首を傾げてカズヤの顔をのぞき込む。

「うん、平気なくらい何ともないんだ。でも一応診療所で診てもらうよ」

二人は横並びで歩きで診療所に進み始めた。


「ほんとにどんな体してんだい?あなた」

「あはは・・・」

「確かに魔痕は全身に残ってるけど、ほとんど内傷も外傷も確認できないねぇ、人間とはとても思えないわよ」

診療所という単語は記憶を失ってもなぜか知っていた。どうやら失ったのは知識ではなく記憶だけのようだ。しかしこれは自分の知っている診療所と少し相違がある。

「化け物じみた回復力か魔法耐性化か・・・あるいはその両方か。けど、二度とこんな無茶はするんじゃないよ?下手したらいつか人間やめることになるからね」

カズヤが違和感を感じているのは、先ほどから流暢に喋っているこの医者がどう見ても人間ではなく、竜の顔と鱗に覆われた肌を持っていることに対してであった。

この見た目で「人間とは思えない」とか「人間やめる」とか真顔で言うのである。

流石にツッこまざるを得ない。カズヤは手を上げる。「あの・・・」

「ん?なんか聞きたいって顔してるわね・・・。分かった!この髪飾りでしょ。高かったのよ~今度でお店紹介したげる。いつかあの彼女さんにでもプレゼントしてあげなさいよね」

「あ、どうも・・・いやそういうわけでは」

この学園に鏡は存在しないのだろうか。

・・・しかし今日それを本人に問うのはやめることにした。


「びっくり・・・させちゃいましたかね?」

水無月は申し訳なさそうに胸の前で手を組む。

「うん、すごく驚いたよ。学園にはああいう人もいるんだね」

「いえ、基本的にはあの竜人のキャシー先生だけだと思います・・・都市伝説で吸血鬼がいるとか聞いたこともあるけど・・・まあただの噂だから気にしなくていいですよ」

「キャシー先生っていうんだ・・・案外普通の名前なんだね」

そこから暫くは廊下を歩きながら取り留めのない会話をしていたが、話題が尽きかけたころに、水無月が切り出した。

「あのっ・・・もう寮に・・・行きます・・・?」

カズヤは「んー」と少し考えてから

「まだ日も明るいし、もう少し後でいいかな。できれば学園内を案内してくれると助かるんだけど・・・水無月さん?」

「う、うんっ!もちろんです!カズヤくんを連れていきたい場所があるんですよ!」

軽くジャンプした水無月の声が弾むのが分かる。

(施設紹介が好きなんだな、水無月さん)

「うん、じゃあいこっか。ええっとどっちに出れば・・・」

「こっちです!学園は広いから、シャトルバスが出てますよ。ちなみにさっきカズヤ君がのってた魔道車って普通の人はなかなか乗れないんですけどね・・・」

急に嬉しそうに話し出す水無月を見ていると、カズヤもなんとなく力が湧いてくるような気がした。

まだ昼下がりの空の下、二人の学生は目的地と、来るべき過酷な未来に向けて歩き始めていた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ