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こうなった。~創られた世界~  作者: 彼是(あれこれ)
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第五話

このまま続けていいのか・・

地獄の様な宴会が終わった。


俺の腹は既に【モリス】サトウキビの様な果実でいっぱいだ。

ミーナの家に泊まるか聞いてきたが遠慮さして貰った。


ギルイットさんが家を用意してくれた。

何でも空き家が数件あってそれを村長であるギルイットさんが管理しているそうだ。


もう夜で周囲は暗い。

ギルイットさんは蝋燭をいくつかと木の燭台を用意してくれた。

家は木造立ての一階建ての平屋だった。

扉には鍵がついていて鉄の鍵まで付いていた。


鍵を開け中に入ると強い木造の匂いが子供の頃親とコテージに泊まったのを思い出した。

鍵を閉め、家を軽く散策する。


部屋割りはリビング 寝室 様式トイレ キッチン 空き部屋だ。


もう突っ込む事が疲れた。


リビングはテーブル 椅子 とすごく普通に見える。


トイレは流石に水洗では無かった。

でも落下式なのに匂いはしなかった。後便座は大中小のサイズがあった。


キッチンは中華鍋、出し巻き卵用フライパンまであった。

だが調味料等は無いしガスコンロは無かった。・・コンロのスペースはあった。

何だろ?この・・・格式というかキッチンとはこうだからこのモノを置く・・・・・・・・・・・・という感じだ。

水道は無し(当たり前だ)

でも流し台はあるんだよな~


空き部屋は空き家だ。地下室も無い。

スライド式のガラスの無い木窓はあるがな。


寝室は流石にふかふかベットは無かった。

すのこベットに毛皮らしき物が3枚置いてあった。


触って見るとびっくりするぐらい柔らかい。

硬いとは違う、しなやかな毛で長さは・犬ぐらい・・


(犬じゃないよな?)


俺は触るのをやめ毛皮をゆっくりと丁寧に空き部屋に持っていく。


今日は疲れた。ゆっくり寝たい。ハンガーらしき物を使ってスーツをかけ、すのこベットに横になる。


「スキルウィンドウ」


名前 黒須 黒夜

種族 人間

レベル 1

スキル 鑑定 マップ

呪文  無し

魔術  無し


これだよ・・・何なんだ?何で思ったり欲しいモノがスキルになる?


「どうせなら帰らして・・」


そう言おうとして俺は思った。


帰ってどうする?


両親も居ない

恋人も居ない

貯金も少ない

仕事もきついし

楽しみも少なかった


(・・・友人ぐらいだな・・)


友達は居た。すごく仲のいいヤツだ。そいつも人生に疲れていていつも仕事やめたい。二次元最高!異世界転移するわ。って言ってたな。


「どうせなら、チートを持って友人の将太もくればいいのに」


どうせ意味無い事だ。

もし言った通りになるなら最高だ。無ければ別に普通だ。


もう寝よう・・・明日は飯を自分で作ろう・・








~将太サイド~


はぁ・・ツレのクロが居なくなって1ヶ月経った。

仕事に行く途中に居なくなった。

家に荷物あるしまず俺へ何の連絡も無かった。


思ったよりショックだ。

俺とクロは幼馴染だ。

喧嘩した事もあったが直ぐに仲直りした。


あいつは細かい事を気にしすぎでいつか潰れるんじゃないかと心配していた。

消えた日の来週辺りに遊びに誘ってやるつもりだった。

クロはライブは行った事無いし興味は無いが一度連れて行ってやるつもりだったんだ。


俺はそんなに頼りなかったかな?

俺も仕事で大変だったがクロの相談位は聞く時間は取れる。



なぁクロ。どこにいるか知らんしお前の事だ。フラッと戻ってくるかもしれないな。

警察にお前のパソコン持ってかれたぞ?すまんな。ハードディスクは無理だった。

死んでないか・・・


俺にぐらい相談しろよ。





~三紳サイド~


『どうする?』

『流石にちょっと無理かな?』

『まず無制限に叶えるのか?』






『じゃあこうしよう。ポイント制にしよう。ポイントで願いを叶える』

『わかりました。それならクロ様も納得するでしょう』


『この友人はどうする?流石にマスター怒るんじゃあ』

『確かに別の世界からの呼び出しですからね』

『まずは向こうの世界を探して向こうの神に直接聞いてみる?』

『そうするか・・』



『・・・許可出た・・』

『うっそ!?』

『なんか、むしろ数百人単位で魔力と交換して欲しいらしい』

『・・・マスターと大違いですね』

『なんで魔力?』

『きっと無いから欲しいのでは?』





『じゃあまず友人に聞き、こっちに着たければ呼ぶ』

『クロさんはポイントを溜めると願いを叶える』

『ぐらい?また調整調整でいいかな?』

『そうだな。で誰が交渉しに行く?』

『・・・・・』

『・・・・・』

まあ書きますが

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