始まりの日
色々な種族と色々なアイテムが書きたくて書きました。
意見や読みにくい等あれば言ってください。
空は真っ黒な雲に覆われ真っ黒な雨が絶え間なく大地を洗い流し雷鳴が途切れることなく響く。
まるで黒雲海を電龍大群が大雨を降らしているようだ。
大地には建物どころか草一本見当たらない。
酸性の雨が長い間降り続け大陸は既に島サイズにまで溶けていた。
海は黒く粘り気があるように見え、いたる所に町を丸ごと飲み込んでしまいそうな大きな竜巻と地獄へ繋がっていると錯覚するほどの大渦が渦巻いている。
竜巻は黒海と黒雲を繋ぐ道見え、上は雷龍下には地獄の穴見える。
そんな世界にローブを着た20歳程の黒髪の長身の男が空に浮いていた。
「・・・・どうなってるんだ?」
男はこの空気すら死んでいる世界で唯一生きている存在だった。
「俺が引きこもってる間に何があったんだ・・・」
男は知らないがこの世界はもう生物は絶滅している。いや正確には絶滅していた。
ありのままを話すぜ・・・とんでもなく久し振りに外に出たら世界が終わっていた。
俺には何がなんだかわかんねー。
「とりあえず《メモリー》・・・・はぁ?」
スキル《メモリー》はモノの記憶を見る事が出来る。
《メモリーLV10》で地球から何があったか覗いたらとんでもない事になっていた。
突然だけと俺こと【黒須 黒夜】(クロス クロヤ)あだ名なクロという。
俺は昔からゲームが大好きで色々なゲームをした。
特にやりこんだのはRPGだ。
RPGではレベルを初めての街でカンストさせるタイプだ。
某ゲームで幼年期に魔法使いに負けるイベント戦闘に勝ったのはいい思い出だ。(バグったがな!)
このはじめの街でレベル上げを現実でもしてしまった。
俺は大昔気づいたらこのファンタジーな世界に来ていた。
今はなんもないけどな!
昔は緑が生い茂っていたんだよ!
時代は中世位で魔物やスキル等あったんだよ!
俺はその時、気がついたら草原にいて色々あって錬金術・・・この世界では混ぜ術とい言われていたがそのスキルがある事に気がついた。
この錬金術のスキルがおもしろ過ぎた。
例えばポーションも作ろうと思えば同じ素材で数種類も作れた。
入れる工程や材料に手を加えたり(乾燥等)それだけで効果がガラリと変わったりした。
そのせいで時間がいくらあっても足りなかったし別に貴重な素材等無くてもぶっ壊れた効果の物等が作れた。
俺は自分で言うのもなんだがやりすぎた。
妙な連中や別世界の神だかの勢力だの周りや世界が煩わしくなったので空間に隙間を作りそこにこれでもかと素材やらを入れ引きこもった。
『マイルーム』と呼んでいるこの空間は俺が作り出した空間でかなりの広さがある。
この『マイルーム』で栽培したり育てたり配合したり作ったりしていた。
途中で不老になったし秘密兵器等を作り遊んでいた。
植物だけで数千種類もある世界だがいつか終わりが来る。
あらかたやり尽くした俺はほとぼりも覚めているだろう。ここまで強くなったし旅にでも出るかとワクワクして外に出たのが1時間前。
俺がゆっくり旅をしようたしていた世界は滅んでいた。
話を戻すが世界には色々な脈がある。地脈、水脈、龍脈等(ちなみに龍脈は龍は関係無い)
ボロボロだがまだかろうじて残っていた地脈の記憶を見てみる。
1文明が発達しまくった。
2魔力が源の魔法と科学が混ざった文明になった。
3どっかのアホが魔力を消す技術を広める。
4精霊や魔物が消え文明が機能しなくなる。
5数少ない資源を奪う為、大きな戦争になった。
6植物がなくなり環境がやばくなる。
7星はボロボロになり手遅れに。
8最後は星を捨て空に消えた。
9今ココ
なにそれ?アホ過ぎる・・・ファンタジーしていたのにSFになっていたでおじゃる。
これからどうしよう?
「マジかよ・・・・」
つまりこの世界・・いやこの星はもう死んでしまっている。
自然も無いし魔力も無いこの星に新たな生命が生まれる事はまずないだろう。
それこそ隕石で環境が変わる事や微生物が違う惑星から入って来る事や惑星が爆発等レベルの影響が必要だろう。
まさか3000年程で世界がこんなになるとは夢にも思わなかった。
(2000年は余裕だと思ったし3000年でも大丈夫だと思ったんだがな・・)
元の世界の知識がアダとなってしまった。
「どうするか・・・」
別の惑星に行く
いや、まず人型のいる惑星を見つけるのも大変だしパス。
並行世界に行く
ありだが保留かな。
過去に戻る
非常にありだがどこまで戻るか迷う。
未来に賭ける。
無いな。この星にもう生命は新しく生まれないだろう。
それこそ誰かが・・
「あり・・・か?」
この世界には夢の亜種族等が全くいなくてガッカリしていた。
『マイルーム』には進化した(さした)獣人から何まで色々な種族がいる。
アニメ等みたいにいろんな種族のいるファンタジー世界を一から作る。
大陸創っく山作って森生やしてダンジョンとか海底都市とか空中都市とか・・・
「ありだな!ありあり!」
目標が決まったな!俺は
「ここに新しい世界を創ろう!」
読んで頂きありがとうございます。
次は創った世界を書いていきます。